知り合いの存在に気付いたら、バレないように隠れるタイプの人ですって話

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こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

僕、BAR屋(訳:バーテンダーのこと。勝手に僕が考えた造語です笑)を14年もやっています。BAR屋は、毎日さまざまなお客様とお話をする仕事です。ひとりでお店を回しているわけじゃないので、もちろん後輩とも毎日なにかしらのやりとりをしています。

 

 

そして、お客様からよく言われることがあります。

 

 

「コミュ力高いよね!!」

「人見知りとかしないでしょ?」

「接客のお仕事をしている人はやっぱりすごい!!」

 

 

たしかに、さまざまなお客様とお話をさせていただく機会が多い仕事ですので、そういった印象をお持ちの方が多いのはたしかでしょう。そして事実、昔の自分よりははるかにお客様との会話もスムーズにできるようになりました。そこは認めます。

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ですが。。。。。。

 

 

僕はいまも昔も、どこかで知り合いの存在を偶然見つけてしまった時には、瞬時にどこかに隠れたり、その場から立ち去るような「弱『対人恐怖症』」の男の子です

 

 

たとえば、スーパーの野菜売り場に先輩がいた時。ホントは「おはようございます!!」とあいさつをするべきです。こういった何気ないやりとりの中で、信用は積み重なっていくものなので。ですが、僕はそんな礼儀正しいことなんて全然できなくて、心の中で「あ!先輩だ!」と早口でつぶやくと、咄嗟に用もない調味料コーナーに移動してしまうようなタイプの人です。

 

 

この前は、仕事前にたまーに行く近くのカフェで、珈琲片手にブログを書いていたんですけど、その時に系列店の後輩がカフェに入ってきたんです。後輩は気付いていなかったと思うのですが、僕は瞬時に「あ、○○君だ!」と、またしても心の中で早口につぶやくと、まだ仕事までたいそうな時間があったにもかかわらず、おかわりしたばかりで8割がた珈琲が残っていたにもかかわらず、その珈琲をふたくちで飲み干してお会計をしました。

 

 

その他にも、コンビニのレジに後輩が並んでいるのを発見すれば、買う予定もないお弁当コーナーに立ち止まってみたり、立ち読みしている先輩を発見すればバレないように奥の通路から回り込んで商品をかごの中に入れたりしています。

 

 

完全に挙動が不審ですよね笑。わかってます。知ってます。でも、咄嗟にそんな行動に移してしまう僕。

 

 

たまに、長い夢なのかと思えますもんね、自分がBAR屋をやってることが。しかも店長ですからね笑。

 

 

別に話しかけることが怖いわけではないんです。

別にその人たちが嫌いなわけでもないんです。

スッピンだから自分の顔を見られたくないわけでもないし、テンションがめちゃくちゃ低いから話したくないわけでもない。

 

 

でも、咄嗟に知り合いの存在に気付くと、全力で身を隠してしまうんです

 

 

逆に、仲良くさせていただいているおばんざい屋のママには、「ニッシー、たまに地下街で見かけるんだけど、いつもイヤホンつけてるし、なんか話しかけづらいオーラ出まくってるのよね!」と言われたことがあります。僕自身も他の人から見て、話しかけづらいようです。ま、地下街を歩いている時はものすごくあれこれ考えている時間なので、たしかに話しかけづらいオーラは出ているかもしれません。なにも考えていない時は、大音量の音楽に浸っている時もありますし。てか、おばんざい屋のママの存在に僕が気付いている時も何度かあったので、見つからないように暗い雰囲気を自然と自分自身が作り出してた可能性が高い笑。

 

 

こんな僕のどこがコミュ力高いんですか??笑

 

 

本物のコミュ力高い人は、いついかなる時も、誰にだって気軽に声を掛けたりするものです。

 

 

知り合いにはもちろん声を掛けますし、コンビニの店員さんにも気軽にあれこれ聞きますし、居酒屋の店員さんにも「この中でオススメある??」とか余裕で聞けちゃいます。

 

 

僕にはできません。知らない人に自分から声を掛けるなんて無理ゲーです。知ってる人でさえ避けてしまうのに笑。

 

 

本屋でもホームセンターでも、たとえ欲しい商品がどこにあるか全然わからなくても必死で天井からぶらさがってる「○○コーナー」という目印を探しますし、行きたいお店の場所が見つけられなくても、必死でグルグル街の中を歩き回ります。だれかに聞けばすぐに解決する問題なのにもかかわらず。。。あーおばかさん。。

 

 

ちなみに、こんな僕でも唯一、すぐに店員さんに話しかけることがあります。それは、トイレの場所です。飲みに行った時には一刻を争う大変重要な行事なので笑。

 

 

ですが、こんな僕でもれっきとした「サービス業従事者」です。ふしぎに思われるかもしれないですけど、人生ってよくわからないものなんですよ。絶対に無理だと思われた業種なのに、いまは楽しくて仕方ないんですからね。ここまで育て上げてくれた母親でさえ、「あんたがバーで働いてるなんて信じられないわ。人生はどう転ぶかわからないもんだねー」なんて以前言ってたくらいです笑。

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結局、なにが言いたいかってことなんですけど、プライベートでは知り合いでさえ避けて通るような「弱『対人恐怖症』の人間でも、たのしく生きていけますよってこと

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。