だれも傷つけないで生きていくことを意識してますって話

人生哲学的なやーつ

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

唐突ですが、

 

 

傷ついた経験、ありますよね。

 

 

たとえば、好きな子にフラれた時。

たとえば、上司にこっぴどく叱られた時。

たとえば、友達に裏切られた時。

 

 

傷ついたときって、気持ちが不安定になりますよね。血が逆流でもしてるかのように心臓が変な動きしかしなくなったり、食欲がなくなったり、好きな音楽を聴いても上の空だったり、いくら眠たくても眠れなくなったり、。

 

 

つまり、傷ついた時って、何も良いことが起こらないんです。

 

 

だったら、だれかを傷つけるようなことはしないほうがいい。

自分が原因で、だれかを不安定な状態に追い込みたくない。

 

 

なんて思うんです。

 

 

僕はまわりの人から、「優しい」「親切」「気が利く」なんて言われてきました。はい、自慢です。でも、これって、今まで僕自身が「優しい」「親切」「気が利く」なんて言われたくて意識的に暮らしてきたからなんです。そして、都合よく「冷たい」「乱暴」「自由気まま」になれない性格も追い風となってくれました。この性格ありがとうって感じです。

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たしかに、僕自身で「優しいよね?」「親切でしょ?」「気が利いてるよな?」って自画自賛してしまえるような場面はいくつも思いつきます。

 

 

たとえば、「家が遠い後輩のタクシー代を出した時」「好きな子の髪を乾かしている時」「先輩がごちそうしてくれる時は同じモノを飲む」などなど。

 

 

別に、後輩にタクシー代を渡さなくても後輩は傷つかないでしょうし、好きな子の髪を乾かさなくたって好きな子は傷つかないでしょうし、先輩と違うモノを飲んだって別に先輩は傷ついたりしないでしょう。なんなら別に「優しいですね!」「親切ですね!」「気が利きますね!」なんてだれも感じていないかもしれない。でも、なにもしないよりはきっと喜んでもらえたのではないかと信じています。

 

 

してあげられることはしてあげたいと思うんです。「してあげられること」よりも「してあげられないこと」の方が圧倒的に多いこの世の中で、「できることはやる」スタンスを僕は重要視しています。

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でもですよ、僕だってだれかをたくさん傷つけてきました。自覚あります。

 

 

お付き合いしてた子に別れを告げた時。

後輩に強めの口調で指導した時。

仲良しの友達と縁を切った時。

 

 

もちろん、すべての行動に理由は存在しましたよ。それでも、譲れない自分の気持ちを捨て切れなくて、変化を求める欲を抑えきれずに、結局だれかを傷つける結果となりました。自分が傷つく道、我慢する道という選択肢から逃げたから。

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そして、無意識のうちにだれかを傷つけたこともあるはずです、数えきれないほどに。自覚はないですけど。

 

 

つまり、これだけ「だれかを傷つけないように意識してます」とか言っておいて、「ホント意識してんすか?矛盾してますよね?」ってブーメランが返ってくるような奴なわけです。

 

 

だからこそ、だれかを傷つけないように意識してます。

なにをどうしたって、だれかを傷つける瞬間はなくならない。

すべて自分が傷つく選択肢をチョイスして生きて行けるような強さもない。

 

 

なら、最小で食い止める努力をするのがいちばんかなと。

意識しなければ100人傷つけてしまう人生だったとすれば、だれかを傷つけないとようにと意識すれば10人くらいになる可能性はある。

 

 

できることをやるしかない。やればやるだけ、ひとりふたりと傷つける人の数が減り続けるのであれば、優しくもなれるし親切にもなれるってもんです。

 

 

ま、いままで良いだけ優しくされてきましたからね、僕。まわりの人に恵まれた日本人ランキング1位ですよ笑。

 

 

身をもって体感した嬉しいこと以上に、だれかに体現しようと思うことはない。

 

 

僕が嬉しかったことは、だれかにとっても嬉しいことかもしれない。

そうじゃなかったとしても、本質はきっと似ている。だから少しだけだれかに寄せれば喜んでもらえるのではないかなと思います。

 

 

だれかを傷つけていいことなんてないんですよ。だれかから嫌われ、それがきっかけで自分も相手のことを嫌いになっちゃったりしたら最悪。

 

 

負のメリーゴーランドになんて乗りたくないですよね?

メリーゴーランドは、楽しむことを目的として作られたモノなんです。負の空気が流れたら、流す音楽も変えなくちゃいけなくなりますし。

 

 

なので、きょうも僕はだれも傷つけないように1日を生きていきます。

そして、あすもあさっても同じく。

意識的に、無意識的にだって傷つけてしまうこともある事実を知りながらも、あえて大口を叩き続け、気を付けていきます。

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。