[他でやってくれ!!] ヤケ酒しにバーへ行ってはいけません。。。

「バーに行ってみたい!」ってちょっとでも思ったあなたへ

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

先日、大好きだった彼女にフラれてしまったあなた。付き合ってもうすぐ2年が経とうとしてた最中、突然の悲劇でした。気持ちの整理がつかずに意識朦朧。ひとりで過ごす時間が重たすぎて、思わずいつものバーへ向かいました。

 

 

バーテンダー:「いらっしゃいませ(*^-^*)」

あなた:「こんばんは・・・」

バーテンダー:「とりあえず今日は何にします??」

あなた:「ラフロイグをストレートで。あ、ダブルでください・・・」

バーテンダー:「ダブルなんて珍しいですね!!」

あなた:「今日は酔いたくて・・・聞いてくださいマスター(ToT)/~~~

 

 

お世話になってるバーのマスターにすべてを話したあなた。失恋のショック、心の痛み、落ち着かない時間、そのすべての思いを余すところなく・・・。

 

 

バーのマスターは何も言わずにずっとあなたの話を聞いてくれています。そのせいもあって、お酒を飲むペースが上がり気味なあなた。

 

 

あなた:「今夜はヤケ酒だァァァァッ!!どうにでもなれぇぇぇぇッ!!」

 

 


失恋って辛いですよね。自暴自棄になってしまったり、少しの間だけ人を信じることができなくなったりと、自分の中だけでは消化しきれない日々が続くと考えるだけでも嫌になるはずです。

 

 

そんな時に「ヤケ酒」した経験がある人、手を挙げてみてください。はい、たくさんいらっしゃることと思います。かくいう僕も経験があります。記憶がなくなるまで飲み、次の日は使い物にならなくなったことが。

 

 

ただ、自暴自棄な気持ちで「今日はとことん飲むぞ!!」なんてこと、バーでは絶対にしてはいけませんヤケ酒禁止なんです、バーって

 

 

あなた:「え??嫌なことがあってカウンターで酔っぱらってる男性のシーンとか、ドラマや映画でよくあるじゃないですか??あれって現実のバーでは見られないんですか??」

 

 

現実のバーでもよくありますよ。

 

 

ただ、マナー違反です。カッコ悪いです。やめたほうがいいです

 

 

ということで今回は現役BAR屋で、何度もカウンターで爆睡した経験をしてきた僕が、「ヤケ酒しにバーへ行ってはいけません。。。」というお話をさせていただきます。

 

 

ヤケ酒したい時、それは生きていれば訪れる場面かもしれません。ですが、ヤケ酒しにバーへ行くのはタブーである理由がそこにはあるのです。では!!

 

 

[他でやってくれ!!] ヤケ酒しにバーへ行ってはいけません。。。

ヤケ酒したい気持ちになることもあるでしょう。行きつけのバーにはお世話になってるバーテンダーさんもいるでしょうし、仲良しの常連様もいるかもしれません。ただ、バーはあくまで「お酒と空間を同時に楽しむ場所」です。ただやみくもに酒を飲み、酩酊状態になってもいい場所ではないんです。

 

 

酔いたいだけなら自分の家でどうぞ。

酔いたいだけなら友達の家でどうぞ。

「バーでお酒を飲む」という行為に対して「酔いたいから」という理由は通用しません。

 

 

また、カウンターで酔いすぎたお客様のほとんどが、他のお客様から冷たい視線を浴びます。なぜなら、俗にいうくだを巻く」からです。

 

 

くだを巻く」

良くわからないことをあれこれと言ったり、しようもないことを何度も繰り返ししゃべること。

[引用:weblio辞書様]

 

 

 

一言も愚痴を言ってはいけないとか、ネガティブなことを発してはいけないなんてルールは当然ないですよ??今回の話で言えば、「急にフラれたんですよ!!」「僕の何が悪かったのかな・・・」みたいなことが口から出てしまうことでしょう。それくらいは良いんです、むしろ全然言っちゃってくださいって感じです。

 

 

ただ、明らかに酔っぱらってる状態では、管を巻いちゃうことが往々にして起こります。また、「あいつはよ!!」とか「ふざけんな!!」とか「なんでよ!!」などなど、ちょっと口の悪い言葉が出てしまうお客様は論外です。バーにふさわしいお客様じゃないし、他のお客様からしても迷惑でしかありません。そして、ヤケ酒したいような気持ちの時は基本的に何事にも好戦的なので、口が悪くなりがちです。

関連記事:[これは絶対にNG!!] バーテンダーに嫌われるお客様がする3つの行動

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冷静でいられないのは仕方ないと思います。失恋したのであれば。

お酒に身を任せたい気持ちも察します。落ち着かないならスッと眠りたいでしょうから。

ただ、バーはだれかひとりの空間ではありません。そのバーを愛しているたくさんのお客様で成り立っている空間です

 

 

お酒を飲むなとも言いません。

少々きつめのお酒を飲むのもいいでしょう。心中察してお出しします。

ただ、自分自身をコントロールできる状態で居続けることができなければバーで飲む権利はないです

 

 

まとめ

「ヤケ酒しにバーへ行ってはいけません。。。」というお話をさせていただきました。

 

 

・バーは「お酒と空間を同人に楽しむ場所」です

・飲みすぎてくだを巻くのも良くないです

・多少きつめのお酒を飲むのは構いませんが、ちゃんと自分自身をコントロールできる状態はキープすることが必須です

 

 

 

あくまでスマートに、カッコよく飲みましょう。酔い潰れるような飲み方はバーでは似合わないし、ルール違反、失格です。ヤケ酒したい気持ちの時にバーへ行くのであれば、「バーテンダーさんや常連様に話をきいてもらう」ことを目的とし、お酒は思いの丈をスムーズに話すための潤滑油くらいにしておくことです

 

 

にしても、突然の失恋は辛すぎますよね・・・。よかったら話聞きます、メールください。

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。