[お腹すいてます・・・] バイト先のバーで賄いを食べることができるのか！？

こんばんは(*’▽’)、西舘です。

突然ですが、「バーでアルバイトをしてみたい！！」と少しでも考えたことがある人、実はけっこう多いのではないでしょうか。

「お酒好きだし！！」
「なんかカッコよさそうだし！！」
「学校あるから夜働きたいし！！」

などなど、バーでアルバイトしてみたい理由ってたくさんあると思います。故に、人気があるアルバイト先な気がしています（←事実、以前働いていたバーにはたくさんの希望者がいました）。

ですが、バーだからこそ働く上で気になることもあると思うんです。それは、

「バーって賄いあるんですか！？(*”▽”)」

バーはお酒の提供がメインです。居酒屋さんやラーメン屋さんと違って食事がメインなわけではないので、「ちゃんとした食事はないよね・・・賄いもなさそう・・・」というイメージを持たれている方もいらっしゃることでしょう。

ということで今回は現役バーテンダーの僕が、「バイト先のバーで賄いをたべることはできるのか！？」というお話をさせていただきます。

お酒がメイン商品であるバーには賄いの制度はあるのか！？

もし賄いがあるとすれば一体何が出てくるのか！？

リアルな現場のお話を。では！！

[お腹すいてます・・・] バイト先のバーで賄いを食べることはできるのか！？

結論から申し上げますと、「バイト先のバーで賄いは食べることができます！！」。

バーは確かにお酒をメインに扱う業種です。ですが、そこで働いている人は人間であり、確実にお腹が空くわけです（←言い方が医療っぽくなる・・・）。なので、ちゃんと賄いは作りますし、アルバイト勤務のメンバーにも提供されます。

では、具体的にどのような賄いが提供されるのか。

経験上多いのは「どんぶり」だったり「パスタ」だったりかなと。バーにはレストランと違って専属のシェフがいない場合が多いです。あまり多くのフードを提供していないバーでは特にシェフはいなく、所属するバーテンダー全員ですべての業務を回すイメージです。なので、”一汁三菜”的なしっかりとした定食っぽい賄いが出てくることは極めて稀と言えます。つまり、「カンタンに作ることができて、アレンジがしやすいものになりがち」です。

たとえば、どんぶりで言えば「焼肉丼」「中華丼」とか。パスタで言えば「ペペロンチーノ」「ナポリタン」とか。

※余談ですが、僕がバーテンダーになりたての時はペペロンチーノ祭りがよく開催されていました。上手に作れるようになるまでしばらくはペペロンチーノを練習するみたいな。地獄だった・・・笑。

兎にも角にも、賄いは食べることができるのでご安心くださいって感じです。

ただ、もちろん例外もありますのでちょっとだけ。

オーナーバーテンダーひとりで経営されているバーでは賄いは出てこない可能性があります。従業員が基本ひとりなので、オーナーバーテンダーさんは家で食べたり外で食べたりしていることが多いです。また、キッチン設備もほぼないようなバーも多く、食事を作ること自体難しいような側面もあります。つまり、「ごはんは済ませてきて！！」くらいなノリになることは全然あると考えておいた方が良さげです。

また、有料で賄いを提供しているバーもあります。給料から天引きの場合もあれば、その場で支払って食べる場合もあるでしょう。賄いそのものはあるんですけど、お金がかかるなら食べるかどうか悩む方もいらっしゃることでしょう。

あ、自分自身で賄いを作るなんてバーもあります。自分の分だけじゃなくてスタッフ全員分を任されるケースもありますね（←ある程度料理ができること前提ですが、先輩が教えてくれることもたくさんあります。勉強にもなりますし好きな味付けやメニューにすることもできたりするので一石二鳥だったりもします）。