[なんで??] バーにある暗黙の「変なルール」

バーあるある

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

みなさまが働いていらっしゃる職場、業界には暗黙のルール的なものってありますか?

きっとありますよね?

他のお仕事をされている方は絶対に知らないルール。

 

 

そのルールの中でも、「なんでこんなルールがあるんだろ?」「どうしてこういったルールができたんだろ?」「てか、このルール、間違ってない?」と、不思議に思うルールも中にはあるのではないでしょうか。

 

 

僕は「バー」という空間、業界に住み続けて早14年目になりますが(2020年現在)、みなさまと同じように「暗黙の変なルール」がたくさんあることに違和感を覚えています。

 

 

僕:「え?別によくない?」「なんでダメなんだろ?」「そのルール、やっぱ変だ!!」

 

 

なんて日頃から感じているルールが、「バー」にもたくさんあるんです。

 

 

そう感じるのは、お客様の口から「バーでは○○はしちゃだめなんだよ!!」「バーでは○○するべきなんだよ!!」みたいな話を多く聞いてきたからです。先輩から教わったのか、別のバーテンダーさんからのご教授なのか、はたまたネットでの情報なのかはわからないですが、まあよく聞く「暗黙の変なルール」がたくさんあるんです。

 

 

ということで今回は現役BAR屋で、いままでの「バー」という空間にはびこってきた変なルールに一石を投じ続けている僕が、『[なんで??] バーにある暗黙の「変なルール」』と題しましてお話させていただきます。

 

 

決してメニュー表に載っているわけではない、でもお客様の中で決まっている暗黙の変なルールを7つご紹介しつつ、BAR屋歴14年目の僕が実際に現場で感じてきたことを意見として織り交ぜて解説をしてみます。

 

 

さ、「バー」の世界の面白いルールをご堪能くださいませ。では!!

 

 

[なんで??] バーにある暗黙の「変なルール」

 

 

①ガヤガヤ騒いではいけない

「バー」は「ジャズが流れる静かな空間」的なイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。たしかに、紳士淑女がロマンチックにお酒を飲む場所であることは間違いないのですが、お店のキャパがそれなりに広いバーであれば小団体様(4名様〰10名様)がご来店されることも珍しくありません。

 

 

で、あなたがもし仲間内10名で飲み会をしたとするじゃないですか。そこで静かにコソコソ話しながらお酒を飲むことなんてできますか?自然と声が大きくなっていき、盛り上がった時にはガヤガヤしてしまうと思うんです。

 

 

「バー」だからといって、なにもガヤガ騒いじゃダメなんてルールはちょっとだけおかしいんです。だって10名で飲んでてお葬式みたいなノリで2時間過ごすとか無理じゃないですか??笑

 

 

なので、盛り上がる分にはバーだろうがどこだろうが問題ないです。ただ、他のお客様に迷惑がかからない程度にすればいいだけです。そこのさじ加減はどう表現していいかは難しい話なんですが、たとえば「一気コールはしない(モラル的にもNGですが・・・)」「パーティーゲームはしない」「『ウェーイ!!』『かんぱーい!!』みたいな奇声を発さない」くらいの決め事さえ守れたら、「会話をして、笑って、お酒を飲む」のは至極当然の宴会の流れなので、あまり過剰に考えすぎなくても良いと感じています。

(※もし過度な騒ぎ方だとお店側が判断すれば一言声がかかりますので、そこでひとつ学べるってのもあります)

関連記事:現役BAR屋が徹底解説!「バーは敷居が高い!」は本当か!?

 

 

②下品な話題は避けるべき

下ネタや性的な話もバーではタブー視されています。たしかにあまりオススメはしませんし、「ぜひぜひ下品な話をしましょう!!」なんて風にも思ってはいないんですけど、もし他のお客様がいらっしゃらない状況の時にちらっと話す分にはなんら問題ないことです

 

 

「下品な話題は避けるべき」と言われている理由は、「他のお客様が不快に思われることはすべきではない」ということです。好き嫌いが特に分かれる話題なんで。だったら、他のお客様がいらっしゃらない時間帯であればいいんですよ、だって他のお客様に迷惑がかかることなんてないんですから。

 

 

ちなみに、僕が働いているバーには下ネタ大好きなお客様がいらっしゃいますが、他のお客様がいらっしゃらない時にはバシバシ下ネタを言ってくるのに、他のお客様がいらっしゃった瞬間から話題をガラリと変更してくれます。なので、いまも仲良くさせていただいております。ま、別に下ネタなんてひとつも聞きたいなんて思ってないってのが本音ですが笑。

(※もしバーテンダーが下品な話題に拒否反応を示している場合は速やかにやめましょう。100%嫌われて、今後『塩対応の刑』に処されます)

 

 

 

③合コンで使用すべきではない

①ガヤガヤ騒いではいけないの箇所でも申しましたが、「会話をして、笑って、お酒を飲む」のは至極当然の宴会の流れなので、バーで合コンだって悪くない、いや、むしろ女の子的には「え?バーとかステキ!!」「バーって行ってみたかったんだよね!!」くらいの高評価をゲットできる絶好のチャンスのように思います。

 

 

もちろん、バーは「ジャズが流れる静かな空間」というイメージに沿った盛り上がり方をしましょう。王様ゲームはせずに、一気コールもせずに、男の子の話術とお酒の力、「バー」という空間力を掛け合わせて最高の合コンにすればいいだけです

 

 

かんたんですよね?世の男性諸君様たち笑。

 

 

④隣のお客様に絡んではいけない

「お客様はだれしもが、自分の時間を楽しみにバーへ来ている」。

 

 

たしかにその通りです。反論の一つもございません。

 

 

ただ、もしあなたとバーテンダーさんが話してて、その同じ会話の内容で隣のお客様とバーテンダーさんが盛り上がったとしたら・・・。つまり「バーテンダーさんを軸として二人のお客様が会話の内容で繋がった時」には、あなたが隣のお客様に声を掛けることは別になんの問題もないです。むしろ、同じ会話の内容だってことは少なくともあなたに声を掛けられた側も「え!?なんですか!?」みたいなビックリしたリアクションにはまずならないです。

関連記事:[男性向け] バーにて、隣に座っている女性に声を掛けるのはあり?なし?

