こんばんは(*^-^*)西舘です。
お酒がどうもカラダに合わないあなた。飲むこと自体は大好きだし、ひとりでバーに飲みにも行ってみたい。でも、なぜかすぐに酔ってしまうし、翌日の調子もあまり良くない。ゆえに気軽に飲みにいったり家で缶チューハイを買うことにもためらいがあります。
あなた:「ふぅー。どうしてわたしってこんなにお酒が飲めないんだろう・・・(;´∀`)」
友達が楽しそうにグラスを空にしていくその光景を見て、あなたはいつも羨ましい気持ちを感じています。「楽しそうだな・・・」「いいなーいろんなお酒を楽しめて・・・」みたいな。あなたはせいぜい1杯飲み切るのがやっと。2杯目にチャレンジしてもなかなか飲み切れず、結局お水かウーロン茶に落ち着くのが飲み会での基本的な流れです。
あなた:「はぁー。わたしでもたくさん飲めるお酒、どっかにないかなー。わたしはやっぱりお酒を飲むべきではないのかな・・・」
お酒を飲むこと自体は好きなのに、すぐに酔ってしまったり具合が悪くなることが理由でお酒から距離を取っている方はたくさんいらっしゃることと思います。
ただ、少しならお酒を飲むことができるあなたは幸運の持ち主です。なぜなら、あなたのようにお酒をあまり飲めない、翌日の体調に影響が出てしまうようなタイプの方でもお酒を楽しむことができる場所はすでに存在しているからです。
その場所こそが「バー」です。
ってことで今回は現役BAR屋で、翌日の体調を考えながらやっとこさ飲むことができるようになってきた僕が、「バーで飲めば翌日も元気に過ごすことができる!?」というお話をさせていただきます。
お酒が苦手。
でも、お酒を飲みたい。
翌日も元気に過ごしたい。
その答えは「バー」にあるんです。
さ、ちょっと付き合ってください。では!!
[お酒が苦手?最高です!!] バーで飲めば翌日も元気に過ごすことができる!?
「お酒は飲めるのに苦手・・・」「たくさん飲めない・・・」「翌日の体調に影響が出る・・・」理由ってたったひとつしかないんですよ。その理由と言うのは、
「お酒のアルコール度数があなたのカラダに決定的に合っていないから」です。
あなた:「アルコール度数が決定的に合っていないから!?」
そうです。市販のお酒でも、居酒屋さんのお酒でも、アルコール度数って決まっていますよね?缶チューハイは3%から9%がほとんど、居酒屋さんのサワーやカクテルも使ってるお酒が一緒であれば味は少し違えどアルコール度数は全部決まりきっています。そしてそれらをあなたは飲むことによって、あまりお酒が進まなかったり、翌日の体調に影響が出てしまうんです。つまり、「あなたに適したアルコール度数のお酒がそもそも目の前にない状態の中でお酒を飲んでいる」ってことです。
あなた:「じゃあ、どんなにわたしが意識してもムダってことですか!?」
ムダですね。勝ち目なし子ちゃんです笑。ま、アルコール度数を薄くする方法もありますけど、薄くすることで本来の美味しさは失われることがほとんどですし、そんな美味しさが欠けたお酒をグビグビ飲めたところで問題が解決したことにはなりませんよね?だったら美味しいジュースを飲んだほうがよっぽどマシです状態です。
じゃあ、あなたがゆっくりとお酒を楽しみ、翌日も元気でいられるようにするにはどうすればいいか。それは、
「あなたのカラダにドンピシャに合ったアルコール度数のお酒を飲むこと」です。
そして、あなたのカラダにドンピシャに合ったアルコール度数のお酒を飲むことができる唯一の場所、それが「バー」です。つまり、僕の生業である「BAR屋(バーテンダー)」がいる場所でお酒を飲むことです。
あなた:「じゃあ、バーでお酒を飲めばわたしでも楽しめるってことですか!?」
そういうことです。じゃあ、なぜバーでお酒を飲めば、お酒が苦手なあなたでも楽しめるのか。その答えはカンタン。
「バーテンダーはアルコール度数を自由自在に操ることができる魔法使いだから」です。
アルコール度数というのは、使用したお酒の量と使用したンノンアルコール飲料の量でいくらでも変えることができます。たとえば、アルコール度数40%のウイスキーはそのまま飲めば当然アルコール度数は40%です。しかし、氷を入れたグラスにウイスキーを注ぎ、そこに水を足せば一撃でアルコール度数は10%まで下がります。つまり、「アルコール度数を操ることは単純な数学」なんです。
関連記事:[これって何度くらいあるの?] 今飲んでいるカクテルのアルコール度数を自分で計算する方法
そして、この数学にめっぽう強い、いや、数字が理解できないと一流になれない仕事が「バーテンダー」です。たとえアルコール度数40%のお酒でも、1%にすることだってできます。
カクテルにしてしまえば。
あなた:「つまり、お酒自体のアルコール度数は変えられないけど、カクテルにすればいくらでも変えられるってことですね!!」
ご名答です。カクテルは超カンタンに説明すると、「2種類以上の飲み物を混ぜたもの」です。なので、アルコール度数の高いお酒はノンアルコール飲料で割ってしまえば一撃でそのアルコール度数は下がります。お風呂のお湯が熱い時は水を加えて温度を下げて適温にしますよね?それと同じ原理です。そして、どのくらいの量で調整すればどれくらいアルコール度数が下がるかをバーテンダーは知っています。つまり、「アルコール度数を何%にでもすることができる」んです。だから言いました、「魔法使い」って。
さいごに、実際のバーの現場のお話をさせてください。
僕が働いているバーにも、お酒は好きだけどたくさん飲めないお客様がたくさんいらっしゃいます。そんなお客様でも、僕やお店のメンバーがカクテルをお作りすると、2杯は確実に楽しんでくださっています。中には5杯も6杯も飲まれるお客様もいるくらいです。ビールやウイスキー、缶チューハイなどを飲めば一撃で顔が真っ赤になったり具合が悪くなったりするお客様がですよ??
関連記事:[入っても大丈夫?] お酒に弱い女子はバーでは嫌がられてしまう!?
「お酒を楽しんでいただくこと」に不可能なんてないんです、アルコール度数さえ操ることができれば。
そんなお客様とプライベートで一緒に飲みに行ったことが何度もありますが、たいてい1杯、調子が良い日でもせいぜい2杯しか飲んでません。いや、飲めないんです、自分に合ったアルコール度数のお酒が他のお店では提供されないんでね。
まとめ
「バーで飲めば翌日も元気に過ごすことができる!?」というお話をさせていただきました。
「バー」では、お客様ひとりひとりに合ったアルコール度数のお酒をご提供することが可能です。それは「BAR屋(バーテンダー)」がアルコール度数を自由自在に操ることができる魔法使いだからです。
お酒を片手にゆっくり過ごしたい。
好きな人とゆっくりお酒を飲みたい。
ひとりでお酒を飲みながらのんびり過ごしてみたい。
そんな夢をお持ちの方は、ぜひ「バー」の扉を叩いてみてほしいです。きっと違う世界観でお酒を楽しむことができます。
おわり。
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関連記事:バーはお酒を飲む場所じゃなくて、人生における「サードプレイス」
yuki_nicccy
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