「太っていたらバーテンダーにはなれないですか?」という質問にお答えします。

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バーでアルバイトしてみたい方へ

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

これからバーテンダーを目指そうと考えている方が某知恵袋サイトにて以下の質問をしていました。

 

 

「わたしは太っているのですが、それでもバーテンダーにはなれますか?」

 

 

つまり、体形に自信がない方ってことですね。不安な気持ちはわかります。なので現役バーテンダーで採用面接も担当している僕がこの質問に答えます。では!

 

 

 

「太っていたらバーテンダーにはなれないですか?」という質問にお答えします。

結論から言いますと、「なれる可能性は低い」です。

※太ってると言ってもその基準って十人十色なので、あくまで誰がどう見ても「太ってますよね」という方を想定しています。

 

 

バーテンダーって聞いてイメージする体形ってありますか?

痩せてますか?

太ってますか?

 

 

たぶんですけど、100人に聞いたら98人は「痩せてるイメージ」って答えると思います。

 

 

別の質問をします。

 

 

お相撲さんって聞いてイメージする体形ってありますか?

痩せてますか?

太ってますか?

 

 

100人に聞いたら100人が「太ってるイメージ」って答えると思いませんか?

 

 

何が言いたいかというと、人はまずその職業に就いている人のイメージ像を持っているんです。そしてそのイメージ像に沿った人材を会社は採用します。つまり、バーテンダーのイメージ像が「痩せている」のであれば痩せている人が採用されます。

 

 

「え?なんで?」

「イメージに沿ってなきゃいけないんですか?」

って思うかもしれませんが、イメージに沿ってないといけません。見た目って重要なので。人前に出るサービス業ですからね。誰にも見られない自宅勤務とは違うんです。

 

 

また、お客様の目線を考えてみましょう。カウンターに立っているバーテンダーが全員スリムなバーと全員どう見ても太っているバー、どっちが流行ると思いますか?

 

 

ここで書くまでもないですよね。答えは明白です。お客様はまずバーテンダーの見た目で最初の印象を決めます。太っている人より痩せてる人の方がしっかり自分を律した生活を送っているように感じます。逆に太っている人を見たらだらしなく感じます。これは事実です。感情論ではなくて人間心理です。

 

 

あくまでバーテンダーはお客様ありきで成り立っている仕事です。お客様の目線を考えた時に採用にこぎつけることができるのはしっかり自分を律した生活を送っているように感じる「痩せている人」です。

 

 

まとめ

「太っていたらバーテンダーにはなれないですか?」という質問にお答えしました。

 

 

結論は、「なれる可能性は低い!」です。別に太っていること自体に否定的なわけではありません。僕だって今は戻りましたが一時お客様から「太ったよね!」と言われ続けたこともあります。でも、「太ったよね?」って言われることって自分の評価が上がることには一切繋がらないんです。意味ないんです。ただ自分のカラダに悲鳴を上げさせているだけ。

 

 

太ってるバーテンダーが日本に誰一人いないわけではないですが、本気でバーテンダーを目指すのであればまずは体形を日本人平均に持っていくことを強くオススメします。確実に採用される可能性が高くなりますので。

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。