こんばんは(*^-^*)西舘です。
あなたの彼氏は「バーテンダー」。彼氏が働いているバーに通ってたあなたは、気付けば彼氏に首ったけ(←ちょっと表現、古いですよね?笑)。彼氏からのアプローチもあって、お付き合いすることになったのは数日前。
毎日夜遅くまでお仕事をし、夏は太陽が昇り始める頃に、冬はまだ暗い頃におうちに帰るのがバーテンダーの仕事終わり。
彼氏:「ただいま!!」
あなた:「おかえり!!おつかれさま!!(*^-^*)」
彼氏:「ありがと!!(*^-^*)」
あなた:「おなかすいたでしょ?ごはん作っておいたよ!!」
彼氏:「え!?ほんとに!?ありがとー(*^▽^*)」
付き合いは始まったばかりですが、彼氏にゾッコンなあなたは(←いちいち古い、表現が笑)いつか一緒に暮らして、仕事終わりの彼氏とこんな会話をする日常を楽しみたいと想像しています。
憧れてた人とお付き合いすることができて、さぞ幸せな気分に浸っていることと思います。
ですが、彼氏はあの「付き合ってはいけない職業”3B”」の一角、「バーテンダー」です(←自分で言っといて泣けてくる・・・)。彼氏のまわりにはたくさんのお客様がいて、その中にはたくさんの異性がいます。つまり、「あなたが嫉妬するような場面が多く訪れる可能性がある」ってことです。
ということで今回は現役BAR屋で、女性のお客様とお付き合いした経験がある僕が、「バーテンダーを彼氏彼女にする際に覚悟すべき3つの不安」と題してお話させていただきます。
現役BAR屋の僕が包み隠さず赤裸々に「恋の相手がバーテンダーならここは覚悟しておいた方がいいよ!」という3つの不安材料について書きます。いざ覚悟の上でお読みください。では!!
(今回は僕がお付き合いした女性に言われたことを基にしております。なのでリアルな話です笑)
バーテンダーを彼氏彼女にする際に覚悟すべき3つの不安
①「営業時間が終わってもすぐに帰ってこない」という不安
現在の時刻は午前4時30分。お店の閉店時間は午前3時。そろそろ彼氏が帰ってきてもいい時間。なのに帰ってくる気配がない・・・。LINEのひとつも来ない・・・。
あなた:「一体なにしてんねーん!!」
という気持ちにもなることでしょう。
その気持ち、どう処理しますか??
バーテンダーは毎日すぐに家に帰ることができる仕事ではありません。
その理由は3つ。
・練習したり、新商品を考えたりする時間は営業終了後のことが多いから
(営業中はお客様がいらっしゃったら自分のことやお店のことはできません。なので営業終了後にやるしかないんです。”残業”みたいなものですが、別に残業だとも思ってませんし、すべては自分のため、お客様のためです)
・後輩を交えたプチミーティングが始まることがよくあるから
(営業が終わったら、「上がり水」として簡単なお酒で乾杯をする日があります。その中で営業中の反省や今後の改善案などが出てきたりするんです。で、話が盛り上がって気付いたら「え!?もうこんな時間!?」なんてことが多々あります)
・お客様からのお誘いを受けることがあるから
(閉店までいらっしゃったお客様から「飲みに行く?」なんてお誘いを受けることもあります。その時は「行きます!」と秒で返事をしています。別に断っても問題はないのですが、僕は仕事終わりですしお腹もすいてますし喉も乾いています。そして、お客様とプライベートで飲むのって楽しいんですよね)
はい、帰りを待ってくれているその気持ち、めちゃくちゃ嬉しいです。早く帰りたい気持ちももちろんあります。
ただ、上記3つはどれもこれも「大切な仕事」のうちのひとつです。
あなた:「は??お客様と飲みに行くのが仕事!?ホストじゃないんだからそんなの仕事じゃなくなくないですか!?」
ま、たしかにお客様と飲みに行かなくても仕事に支障は出ません。ですが、せっかくのお誘い、断るよりも「行きましょう!!」って返事した方が印象、良いですよね??べつに媚びを売りたいわけじゃないんですけどね。てか、行きたいんですよ、仕事終わりは飲みに笑(←ココが本音)。
恋人は大切です。ですが仕事終わりにお客様と飲みに行くことも大切です。そういうマインドです。
※異性のお客様とふたりで飲みに行くのはさすがにどうかと思いますけどね・・・。
関連記事:[なにが違うの?] バーテンダーとホストはほぼ同じ仕事??