関連記事:[女性向け] バーにて、隣に座っている男性に声を掛けるのはあり?なし?

 

 

やってはいけない絡み方は、「なんのきっかけもないのに急に絡み始めること」だけです。酔った勢いとか、ナンパ目的とか、相手側は「急になんですか!?」って確実に思ってしまうような絡み方だけは避けましょう。もしそのような絡み方をすれば、バーテンダーさんから一喝されます。最悪、「要警戒客」扱いされるのがオチです。自分の評価を自ら下げる行為はやめましょう。

関連記事:バーで「出禁」にされるお客様の3つの特徴

 

 

⑤ウイスキーorカクテルを飲むべき

お客様:「せっかくバーに来たんだから、ウイスキーかカクテルを飲むべきだよ!!(´▽`*)」

 

 

上記は、バーではよく聞くフレーズのひとつです。たしかにウイスキーやカクテルが「バーらしい」心臓部分的な商品であることは間違いありません。

 

 

ただ、ビールだってバーで飲めばいつもより何十倍もおいしく召し上がることができます。だって、僕たち、お酒のプロなんで笑。

 

 

「きめ細やかな泡」「ピカピカのきれいなグラス」「適切な温度管理」の三拍子がそろった上でサーバーから注がれるビールは、居酒屋さんでは味わえない極上の味なんです。ほんとにコレ、間違いないんです。

関連記事:[大丈夫?] バーで「とりあえずビール!!」はあり!?なし!?

関連記事:ビールが苦手な人は、プロが注ぐ樽生ビールで価値観が変わる!?

 

 

ま、BAR屋が根本的に思うことは、「好きなお酒で楽しんでくださいよ!!」ってことなんですけどね。

 

 

たとえば、

とある焼肉屋さんのオススメが「カルビ」だったとしても、本当はトントロが好きだったりセセリが好きなのであれば、別にトントロやセセリでその場を楽しめばいいじゃないですか。

とあるイタリアンレストランのオススメが「本日のパスタ」だったとしても、本当はピザが好きなのであれば、別にピザでその場を楽しめばいいじゃないですか。

つまり、「好きなものを好きなように嗜む気持ちを忘れないことがいちばんステキな時間を過ごすことができる」ってことです。

 

 

⑥バーテンダーとはお店の中だけの関係であるべき

バーテンダーとお客様。

カウンター越しの関係。

この境界線を強めに意識する風習がいまだありますが、そんな境界線はあるようで実は一切ありません。

 

 

もし、バーテンダーとお客様同士の趣味が一致した時、それはカウンター越しの関係から一歩先の関係、つまり「趣味で繋がった友人」になることはごく自然な流れだと思いませんか?たまたま出会った場所がバーだったってだけです。なので、もしお近づきになりたいバーテンダーさんに出会ったのであれば、それは素直な気持ちを伝えましょう。新しい人生の友人がひとり増えるかもしれません。

関連記事:[ありなの?] お客様はバーテンダーとプライベートで会うような友達になれる!?

 

 

⑦ムダに長居すべきではない

「カッコイイ男は、さっと飲んでさっと変える。これがバーでのルールだ!!」

 

 

たしかにカッコイイです。飲みたいものをサクッと飲み、かるーくバーテンダーさんと会話をし、飲み足りたら「チェックで!」なんてスムーズな流れができるお客様は。

 

 

ただ、バーはカフェのご利用理由に近しい部分もあります「ゆっくりと自分の時間を過ごす」「自分と向き合う時間に充てる」「非日常空間を楽しむ」みたいな。

 

 

カフェでは、珈琲を飲み終わってからも席に座ったまま本を読んだり、スマホを見たりしているお客様がたくさんいますよね?それ、別にバーでやっても良いんですよ。「ムダに長居するべきではない」という風習は、お話をしに来ているお客様や、あまりお酒が得意ではないお客様がバーに馴染めない理由のひとつだと考えています。

 

 

ま、長居といってもそれ相応のお店への気遣いは大事ですが。さいきん、カフェでも「2時間までのご利用とさせていただきます」というポップが置いてあったり、席に案内されるときに店員さんから説明を受けることも増えました。その辺については別記事にてお話させていただいております。

関連記事:[イケてるお客様になろう!] バーで過ごす滞在時間の教科書

 

 

まとめ

バーにある暗黙の「変なルール」についてお話させていただきました。

 

 

 

 

 

 

僕は「バー」という空間をもっと肩ひじ張らずに過ごせて、さまざまな方が行くことに対してあれこれ迷ったり臆病な気持ちを持ったりしないようにしていきたいと考えております。その一環としてこうやって多々このサイトにてあれこれ書きまくっているわけです笑。

関連記事:バーはお酒を飲む場所じゃなくて、人生における「サードプレイス」

 

 

「バー」は楽しいですよ。自分の口に合ったお酒を教えてくれますし、さまざまな話ができますし、お客様同士の偶然の出会いだってあります。

 

 

なので、暗黙の変なルールは、ま、気にせずにバーでのステキな時間をどうぞお楽しみくださいって感じです。

 

 

おわり。

関連記事:20歳になったらバーへ行け!そこにはキミの未来に必ず影響を与える宝があるから。

 

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yuki_nicccy

札幌のピアノバー”STYLISH D”の店長。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。