Q.「バーテンダーになれるのは美男美女だけ??」

バーでアルバイトしてみたい方へ

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

バーテンダーという仕事に興味を持ったあなた。さっそくスマホでバーテンダーの求人を検索。うんうん、いくつかある。さっそく求人に載っているバーのページを開いてみることに。そこであなたは思いました。

 

 

あなた:「あーやっぱりイケメンじゃなきゃバーテンダーにはなれないのか・・・」

 

 

そうです、バーの求人ページには満面の笑みで堂々とカメラ目線なイケメンバーテンダーの姿が・・・。

 

 


興味がある仕事だけど、求人ページのキラキラした雰囲気に不安や恐怖を感じた経験、ありませんか??

美男美女がセンターで笑顔を振りまいてる写真。オシャレな格好をしているさわやかボーイ&ガールが仕事をしている写真。俗にいう「リア充様」に見える方々で構成されている和気あいあいな職場。

 

 

「馴染める自信がない・・・」「ワタシなんかが採用されるのかな・・・」なんて気持ちになって、まだ応募もしてないのにテンション下がりまくるみたいな。僕はそんなタイプです、今も。キラキラになってみたい・・・(←話が逸れるクセよ・・・)。

 

 

そして、特に「バーテンダー」のような、お客様の目の前で仕事をする、会話をする仕事は一部の選ばれた人じゃなきゃなれないみたいなイメージが付いてしまっているのではないかと思います。

 

 

ということで今回は現役BAR屋で、面接担当の経験ありな僕が(←最近もたまに担当してます)、「Q.バーテンダーになれるのは美男美女だけ??」という質問にお答えさせていただきます。

 

 

バーテンダーはぶっちゃけ顔採用なのか!?

それとも、圧倒的な人間性採用なのか!?

現場のリアル、お教えします。

 

 

Q.「バーテンダーになれるのは美男美女だけ??」

結論から申しますと、「バーテンダーは美男美女じゃなくてもなれます!!

 

 

あなた:「ホントですか!?じゃあ安心して応募してみます!!」

 

 

はい、言い方は雑かもですけど、バーテンダーには誰だってなれるし、なる権利があります。顔採用なんてことはないです。俗にいう「イケメン」や「イケてる女子」だからといってバーで働けるわけじゃないです。面接の時に兎にも角にもいちばん大切なのは「清潔感」です。髪を整え、シワや穴のない服を着る。男性はヒゲを反り、女性は軽くでも化粧をする。それだけはマストですね、清潔感に欠けてると少しでも感じたら秒で落選確定です。どんなにアツくやる気を語られても、「休み希望ないです!!いつでも出ます!!」って言われても、サヨナラバイバイです。

関連記事:[短くしなきゃダメ?] バーテンダーの髪型にはルールあり!?

 

 

せっかくなので小話を。バーテンダーになる上でいちばん必要な要素、それは「お客様から愛される人間力」です。僕は面接に来てくださった方々とお話させていただいてる時、ずっとこんなことを想像してます。

 

 

「もし、うちのバーで一緒に働いたら、常連様から愛されるかな??

「もし、うちのバーで一緒に働いたら、スタッフと気が合うかな??

 

 

採用基準はココです。掃除をしたり、カクテルを作ったり、料理を作ったりすることは誰でもできます。練習すればいいだけなので。でも、バーの常連様やスタッフから愛される人は限られます。その人の雰囲気だったり、性格だったりが大切なので。

 

 

最後に。「バー」という業態はとても広くてですね、僕が働いている「オーセンティックバー」もあれば「ダイニングバー」もあります。「パブバー」もあれば「メンズバー」「ガールズバー」もあります。なので、一概には「美男美女じゃなくてもバーテンダーになれます!!」と言えないのが現実です。つまり、「顔採用のバーは存在する」ってことです。ちなみに、僕が「バーテンダーは美男美女じゃなくてもなれます!!」と言っているのは、「オーセンティックバー」についてです

※さまざまな「バー」についての解説をしているのが以下の記事です。

関連記事:現役「BAR屋」が徹底解説!「バーは敷居が高い!」は本当か!?

 

 

まとめ

「Q.バーテンダーになれるのは美男美女だけ??」というお話をさせていただきました。

 

 

「バーテンダーは美男美女じゃなくてもなれます!!

 

 

・バーテンダーには誰だってなれる

・バーテンダーにとっていちばん大切なのは「清潔感」

・面接に行く時は身だしなみを要チェック

・常連様やスタッフとの相性が採用されるかどうかの肝

・オーセンティックバー以外のバーは顔採用の可能性大いにあり

 

 

「僕なんか・・・」「ワタシなんか・・・」とは思わずに、まずはバーテンダーへの第一歩として面接を受けてみてください。過去、「カッコイイですね!!」と言われたことはなく、女性から告白されたこともなかったモテない男の僕でもバーテンダーになれました。クラスの上位カースト集団を横目に教科書を開いてた気弱な僕でもバーテンダーになれました。応援してます。

 

 

おわり。

関連記事:「太っていたらバーテンダーにはなれないですか?」という質問にお答えします。

関連記事:バーテンダーは誰かにとっての唯一無二の存在になれる

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。