②「たくさんの異性と絡みがある」という不安
バーテンダーはたくさんのお客様とお話をします。はい、異性のお客様も当然のようにいるわけです。もちろん一人や二人ではなくもっと多くの異性のお客様がいます、正直な話、数えきれないくらいいます。そして、その中のひとりであるあなたとお付き合いすることをバーテンダーである彼氏は決めたわけです。
いま一度言います。
あなたはバーテンダーである彼氏から恋人に選ばれました。
優勝です。おめでとうございます。
でもでも、①の「営業時間が終わってもすぐに帰ってこない」と②の「たくさんの異性と絡みがある」という事実を掛け算をすると以下のような答えが出ちゃう人もいるでしょう。
「営業時間が終わってもすぐに帰ってこない」
×
「たくさんの異性との絡みがある」
=
「浮気してんじゃないの!?」
お気持ち、察します。そりゃたくさん異性のお客様が彼氏のまわりにいれば浮気のひとつも疑ってしまいますよね。ですが、この類の不安は覚悟の上でお付き合いください。バーで働いている以上「不可抗力」です。バーテンダーは何も悪くありません、バーには男も女も入っていいルールなんで。
ちなみにですが、バーテンダーの仕事終わりである午前3時〰4時から浮気に付き合ってくださるステキな異性なんてなかなかいませんよ。むしろ紹介してください(←こーゆー発言、災いのもと笑)。
関連記事:[バーテンダーの本音]男性バーテンダーって実は女性との絡みが少ない!?
関連記事:バーテンダーが「3B」に属されていることは絶対におかしいたったひとつの理由
③「時間が合わずに一緒に過ごせない」という不安
生活時間帯が合わないことが不安になる人は多いですよね。特にお昼の仕事をしている人とは真逆の生活です。あなたが起きる時間は恋人が眠り始める時間、あなたが早く仕事が終わった時間は恋人が働きはじめる時間。あなたが「おなかすいたー!」って思う時間は恋人が「ぜんぜんおなかすいてなーい」って思う時間。
これは一例ですが、探せばもっとたくさんのすれ違いがあります。故に一緒に過ごす時間が少ないと気持ちも離れてしまう可能性だってありますよね?そこは覚悟の上でお付き合いください。「一緒にいたい!」って思う気持ちが強い人にはもしたしたら苦行になる可能性さえあります。
(ちなみに周りのバーテンダーで結婚をしている人は結構します。その奥様はほとんどお昼の仕事をしています)
関連記事:バーテンダーの生活サイクルの話
まとめ
バーテンダーを彼氏彼女にする際に覚悟すべき3つの不安についてお話させていただきました。
バーテンダーとお付き合いするということは、他のお仕事をされている方とお付き合いをすることより、そして遠距離恋愛をすることよりもそれ相応の覚悟が必要なのかな思います。ラブラブベッタリみたいな恋愛ができないわけじゃないんですけど、すれ違う時間がかなり多いので、お互いがお互いのことをどれだけ信用できるか、そしてすれ違いから生まれるであろう寂しさをどのような形で埋めていくか。ちょっと頭を使うお付き合いになるかもしれません。
ただ、バーテンダーと一緒にいると良いこともたくさんあるんですよ。
おわり。
yuki_nicccy
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