[未経験はダメ?] バーテンダーに転職するには経験者の方が有利?

バーでアルバイトしてみたい方へ

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

今の仕事に熱を持てず、昔から興味があった「バーテンダー」という仕事への転職を考えているあなた。夜の世界の仕事はいままで未経験。不安な点もたくさんありますが、いまはやる気に満ち溢れています。

 

 

あなた:「よし!バーテンダーの道を極めてやろうじゃないか!!(‘◇’)ゞ」

 

 

さっそく転職サイトで「バーテンダー」というキーワードを打ち込んで求人を探し始めたあなた。数件ヒットした求人ページには必ず「未経験者大歓迎」の文字。業界未経験のあなたには最高の追い風コメントに安堵の表情を浮かべています。

 

 

しかし。

 

 

あなた:「でも、『未経験者大歓迎』とはいえ、経験者の方が応募してたらきっと経験者の方が優遇されるんだろうな・・・(;´∀`)」

 

 

たしかにどの求人ページにも「未経験者大歓迎」とは書いてあるものの、一緒に「経験者の方は優遇」とも書いてあるじゃありませんか。これ、もし同じ求人に経験者の方が応募してきたら未経験者はきっと落とされるのではないかとあなたは不安を感じてしまいました。

 

 

 

あなた:「やっぱり、経験者の方が有利なのかな・・・(;´∀`)」

 

 


転職をする際に、未経験であることはだれでも不安要素だと思います。特にバーテンダーのような技術を必要とする職業は「やっぱり経験者の方が有利だよな・・・」なんて感じてしまうこともあるのではないでしょうか。

 

 

ということで今回は、現役BAR屋で採用面接もしている僕が、「バーテンダーに転職するには経験者の方が有利?」というお話をさせていただきます。

 

 

「未経験者大歓迎」は本音なのか!?

やはり「経験者優遇」が本音なのか!?

赤裸々にお答えいたします。では!

 

 

[未経験はダメ?] バーテンダーに転職するには経験者の方が有利?

結論から申しますと、「未経験者の方が圧倒的に有利」です。

 

 

あなた:「え!?未経験の方が良いんですか!?」

 

 

はい、未経験のほうがぜんぜん良いです。むしろ最高です。

 

 

では、なぜカクテルを作る所作や、お酒の知識を習得するには時間がかかる職業であるバーテンダーなのに、未経験の方が採用されやすいのか。

 

 

その理由は、「バーには各々のやり方やルールが存在するので、他のバーの癖がついている人をイチから教えるのは大変だから」です。

 

 

あなた:「他のバーの癖?」

 

 

バーという空間での仕事のやり方は世界中どこでも共通ルールなわけではありません。個人店であればマスターのルールがあって、チェーン店であればその会社独自のルールがあります。つまり、経験者の方が過去に学んできたルールは他のバーでは使い物にならない場合が多々あるってことです

 

 

たとえば、子供の頃の食卓。Aさん家は「まずはお味噌汁から飲みなさい!」という教育をしていたとします。ですが、Bさん家は、「まずは野菜から食べなさい!」という教育をしています。Cさん家は、「まずはおかずから食べなさい!」という教育です。

 

 

どれも正解でもないし間違いでもないですよね?あくまでご家庭のルールなだけであって、法律を破っているわけではないんです。

 

 

バーも同じような場所で、たとえばシェイカーの振り方ひとつ取ってもバー毎に細かくルールが定められています。「八の字に振りましょう!」ってバーもあれば、「手首の動きを意識しましょう!」ってバーもある。中にはシェイカーを逆に持ってシェイクするバーもあるくらいです。

 

 

で、もし「八の字に振りましょう!」ってバーで働いてきた人が急に「シェイカーの持ち方、逆ですよ!」なんて指摘されて改善を求められたらどう感じると思いますか?

 

 

めちゃくちゃ違和感ですよね?

 

 

「え?なんでそんな持ち方するの?絶対変だ!」

 

 

つまり、今まで経験してきた経緯のせいで素直に新しい方法を取り入れることが難しいケースが起こるってことです。

 

 

その点、バーテンダー未経験のあなたはせいぜい通ってたバーのやり方やYouTubeで調べたやり方くらいしか知らないわけですよ。しかもはたから見ていただけ。たとえ自宅で自己流で練習していたような意識高い人だったとしても、実際にカウンターに立ってるバーテンダーからの直接指導は受けたことがない。つまり、まだしっかりと型ができていない状態です。

 

 

新人のバーテンダーを育成するときには、たいしてバーの知識がない、白紙の状態の人の方が圧倒的に働き始めたバーのルールを吸収しやすい。そして、どこのバーのマスターさんも店長さんも自分の色に染めやすい。逆に経験者の人は以前働いていたバーで培った癖がしばらくは消えない、ないしは以前働いていたバーでのやり方が絶対正しいと信じているから新しいバーのやり方が気に入らなかったりして結果辞めるみたいな流れになりかねないわけです。

 

 

まとめ

「バーテンダーに転職するには経験者の方が有利?」かどうかについてお話させていただきました。

 

 

「未経験者の方が圧倒的に有利」です。

 

 

バーにはそれぞれのやり方があって、どこかのバーで働いてきた経験がある場合は以前働いていたバーのやり方がむしろ邪魔になってしまって新しく働き始めたバーのやり方に馴染めないなんてことがよく起こります。

 

 

その点、未経験のあなたは白紙の状態。転職先のバーのあれこれについてイチから学び始めるわけですから、そのバーの独自ルールにもすぐに対応することができます。

 

 

ちなみにですが、どこのバーで働いていてもいつかきっとあなた自身のやり方が生まれます。シェイカーはこう振った方がいいとか、この道具はここに置いておいた方が使いやすいとか、このカクテルはもっとこうした方がいいとか。

 

 

それで全然良いんです。ただ、あなたのやり方を実践することができるのは、ある程度経験を重ねてお客様からの信用を手に入れて、バーのマスターからの信用も得た時に初めて実践可能となります。独立するって手もありますね。

 

 

どちらにしても、「城は一日にしてならず」です。チャレンジできたじぶんを信じて精いっぱいの努力をなさってみてください。おなじ業界で働く人を僕は心から応援しています。がんばりましょう。

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌のピアノバー”STYLISH D”の店長。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。