「グラスの淵についているフルーツはどうすればいいですか？」という質問に答えてみます

2019年10月31日2020年4月5日

「バーに行ってみたい！」ってちょっとでも思ったあなたへ

こんばんは(*^-^*)西舘です。

バーでとあるカクテルをオーダーしたあなた。そのカクテルにはグラスの淵にフルーツが添えられていました。

あなた：「おしゃれー！でも、このフルーツ、食べるのかな？中に入れるのかな？」

フルーツをどう取り扱うべきかを知らないあなたはただただそのカクテルを見つめていました。

こんなシチュエーションに遭遇することがバーではよくあります。なので、今回は現役BAR屋で、好きなフルーツは「地球にあるものすべて！」の僕がスマートにあなたがカクテルを楽しめるように「グラスの淵についているフルーツの取り扱い方」について解説させていただきます。さっそく始めます。では！

結論から言いますと、「レモン&ライムの場合は搾る！それ以外は食べる！」です。

レモンとライムは完全に「搾る用」です。カクテルに酸味を加えて味を調えるために添えられているので。てか、そのまま食べたら酸っぱすぎて無理ですよね笑。

それ以外のフルーツ、たとえばオレンジやグレープフルーツの場合は食べちゃいましょう。レモンやライムのように搾っても構いませんが、サイズ的に絞ってしまうとグラスの中の水分が溢れてしまったり飲むときに邪魔になったりすることが多いです。

ただ、すべてに共通していることは「お客様のお好みで」ということです。

レモンやライムの酸味が苦手な人や、一口飲んで十分な酸味が感じられるのであれば別に絞る必要なありません。オレンジやグレープフルーツも別にお腹がいっぱいだったりあまり好きじゃなければ食べなくたって構いません。つまり、フルーツが邪魔であればグラスから取り外してしまって大丈夫です。

（実際にフルーツはすべて取り外すお客様はたくさんいます）

また、スライスされたフルーツの場合は搾るにも絞れないし食べるにはボリュームがなさすぎるので、こういった場合はグラスの中へ入れてしまえばいいです。氷と氷の隙間へシュッと差し込めば完了です笑。

「グラスの淵についているフルーツはどうすればいいですか？」という質問に答えてみました。

「レモン&ライムの場合は搾る！それ以外は食べる！」

厳密なルールやマナーはありません。なのできっちり守る必要なないんですけど、もしバーで悩んだ時は今回の内容を思い出していただければと思います。

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。