こんばんは(*^-^*)西舘です。
「バーテンダーとして働きたい!」
「バーテンダーって恰好よさそうだからバイトしてみたい!」
なんて考えているあなた。格好いいスーツやジャケットを羽織ってシックに決めるバーテンダーもいいな、ラフな格好で街の素敵なお兄さんお姉さんとして働くバーテンダーもいいななど、あれこれ想像するとウキウキしてしまいます。
実際にバーテンダーといってもたくさんのスタイルがあって自分の理想的なスタイルを選ぶことができる、そこもバーテンダーという仕事の魅力でもあります。比較的自由に自分を表現できる、それって多くの人が求めている理想の仕事像なんじゃないかなって思うので僕はいつもバーテンダーという仕事をひたすらにオススメしている次第でございます。いつでもウェルカム。
ってことで今回は現役バーテンダーの僕がバーテンダーを志そうと考えているあなたへ「バーテンダーになりたい人が実際に働く前に勉強しておくべき3つのこと」と題してお話させていただきたいと思います。何も準備せずに働き始めた人よりも確実に一歩先を行ける、そんなお話。
「誰にも負けたくない!」
「早く仕事に慣れたい!」
なんて方は一読のほどぜひ。では!
バーテンダーになりたい人が実際に働く前に勉強しておくべき3つのこと
①カクテルの種類
バーテンダーになって最初に躓くことって「カクテルの種類が多すぎて何が何だかわからない」ことです。ほぼほぼ横文字だし、色も様々。「これ、あのテーブルのね!」って言われても「てかこれってなんてカクテルですか?」とひたすら聞く日々が待っています。
ですが、事前にカクテルブックを軽く眺めているだけで案外いろいろなカクテルの情報が頭に入ります。たとえば、「キューバリバー」というカクテルがあるのですが、僕は最初このカクテルのページを見た時に「面白い名前だなーキューバの川って!」とか感じたものです。で、実際に働き始めたバーのメニューを見て「あ、これ本で見た!」とその時思い出すわけです。つまり、一から名前やレシピを覚えるカクテルがひとつ減る+事前に予習したことによる自信が手に入るんです。
(ちなみにキューバリバーの「リバー」は「川」という意味ではなくて「自由」という意味です)
別に「全部覚えよう!」なんて気を張らなくても大丈夫です。暇な時間にただなんとなく眺めるだけで良いんです。何回も見ているうちにどんどん目に焼き付いていきますし、レシピも何だかわからなくても「なんか3つくらい混ざってたよな」くらいのイメージはできるようになります。それだけでもいざ「作ってみましょう!」ってなった時にはかなり楽です。
②敬語
バーテンダーは広く言えば「接客業」です。そして接客業に必要な知識、それが「敬語」です。ですので事前に勉強しておいた方がいいです。特に日頃タメ口なかり使っている生活を送っている人は急にお客様に敬語なんて使えません。必ずどこかでボロが出て最悪「なんだあいつ!」「生意気だな!」なんて印象をお客様から持たれてしまう可能性もあります。簡単にで構いません。たとえば「接客7大用語」なんてものがあるんですけど、それだけ知っておくだけでもお客様からの印象は格段によくなります。バーテンダーを始めたばかりの頃って基本的にお客様からも先輩からもナメられてるんで笑。ちなみにレベルが高い敬語はのちのち先輩に教えてもらいましょう。最初の頃は基本ができていて、あとはちょっと拙いくらいがお客様からも可愛がられます笑。
(ちなみに僕は入社当時、敬語がぜんぜん使えていなかったらしく、幹部から直接名指しでディスられたこともあるくらい苦労しました)
関連記事:店舗サービス力抜き打ちテストにて社内で唯一名指しでディスられた話
③トーク術
バーテンダーはお客様との会話を重要視する仕事です。お酒を飲みに来てる傍ら、バーテンダーと話をしに来ているお客様もたくさんいらっしゃいますんで。なので、人と話すことに関しての勉強、つまりトーク術を磨いておいた方がいいです。ま、勉強したところですぐに流暢に会話のキャッチボールができるようになるわけではないですが、知らないより知っている方が確実に成長スピードが速いです。
具体的にトーク術を勉強する方法として僕はお笑い芸人さんの動画をたくさん観ました。特に勉強になったのは「さ〇ま御殿」と「H〇Y!H〇Y!H〇Y!」ですね。無料で観れるカリスマトークセミナーですよ笑。どのように場を盛り上げているのか、どのような切り返しで笑いを取っているのかを考えながら観るとまた違った面白さがありますし、そっくりそのままパクッてお客様に話を振ってもかなり場が和みます。あとは周りにいる陽キャの人の口癖をマネするのもいいですね。僕はもともと根暗中の根暗(今もあんま変わらないですけど笑)でしたが、口にする言葉を少し変えるだけで気が上を向くような感覚を覚えました。それからは自分で勝手にテンションが上がって楽しくなって、お客様に話しかける行為のハードルが下がりました。
関連記事:元不登校生がバーテンダーになってどんどん明るくなっていった、たったひとつの方法
まとめ
バーテンダーになりたい人が実際に働く前に勉強しておくべき3つのことについてお話させていただきました。
バーテンダーは覚えることがたくさんあります。そして、技術的な勉強もしなければいけないですしその技術の向上のために経験も積まなければいけません。何よりお客様に覚えていただかなければいけません。などなど、実際にバーで働くことになるとなかなか多くの時間を自由に使うことができないんですよね。「一杯どうぞ!」とお客様からお酒をいただいた夜は家に帰ったらすぐに眠たくなりますし、慣れない生活を始めた頃はカラダが重たかったりするものです。
「だったら先に予習しとけばいいんじゃない?」
というのが僕があなたにお伝えできる必殺アドバイスです。ぜひ参考にして素敵なバーテンダーを一緒に目指していきましょう。
yuki_nicccy
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