[ワタシに気がある!?] すぐに名前を覚えてもらえたのはなぜ??

バーあるある

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

1ヵ月前に初めて行ったバーでとても楽しい時間を過ごすことができたあなた。「バー」という空間に対する抵抗感もなくなり、いよいよ「バー好き」への一歩を踏みだしたあなたは、今夜もそのバーへひとりで遊びに行くことにしました。

 

 

あなた:「あーこの前めちゃくちゃ楽しかったな(*^-^*)きょうも楽しみ!!」

 

 

さっそく身支度を済ませ、いざお気に入りのバーへと向かったあなた。入り口前の扉を開くとそこには非日常のムーディーな空間が広がっていました。

 

 

バーテンダーさん:「あ!○○さん、こんばんは!!

あなた:「こんばんは!!・・・ってか、え!?ワタシの名前、覚えてくれてる!!

 

 

たしかにあなたは自分の名前を名乗っていました。バーテンダーさんに「もしよろしければ、お名前聞いても良いですか??」と言われたので素直に答えはしました。ですが、前回あなたがこのバーに来たのは1ヵ月前。しかも今日が2回目の来店。まだまだ馴染みのお客さん的ポジションには当然いません。

 

 

あなた:「え?ワタシ、何か変なことしたかな!?それとも・・・もしかして・・・」

 

 

あなたは急に「何か、前に来た時に変なことしたんじゃないかな??だから覚えてるんじゃないかな・・・」という不安な気持ちと、「も、も、もしかしてワタシのことを気に入ってくれて??なわけないか・・・」という勘違い上等なウキウキした気持ちが混在するというド忙しい感情に覆われていました。

 

 


自分の名前を覚えてもらえることは嬉しいですよね。そして、名前を1回会っただけで覚えてもらえることは特に嬉しい気持ちになります。ですが、なかなか1回会っただけじゃ覚えられないのも名前。なのに1回会っただけなのにバーテンダーさんに名前を覚えられていたあなた。

 

 

これには何か意味があるのではないか

「もしやこれはワンチャン『恋愛』に発展する予兆!?」だなんてポジティブに思えてしまうこともあるかもしれません。

 

 

ということで今回は現役BAR屋で、お客様の名前はメモっておかないとすぐに忘れる記憶力悪い系の僕が、『[ワタシに気がある!?] すぐに名前を覚えてもらえたのはなぜ??』というお話をさせていただきます。

 

 

バーテンダーさんがあなたの名前をハッキリと覚えていたその理由とは!?

その理由はきっと・・・。

 

 

ではさっそく始めましょう!!

 

 

[ワタシに気がある!?] すぐに名前を覚えてもらえたのはなぜ??

結論から申し上げます。バーテンダーさんが1回しかお店に来たことのないあなたの名前を覚えていた理由は、

 

 

「あなたがステキだったから」です

 

 

あなた:「わ!!!ホントですか!!??ワ、ワタシ、まだ心の準備が・・・(;´∀`)」

 

 

はい、準備する必要はありませんよ笑。

 

 

バーテンダーさんが1回しかお店に来たことのないあなたの名前を覚えていたのは、あなたがお客様としてとても紳士淑女であり、お店の雰囲気に合っていたからです。ま、総じて「あなたがステキだったから」って話です。

 

 

で、「ぜひもう一度来てほしい!!」というバーテンダーさんの願いもあってあなたに「もしよろしければ、お名前教えていただいてもいいですか??」と聞いたんでしょう。次会えた時には名前を呼びたいとバーテンダーさん的には思ったことでしょうから。じゃなきゃあなたに名前を聞く理由なんて別にないですからね、VIP待遇したいお客様にノミネートされたんですよ、おめでとうございます。

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あなた:「なるほど!!”お客様”としてステキだなって思われたことは嬉しいです!!(*^-^*)ってことは、恋愛感情を持たれたとかではないってことですよね??

 

 

恋愛感情を持たれた可能性は低いと思います。完全否定はできませんけど、「ワタシに気がある??」なんて気持ちを心の奥に持ったままバーテンダーさんと接すると空気がちょっと変になることがありますので、どうぞお気を付けて。

関連記事:「バーテンダーはお客様を口説く事がありますか?」という質問にお答えます

 

 

「人として、お客様として気に入られた!!やったー!!バーに行きやすくなった!!」ってことですよ、あなた目線で言えば。楽しいバータイムに酔いしれてください。

 

 

まとめ

『[ワタシに気がある!?] すぐに名前を覚えてもらえたのはなぜ??』というお話をさせていただきました。

 

 

バーテンダーさんが1回しかお店に来たことのないあなたの名前を覚えていた理由は、「あなたがステキだったから」です

 

 

人として、お客様として、あなたはそのバーのバーテンダーさんに気に入られたんですよ、誇りましょう。

 

 

余談ですが、「お仕事だから名前聞いて覚えるんですよね?」とお客様から言われることがあります。たしかに仕事という側面もありますが、名前を聞くことは決して業務ではありません。つまり、「名前を聞きたいなと思ったお客様にしか聞かない」です。

 

 

名前で呼び合える関係性のバーって良いですよね。おうち感というか、ホームグラウンド感というか、なんだかそこにいるだけで和むんです。

 

 

多くの方がバーという空間に居場所を作ってくださればいいなーって思います。

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。