お客様の地元にお呼ばれしたので、単身お邪魔してきた話

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こんにちは(*^-^*)西舘です。

 

 

バーには地元の方ばかりじゃなく地方からいらっしゃる方も沢山います。

 

 

それで、仲良くなるとその方の地元へお呼ばれしたりする機会もあります。

 

 

ただ、どっかに旅行に行くのではなくて、「人に会いに行く旅行」。

 

 

「モノ」ではなくて、「ヒト」「コト」を目的とした旅行

 

 

これがとても楽しくて、そして自分のためにもなるって話です。

 

 

そして、何よりですね、お客様が喜んでくれます

 

 

「わざわざ来てくれたのか!ありがとう!」と。

(こちらこそありがとうって話なんですけどね笑)

 

 

なので、今回はお客様の地元にお邪魔した時の経験をもとに、3つのお話を書きます。

(ちなみに、昨年お邪魔した”北見市”という、北海道の右上にある小さな街へ行った時をもとに書きます)

 

 

 

 

 

①知らない土地は地元の方に案内してもらうべし!

旅行に行く時、その土地のパンフレットや旅行ガイドを買って下調べをしますよね?

 

 

「ここ行きたい!」

「これ食べたい!」

「このホテルが良い!」

なんて話で盛り上がって、行く前からテンションマックスみたいな笑。

 

 

でもですね、僕はお客様の地元に行く際には一切の情報を入れずにただJRや高速バスのチケットを買ってとりあえず向かいます

 

 

なぜなら、現地の情報は現地で仕入れるのが一番だと考えているからです

 

 

たとえば、僕の地元「札幌」の旅行ガイドにはですね、あくまで観光の方用の情報しか載ってないんです。

 

 

「ここが熱い!」

「ここが流行ってます!」

なんて記載が沢山あるわけですが、実際に地元に住んでいる僕達が「熱い!」「流行ってる!」と感じている場所とは違います。つまり、旅行ガイドには地元の人の意見は反映されていないんです

 

 

地元の人が御用達にしている場所やお店、知りたくないですか?

滞在期間が短いなら尚更そう思いませんか?

だったら、調べるより教えてもらった方が早いし、その情報は信憑性抜群なんです。

 

 

実際、北見市へお邪魔した際には、地元で有名なお店から、お客様が通ってる隠れ家的なお店まで、2日で計10軒のお店に案内していただきました。

 

 

観光ガイドに載ってるようなお店はその中で1軒だけ。

その他のお店は地元に住んでいるからこそ、その土地へ足を運んだからこそ知ることができたお店ばかりでした。

 

 

②その土地の話をたっぷり学んで持ち帰るべし!

美味しいものを食べて、沢山観光して、「満足でしたー!」じゃ僕はつまんないんですよね。

 

 

知らない土地に行ったんですよ?

新しい体験をしてきたわけですよ?

 

 

せっかくなら、その土地についての知見を深めて帰ってこようって話です

 

 

しかも「その土地のプロ」が専属で僕にレクチャーしてくれる環境なんです

 

 

上手に活用させていただくしかないでしょ!笑

 

 

たとえば、アメリカに旅行で行ったとします。

 

 

「グランドキャニオン凄かった!」

「ハンバーガー大きかった!」

「ドル札使ってきた!」

って話だけ手土産にして帰ってきたらもったいなくないですか?

 

 

素敵な機会を得られたのに、その機会を十二分に生かしきれていない気がするんですよね。

 

 

てか、生かしきれてない!

 

 

せっかくなので、

 

「グランドキャニオンってどういう歴史があるんだろう?」

「ハンバーガーってなんでこんなに大きいんだろう?」

「ドルっていつできたんだろう?」

 

 

 

って疑問を持って、それについて聞いちゃえばいいんですよ。

 

 

地元の方は快く教えてくれます

 

 

だって、嬉しいじゃないですか?自分の土地のことを聞かれたら

 

 

学校で好きな子から、「○○君の地元って何が有名?」「それ、美味しい?」「今度○○に行ってみたいんだけど行ったことある?」とか聞かれたらテンション高めで説明しますよね?

 

 

なので、できるだけ得られる情報は積極果敢に吸収して帰るべきです。

 

 

③帰ってきたらその土地についてのインフルエンサーになるべし!

素敵な場所へ行ってきたらですね、自分の周りの方々に対して「良かったよ!」「今度ぜひ行ってみてください!」と、旅行の時の話を混ぜながら宣伝すべきです。

 

 

俗にいう「口コミ」ってやつです。

 

 

地元の方は大変喜んでくれます。

僕もひとつの地域に微力ながら携わった感じがして嬉しいです。

話を聞いた人はもしかしたら遊びに行ってくれるかもしれないです。

 

 

つまり、一石三鳥

 

 

自分の出身地や好きな場所を褒められたら嬉しいですよね?

 

 

たとえば、「○○さんの地元、とっても素敵でした!」「○○さんが言ってたあのお店、めちゃくちゃ良かったです!」

なんて言われたら気分いいですよね?紹介した意味が生まれる瞬間です。

 

 

僕は、北見市から帰ってきてしばらくずっと、

 

 

「北見ほんと最高でした!」

「遠かったですけど、行った価値ありました!」

とお客様に話してました。

 

 

心から「良かったな」と感じたのなら、全力でインフルエンサーになって口コミを広げていきましょう。

 

まとめ

ただ行きたい場所へ行く旅行ももちろん楽しいです。

 

 

でも、「誰かに会いに行く旅行」ってもっと楽しいと思います。

 

 

「昔の友人に会いに東京まで行く」

「好きなアーティストが来るから大阪に行く」

という理由があれば、テンション上がりますよね?

 

 

バーテンダーをしていると、このような楽しい旅行の機会を得ることが可能です。

 

 

しかも、お客様の完全サポート付きで。

 

 

そして、楽しい体験をさせていただいたら、その恩を還元することも忘れてはいけません。

 

 

誰かにその街のことを伝えるのもそうですし、またお店に来てくださった暁にはいつも以上に手厚いサービスを心がける。

 

 

お互いがwinーwinになれる関係を築き上げていくこともバーテンダーのお仕事のひとつですってこと。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。