バーで発生する「チャージ料」ってそもそも何?

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

出張先でたまたま見つけたバー。バーなんて行ったことがないあなたでしたが、「せっかくだし入ってみようかな!」とふと思い立って扉を開けました。

 

 

バーテンダー:「いらっしゃいませ!こちらのお席どうぞ!」

 

 

迎え入れてくれたのは30代と思われる風格抜群のバーテンダーさん。(僕も風格ほしいです笑)指示された席に腰を下ろしたあなたは慣れないバーの空気感のせいでキョロキョロ目を動かし続けていました。

 

 

そして、風格抜群のバーテンダーさんが声を掛けてくれました。

 

 

バーテンダー:「当店は初めてですよね?」

 

あなた:「あ、はい!たまたま見つけたので入ってみました!」

 

バーテンダー:「それはありがとうございます!当店ですね、チャージ料としておひとりさま1000円頂戴しておりますのでご了承ください

 

あなた:ちゃあじりょう?

 

 

チャージ料の意味を全く知らないあなたは「え!?これ、よくYoutuberがよく潜入するぼったくり店!?」なんて不安を覚えてしまいました。

 

 


ということでですね、バーでは「チャージ料」(シートチャージという店もあり)というシステムがあります。(すべてのバーで使われているシステムではないです)

 

 

「チャージ料って何?」

「10秒チャージ的な?」

(↑某ゼリーの広告の意味とは全然違います笑)

と思われるバー初心者の方はとても多いのではと思いますので、今回はお店でチャージ料700円をいただいている現役バーテンダーでの僕が「バーで発生するチャージ料ってそもそも何?」という質問にお答えさせていただきます。では!

 

 

バーで発生する「チャージ」ってそもそも何?

 

 

バーで発生する「チャージ料」(シートチャージという店もあり)というのは別名「席料」です。

 

 

「チャージ料」は店内に入って、椅子に座った時点で発生します。相場的には500円〰2000円といったところでしょうか。ちなみにですが、「ノーチャージ」といって席料が一切かからないバーもあります。「チャージ料」をいただいているのにはもちろん単純に「売り上げアップの為」という意味もありますが、そんな理由で納得なんてできませんよね?でも安心してください。「チャージ料」をいただくのにはそれなりの理由がありますので。

関連記事:バーが「チャージ料」をいただいている3つの理由

 

 

また、「チャージ料」がかかるバーの中には「チャーム」という簡単なおつまみを提供してくれる場所もあります。「チャーム」というのは居酒屋さんでいうところの「お通し」「突き出し」です。ナッツだったりドライフルーツだったり、中には生ハムや自家製のパンが出てくるようなバーもあります。

 

 

ちなみにですが、「チャージ料」という文化は日本特有なようです。(海外では「チップ」という、お客様の判断でスタッフにお金を渡す文化があるため)僕のお店にはたまに海外のお客様がいらっしゃるのですが、「チャージ料」の説明に時間を要すことが多々あります。「Why?」と言われそれで帰ってしまうお客様もたくさんいます。また、説明をせずにご飲食されたお客様からは「Why?」とひたすら言われ続けてトラブル寸前になったこともあります。(この経験をしてから入店時に必ずチャージ料の説明を徹底することにしました)

 

 

まとめ

 

 

バーで発生する「チャージ料」ってそもそも何かについてお話させていただきました。

 

 

「チャージ料」は別名「席料」で、店内に入って椅子に座った時点で発生します。バーに行き慣れているお客様からしたら気にならないかもしれませんが、初めてのバーに行く場合には事前に下調べをしておくとかかる予算が明確になりますよ。

 

 

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。