BAR屋の本音。「給料とは○○だ!!」

nicccyの「BAR屋」論

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

「飲食業界=ブラック」

 

 

この方程式、多くの方々が「間違いない!!」「その通りだ!!」と賛同していることと思います。事実、飲食業界は「長時間労働」「少ない休日」「低賃金」な職場が多いです。残業代なんて概念はないし、賞与が出る会社も少ないのではないでしょうか(←あまり聞いたことがないので、賞与が出る会社の話)。ゆえに人材の過疎化が進んでます、人手不足も人手不足。

 

 

BAR屋(訳:バーテンダー)」であります僕もまた、長時間労働に少ない休日、低賃金なバー業界に21歳の時に飛び込んだ人間の一人です。そして気付けば15年の月日が経ちました。

 

 

ですが、今もなおバー業界に惚れこみ続け、日々たのしい生活をしている僕。「飲食業界=ブラック」がスタンダードな中、どうしてこうもたのしく仕事に打ち込めているのか、それには明確な理由があります。その根幹にあるのは「給料とは○○だ!!」という考えです。今回はそんなお話をさせてください。

 

 

BAR屋の本音。「給料とは○○だ!!」

現役BAR屋の本音、それは、

 

 

「給料とは、『お金+人生の充実度』だ!!」

 

 

「給料=お金」っていうのが一般的な考えですよね。たとえば、「月給○○円だから働きます!!」とか、「時給○○円だから働きます!!」という条件面で納得をした上で、働く職場を選ぶ方がほとんどだと思います。

 

 

ただですね、僕はお金ももちろん大事ですけど、それ以上に大事だと思っていることがあります。それが「人生の充実度」です。

 

 

どのような人たちと出会える??

どのような会話ができる??

どのような学びがある??

自分らしさ、出せる??

クリエイティブな仕事、できる??

つまり、「仕事だけど楽しめるかどうかが重要」ってことです。

 

 

たとえば、バーで働いていると、たくさんのお客様との出会いがあります。そのひとつひとつの出会いは僕の中で貴重な体験。そして、常連様になるご縁に恵まれたり、友達になるご縁に恵まれたり、恋人になるご縁に恵まれたりと、より深い人と人との関係に発展することもあります。

 

 

また、

現役大学生のお客様との会話では、最近の流行を知ることができます(←流行りの音楽、YouTuberなど)。

新卒1年目のお客様との会話では、日々の大変さや学生時代との違いを聞くことができます(←僕は就活して入社した経験がないので貴重)。

現役の経営者のお客様との会話では、多くの気付きがあります(←見てる景色、視座の違いに落ち込むこと多々・・・)。

そして、お客様が抱えているたくさんの悩み、苦悩を少しだけ「話を聞く」という行為によって緩和してさしあげることができます。

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業務としては、

お客様のお口に合うお酒を提供できた時、嬉しい気持ちになれます。

渾身のボケで曇った表情のお客様を笑顔にすることもできます(←スベっても気にしません笑)。

若いお客様へお酒の楽しさ、深さを話すことによって、よりお酒に興味を持ってもらえたりした時もそれはそれは嬉しいことです。

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自分が考えたレシピのカクテルをお客様にお作りすることだってできます。

お酒や接客以外の部分、たとえば「店内レイアウト」や「メニューラインナップ」、「ホームページ編集」なんかも、経験を積めば(←ないしは独立すれば)自由に考えることもできます。

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ね??

「楽しそう!!」って思いません??笑

 

 

 

そして、何よりいちばんバーテンダーとして感じていること、それは「めちゃくちゃ良い生活してるのとほぼ一緒な生活ができること」です。

 

 

ま、あんまりこういう話をすると「おごってもらえるから楽しいってことですか??」「けっきょく、甘やかしてもらえるから楽しいってことですよね??」なんて思われるかもですけど、ま、正解っちゃ正解です笑。プライベートで飲めばそれなりの料金するウイスキーをごちそうになったり、お土産をもらえたり、誕生日もお祝いしてもらえたり、オシャレなバーへ連れて行ってもらえたり・・・。などなどを加味すれば、まるでプチセレブライフですよ。自分の給料だけで似たような生活なんてしたら赤字決算確定ですから・・・。

 

 

ですが、これ、バーで働けば誰でもこのような待遇を受けることができるわけじゃないんですよ。あくまで「バーテンダーとして、お客様の心に響くことを何かしらできた結果」なんです。これがまた楽しい。

 

 

売上が上がっても別に給料にはほとんど影響しないじゃないですか、どの会社も。正社員さんでもアルバイトさんでも。ただ、誰かのために何かをできたからこそ返ってくる何かがあれば、そこには「楽しさ」や「やりがい」が強く生まれますよね。見返り求めてごく当たり前です。汚い話でもなんでもないです。

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「BAR屋」。

やりがいだらけでステキな仕事です。

 

 

ほかの仕事して、こんなステキな待遇を受けることができますか??

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌のピアノバー”STYLISH D”の店長。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。