[勉強が優先?] 立派なバーテンダーになるには専門学校へ行くべき?

素敵な人気「BAR屋」になるには?

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

高校三年生になったあなた。あと一年でこの学校も卒業、新しい人生のステージに進むために決めておかなければいけないもの、それが進路です。

 

 

あなたには夢がありました。それは以前観たドラマがきっかけで、初回の放送を見終わったあとに心の中でなにか芽生えたような感覚に陥ったんです。

 

 

あなた:「僕、将来バーテンダーになる!!」

 

 

ドラマの中でバーテンダーがシェイカーを美しく振る様子や、お客様に対して気の利いた会話を繰り広げている姿があまりにカッコよくて、将来の夢にまでなってしまったあなた。進路相談の時に担任の先生に夢の話をしたところ、先生はあなたの夢を応援してくれました。

 

 

あなた:「僕、高校を卒業したらバーテンダーになります!

先生:「お!バーテンダーか!いいじゃないか!はやく私にも何か作ってもらいたいものだ(*´▽`*)あははは」

あなた:「(先生、理解ありすぎて笑えるぜ!)」

 

 

高校を卒業したらバーテンダーになる。さっそくいろんなバーに「働かせてください!」と直談判でもしにいこうかとあなたは考えていました。

 

 

あなた:「先生、どこかステキなバーを教えてください!『働かせてください!』ってお願いしてきます!」

先生:「おいおい、すぐに現場で働く気か?ま、それもありっちゃありだが、まずは専門学校で基礎から勉強するのがいいんじゃないかい?たいしてお酒の知識もないだろ?お客様へのサービスだって全くできないはずだ、急に現場に入ったって大変だと思うぞ!」

あなた:「え!?バーテンダーの専門学校なんてあるんですか!?」

 

 


美容師になるための美容専門学校があるように、

歌手になるために音楽の専門学校があるように、

実はバーテンダーになるための専門学校も存在するんです。あまり知られていないかもしれないですが、「サービス全般」「カクテルメイキング」「お酒の基礎知識」などなどを一気にまとめて勉強することができるステキな学校です。

 

 

あなたは実際のバーで経験を積みながら成長していくことしか頭の中に浮かびませんでしたが、バーテンダーの専門学校があることを先生から聞いて、「どっちにしようかな?」と迷っています。

 

 

ということで今回は現役BAR屋で、バーテンダーとは全然関係のない某大学の心理学部をギリギリ卒業して今に至る僕が、「 立派なバーテンダーになるには専門学校へ行くべき?」というお話をさせていただきます。

 

 

基礎知識を手に入れてから実際のバーで働くべきか。

最初からリアルな現場で経験を積むべきか。

僕がBAR屋歴14年の経験をもとにオススメのバーテンダーへの道をご紹介します。では!

 

 

[勉強が優先?] 立派なバーテンダーになるには専門学校へ行くべき?

結論から申しますと、「専門学校へ行くよりもバーで働く経験を優先すべし!」です。

 

 

あなた:「お!勉強するよりも経験の方が大事ってことですか!?」

 

 

そうです、経験に勝るものはありません。バーテンダーはお客様にお酒を提供し、そして全力でサービスをさせていただくお仕事です。お酒の知識もサービスのイロハももちろんとても必要なものですが、リアルなバーでの経験以上にあなたが最速でバーテンダーとしてアップデートしていく道はないんです。

 

 

たとえば、どんなに好きな異性を口説き落とすテクニックの動画やブログを見漁っても、付き合うことはできないですよね?付き合うことができるのは結局どれだけ実際に好きな相手に対してアプローチしてきたか、つまり、机上の空論よりもリアルな現場での経験の方が目標を達成することができる確率が高いってことです

 

 

また、お酒の知識やカクテルを作るための技術はあくまで「業務」として必要な能力でしかありません。バーテンダーとしてもっとも大切にしなければいけないことは「人間性」です。そして、「人間性」の向上にもっとも必要なことは「経験」です。

 

 

どんなにお酒の知識がずば抜けていても、

どんなにステキな振る舞いができたとしても、

人間性に優れているバーテンダーでなければそれは小綺麗に見せることができるピエロみたいなもんです。

 

 

結局は「何ができるか」ではなくて、「誰がするか」という部分でお客様は通うバーを選んでいます。そして、「誰がするか」を強くお客様に印象付けるためには、実際にバーのカウンターに立たなければ何も始まりませんし、人間的な成長速度も上がりません。

 

 

カウンターに立てなかったとしても、ホールでサービスをしているだけでもあなたの存在は多くのお客様に知れ渡っていきます。カクテルのひとつも作れなかったとしても、お客様との会話をきっかけに接点を作ることができますし、あなたの下積み時代を見てくれているお客様はあなたが成長した時に必ずあなたのことを可愛がってくれるはずです

 

 

お酒の知識なんて学校に行かなくてもいくらでも手に入ります。先輩に教えてもらうのも良し、読書するのも良し、YouTubeで勉強するのも良しです。学校に通う年月に実際のバーでの経験を積めば、専門学校に通ってからバーテンダーになる人よりも圧倒的な先行者優位ですよ。

 

 

まとめ

「立派なバーテンダーになるには専門学校へ行くべき?」というお話をさせていただきました。

 

 

「専門学校へ行くよりもバーで働く経験を優先すべし!」です。

 

 

バーでの経験以上にあなたがステキなバーテンダーになるためにもっとも効果的な方法はありません。どんなに勉強しても、結局は「人と人との繋がり」がバーという場所を長年支え続けている本質なんです。

 

 

僕だって、なんの知識もない状態からバーで働き始めました。もし大学を辞めて専門学校に入りなおしてなんかいたら、今の自分を支えてくれているお客様とも知り合えなかった。何もできなかった自分を見守り続けてくれたお客様がいたからこそ、今の自分がいますし、店長なんていうステキな役職までいただくことができたんです。

 

 

勉強は働きながらすればいいんです。

貪欲にお客様との接点を作っていき、あなたが成長して美味しいカクテルの一杯でも作れるようになったら、精いっぱいの気持ちを込めてお客様のもとへ届けてあげてください。

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌のピアノバー”STYLISH D”の店長。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。