[賛否覚悟でモノ申す!!] バーでチャームは嬉しい!?要らない!?

nicccyの「経営論」

こんばんは(*’▽’)、西舘です。

 

 

数多くの居酒屋さんでは、席料も兼ねた”お通し”が提供されます。これは「おひとりさま○○円の席料を頂戴するので少しだけ”お通し”(おつまみを意味する)お出しします」という、お店側からのメッセージ兼サービスです。

 

 

そして、バーでも居酒屋さんと同じように席料(←バーではよく「シートチャージ」と言われています)を頂戴する代わりに”チャーム”(←居酒屋さんで言う”お通し”)が提供されます。カンタンな乾き物が提供されるバーもあれば、チーズやサラミのようなものや、煮物や焼きたてのパンが提供されるバーもあります。

※あまりピンとこないなーって方はこちらの記事にて。

関連記事:バーで発生する「チャージ料」ってそもそも何?

 

 

 

はい、サラッとチャームについてお話させていただきましたが、実際、お客様・・・

 

 

「チャームって制度、どう感じていますか!?

 

 

ここで現役バーテンダーの僕が、今までお客様との会話の中で聞いてきたいくつかの”チャーム”についてのご意見を発表させてください。

 

 

Aさん:「席料だけ払うのはなんか嫌だからチャームは当たり前じゃないですか!!

Bさん:「チャームはありがたいですね!!

Cさん:「チャームはなくていいから席料をなくしてほしい!!

Dさん:「席料関係なくチャームは要らないかな!!

Eさん:「うーん、別にどっちでもいいんじゃないですかね!!

 

 

このようなご意見が乱立しているのが”チャーム話”の現実です。ま、さまざまなご意見があることは当たり前ですよね、そして面白いなーってところでもあります。

 

 

ということで今回は『[賛否覚悟でモノ申す!!] バーでチャームは嬉しい!?要らない!?』というお話をさせていただきます。

 

 

2006年の冬からバーテンダーとして活動してきた僕が、「僕の思うこと」と「お客様のご意見をもとに考えていること」を合算したうえで出した答えです。これからバーを開業したいと考えている方にも参考になるような内容になっていますのでよろしければお付き合いください。では!!

 

 

[賛否覚悟でモノ申す!!] バーでチャームは嬉しい!?要らない!?

結論から申しますと、

 

 

「チャーム、要らなくないですか??

 

 

はい、「チャーム不要論」を唱えている派閥な僕です。

 

 

理由としてはただひとつ、超絶シンプルな意見です。

 

 

「だって、好きなもの出てくるかわからないし、好きじゃないものだったら食べるのシンドイし、お腹いっぱいなら地獄だし、もし食べたかったら自分で選ぶんで」ってところがお客様真意だと思うから

 

 

です。

 

 

チャームはバー側が主導で用意するものです。お客様のお好みに合わせて提供してくれるバーはほぼないわけですよ(←稀に選べるバーもありますが・・・)。つまり、「もし苦手なものが出てきたら最悪」なんです。

 

 

実際、一緒にバーへ行ったお客様はチーズが苦手だったんですけど、全力でチーズが提供されたことがあります。はい、僕が代わりに食べました。僕が代わりに食べることができたからお残ししなかったわけですけど、もし僕もチーズが苦手だったら一切手を付けることもなかった。

 

 

なんか、お店に対して「ごめんなさい・・・」って気持ちになりませんか??

(僕は「食べ物は残すな!!」という教育を受けてきたのですごくそう思います)

 

 

また、めちゃくちゃお腹いっぱいの状態でバーへ来た時、「もう何も食べれない・・・ゆっくりお酒だけ楽しもう」という気持ちなわけですよ、お客様は。そこにオーダーしてもいないチャームが登場したならもうね、「(マジか・・・いまムリ・・・)」としか思わない。

 

 

たらふく焼肉を食べた後。

たらふく焼鳥を食べた後。

たらふくピザを食べた後。

 

 

何か食べたいと思いますか??

 

 

また、お酒好きなお客様は自らのこだわり、ポリシーみたいなものを持っている方が多いです。飲むときは何も食べない派閥の人もいれば、必ずおつまみと一緒にお酒を楽しむ方もいる。前者の人にはチャームが必要なく、後者の人にはチャームはありがたかったりする。ハマればサービスですが、ハマらなければありがた迷惑になりかねいわけです。つまり「チャームを出すことによるサービス成功確率は不安定極まりない」ってことです。

 

 

せっかくバー側がサービスだと思って提供したチャームが逆に作用したとしたら・・・

 

 

バーもお客様も幸せになれないですよね??

 

 

さいごに。本当におつまみを欲しているお客様は自ら好きな商品を別料金でオーダーしてくださります。お酒を飲む時間は基本的にリラックスタイムです。贅沢タイムです。息抜きタイムです。そんな時間は自分の好きなものでテーブルを囲みたいじゃないですか。減量している人はチートデーに鶏むね肉食べないし、回転寿司に行ったら好きなネタをオーダーします。つまり、「自分で食べるものは決めるから全然気にしなくていいですよ!!」ってところがお客様の本音であり、チャームの必要性を考える上でのキーポイントなのかなと思います。

 

 

まとめ

『[賛否覚悟でモノ申す!!] バーでチャームは嬉しい!?要らない!?』というお話をさせていただきました。

 

 

・僕は「チャームは要らない」と考えている派閥

・チャームは好きなものが出てくるかわからない、苦手なものが出てくる場合も多々あり

・チャームで苦手なものが出てきたら、お客様は残すことに罪悪感を感じる場合も多々あり

・満腹だったら何も食べたくないと思うもの

・本当におつまみが必要であれば別料金でオーダーしてくれる

 

 

 

「席料をいただいているのに何も出さないなんてありえない!!」とお考えの方もいることでしょう。気持ちはわかります、僕も正直そう感じるところではあるので。

 

 

ただ、実際にバーで働いてきた日々を通じて思ったんです。お客様のリアクションやご意見を聞いて思ったんです。

 

 

「チャーム、要らなくないですか??」

 

 

って。

 

 

最後はバーテンダーさんとお客様が決めることではありますが、こんな人もいますよーくらいに、お付き合いありがとうございました(*’▽’)。

 

 

おわり。

関連記事:バーが「チャージ料」をいただいている3つの理由

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。