[気まずい?] バーテンダーが無口なのはあなたのせい!?

「バーに行ってみたい!」ってちょっとでも思ったあなたへ

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

さいきん、気になっているバーがあるあなた。ネットで見つけたそのバーは、きれいなカクテルとシックな店内の写真がたくさん掲載されていて、ちょっとひと息つく場所を探していたあなたの目にピタリと留まりました。

 

 

さっそく翌日の仕事終わりにそのバーへ行ってみたあなた。扉を開けるとネットに載っていた写真と変わらないシックな店内がありました。あなたは「ここのバーは当たりだ!」と確信。

 

 

バーテンダー:「どうぞ、こちらのお席どうぞ。」

 

 

カウンターの端の席に腰を下ろしたあなた。メニュー表にはたくさんの美味しそうなカクテルが並んでいました。

 

 

 

あなた:「すいません!この、キウイのジントニックをお願いします!」

バーテンダー:「かしこまりました。」

 

 

30代中盤くらいのバーテンダーさんの声はやけに渋く、経験豊富な感じが滲み出ていました。キウイをカットする手さばき、お酒を調合する仕草、うん、美味しいカクテルが出てくることは間違いないとあなたは感じました。

 

 

 

バーテンダー:「お待たせしました。キウイのジントニックでございます。」

あなた:「ありがとうございます!」

 

 

待ちに待ったこの瞬間。ひとくち飲んだだけで爽やかなキウイの酸味とジンの清涼感が一気に押し寄せてきました。これは美味しい!

 

 

あなた:「めちゃくちゃ美味しいです!」

バーテンダー:「ありがとうございます。」

 

 

思わずバーテンダーさんに話しかけてしまったあなた。この感動を伝えずにはいられなかったので、頭で考える前に声が出てしまいました。

 

 

ですが。

 

 

バーテンダーさんはあなたにぜんぜん話しかけてきません。表情も変えずに淡々とグラスやボトルを拭き続けています。

 

 

あなた:「(あれ?ぜんぜん話してくれないじゃん(;・∀・)なんか話しかけづらいのかな、わたし・・・)

 

 


カウンターに座って飲んでいるのに、バーテンダーさんがぜんぜん話しかけてきてくれなかったら少し気まずい感じに思えたりしませんか?別に混んでるわけでもないのに、注文の時にしか目も合わせてくれないし。バーテンダーさんと会話をすることも楽しみにしていたあなたは不安を感じるはずです。

 

 

 

あなた:「え?わたし、話しかけづらいオーラ出てる?(`・ω・´)」

 

 

と。

 

 

こんな経験をしたことがあるあなたへ今回は、現役 BAR屋で、無口とは無縁のおしゃべり好きの僕が、「バーテンダーが無口なのはあなたのせい!?」というお話をさせていただきます。

 

 

あなたが話しかけづらいオーラを醸し出しているのか!?

単純にバーテンダーさんが無口なだけなのか!?

数々のバーテンダーを見てきた僕の経験からちょっとだけ話します。では!

 

 

[気まずい?] バーテンダーが無口なのはあなたのせい!?

結論から申しますと、「バーテンダーが無口なのは、そういうスタイルの営業なだけであって、別にあなたのせいじゃない!」です。

 

 

あなた:「え!?そういうスタイルって、お客様に話しかけないスタイルってことですか!?」

 

 

簡単に言うとそういうことです。必要以上にお客様とのかかわりを持たないことで、お客様が息を抜くことができるという信念に基づいてバーテンダーという仕事を全うしているんでしょう。あくまで主役はお客様、お客様の時間をジャマしないことが最高のサービスに繋がるといったところでしょうか。

 

 

あなた:「なるほど!じゃあ”あえて”わたしに話しかけてこないってことですね!」

 

 

そうです。別にあなたが話しかけづらいタイプだとかそういった理由ではないのでどうぞ自信をもって生きてください笑。

 

 

ただ、もしあなたが「バーテンダーとの会話も楽しみにしてきたのに!!」という気持ちがある場合はもっとフランクに話しかけてくれるバーテンダーさんがいるバーに行くことをオススメします。

 

 

あなた:「え?じゃあ、無口なマスターにわたしが話しかけるのはダメってこと?」

 

 

厳密にはダメってわけじゃないんですけど、無口なバーテンダーさんがカウンターに立っているバーは、バーテンダーさんが無口だからという理由で通っている常連様が多いです。つまり、静かにひとりの時間を楽しめるからこそ通ってるんですよね、常連様は

 

 

ってことは、もしあなたがバーテンダーさんに話しかけるとするじゃないですか。それ自体は悪いことではないんですけど、あまりベラベラ会話を続けるようだと他のお客様の時間をジャマすることに繋がりかねません。「あーとなりの客、うるさいなー。今日はもう帰ろっと。」って思われるのも嫌じゃないですか、「え?わたしのせい?」って思うのもなんだか悲しいですし。

 

 

なので、無口なバーテンダーさんに話しかける時は、お酒に対する質問だとか、ちょっとした小話程度にしておくことがベターです。で、もしバーテンダーさんとの会話も楽しみたいって方は別のバーに行きましょうって話です。いっぱいありますよ、気さくに話しかけてくれるバーテンダーさんがいるバーは。

 

 

余談ですけど、僕が働いているバーはみんなおしゃべり大好きタイプのお客様ばかりです。そして、スタッフもみんなおしゃべり大好き。なので騒がしいってほどじゃないですけど、わりと会話が常に飛び交い、賑わっているタイプのバーです。僕が思う「BAR屋としての在り方」に基づいた営業を続けているからこそ生まれた雰囲気なのでとても気に入っていますし、僕自身が大好きな空間でもあります。

関連記事:ひとりでカウンターに座っても話しかけてこないバーは「バー失格」

 

 

ただ、賑わっているバーとして営業してきた代償を背負うこともあります。それは初めてひとりでいらっしゃったお客様が帰りに、「バーなのにうるさいんだね。」とクレームをいただいてしまった時。そのたびにとても申し訳ない気持ちになります。ただ、こういったミスマッチはどうしても起こってしまうことです。「思ってたバーと全然違う!」と言われても、それは起こるべくして起きた事故。他のお客様に気を遣えないような大騒ぎのバーは問題外としても、静かと感じるかうるさいと感じるかは人によって違うので、そこは縁がなかったということでしかないのかなと思います。事実、常連のお客様は僕が働いているバーで「きょうはなんかうるさいね!」なんて一切言わないですからね。

 

 

まとめ

[気まずい?] 「バーテンダーが無口なのはあなたのせい!?」というお話をさせていただきました。

 

 

「バーテンダーが無口なのは、そういうスタイルの営業なだけであって、別にあなたのせいじゃない!」です。

 

 

バーテンダーが考えるステキなバーの定義はバーテンダーの数だけあります。どこのバーも同じじゃないからこそ常連様ができますし、独自の面白みが存在するわけです。

 

 

あなたには「こんなバーが好き!」という定義みたいなものがあるはずです。その定義にピッタリあてはまるバーに出会ったらそのバーの常連様になればいいだけです。なので、バーテンダーがあなたに話しかけてこないからといってあなたがあれこれ考える必要は一切ありません。ちょっと合わなかっただけです。

関連記事:[ステキなお客様!] バーテンダーに気に入られるためにお客様側がすべき大切な心掛け

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌のピアノバー”STYLISH D”の店長。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。