初めてバーに行く際に心掛けておくべき3つのこと

「バーに行ってみたい!」ってちょっとでも思ったあなたへ

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

初めてバーへ行くことを決心したあなた。でも普段通り外食に行く感覚で行ってもいいものなのか少しばかりの不安を持っています。

 

 

あなた:「バーって敷居高いよねー自分なんかが行っても大丈夫なのかな・・・」

 

 


ってことで、今回は初めてバーに行く際に心掛けておくべき3つのことについて現役BAR屋の僕がお話させていただきます。

 

 

安心してください。この記事さえ一読しておけば何の問題もなくスムーズにバーデビューをすることができます。ではさっそく!

 

 

初めてバーに行く際に心掛けておくべき3つのこと

 

 

 

①身だしなみはそれなりに整えて行く

まずは身だしなみの話から始めます。

 

 

バーだからと言って別にドレスコードがあるわけじゃないんですけど、(中にはドレスコードがあるバーもありますがほぼないと思ってもらって構いません)それなりに気を遣った格好で行くことをオススメします。

 

 

あなた:「それなりに整えるって何ですか?」

 

 

ですよね。抽象的すぎてよくわからなくてすいません笑。

 

 

「それなり」というのは簡単に言いますと、「部屋着以上、冠婚葬祭未満」って感じです。

 

 

下はスウェットで上は昔から着ているジャージなんかはダメで、逆に全身クリーニングしたばかりのスーツでポケットにハンカチーフみたいに決め込んでくる必要もないってことです。

 

 

ちなみにですけど、バーは神聖な場所だという考えを持っているお客様もいましてですね、そのタイプのお客様はわざわざ仕事終わりに一旦自宅へ帰って着替えてからいらっしゃいます。まるで「今日はどなたかの結婚式だったんですか?」ってくらいに。でもこれはこれでめちゃくちゃ意識高い系で格好良いです。

 

 

部屋着以上のクオリティーの身だしなみでバーには行きましょう。

 

 

あ、ここで言うまでもないですけど寝癖がついた状態だとか、寝起きで直行みたいなのはダメですよ。

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関連記事:「バーにはどんな服装で行けばいいの?」に答えてみます

 

②お金は最低限以上持って行く

あなた:「え?予算を決めて飲めばたくさん持って行く必要なんてないんじゃなですか?」

 

 

確かにそうです。でも僕がなぜお金は最低限以上持って行くべきと言っているのか。

 

 

それは、「飲んでいるものの値段がわからない場合があるから」です。

 

 

たとえば、メニュー表がないバーだった時。「本日のオススメがございますよ!」なんて勧められて出てきたカクテルの値段はどこにも書いてないわけですよ。つまり、1000円かもしれないし1500円かもしれないってことです。イチイチ「これっていくらですか?」なんて聞くのも手間だしちょっと恥ずかしいですよね。

 

 

それに加えて「チャージ」という席料がかかるようなバーもあります。詳しくは以下記事をどうぞ。

関連記事:バーで発生する「チャージ料」ってそもそも何?

 

 

自分の中で予算を決めていたとしてもお会計の時に思ったよりも高かったりすることが全然あり得るってことです。

 

 

ちなみにですけど、僕は楽しい気分になってしまうといつも以上に飲みすぎてしまう傾向にあることを自負しているため、クレジットカードも一緒に持ってバーへ行きます。

(なるべくカードを使わないような飲み方を気を付けてはいるのですが・・・笑)

関連記事:どこのバーでもクレジットカードでお会計はできるのかについて

関連記事:バーでスマートに会計を済ませたい時に使える3つの方法

 

③「これ以上飲んだらまずいな・・」と感じたら無理して飲まずに帰る

お酒ってテンションを上げる飲み物なのでついつい「もう1杯!」なんて言ってしまいがちなんですけど、自分的に「あ、これ以上飲んだらやばいかも・・・」って感覚を覚えたらそこですんなりと帰るべきです。

(↑「お前が言うな!」って感じですけど笑)

 

 

その理由はただひとつ。

 

 

「お店に迷惑をかけないため」です。

 

 

たとえば、今まで僕が働いている時に飲みすぎてしまったお客様が取った迷惑行為を以下に書いてみます。

 

 

 

・カウンターで爆睡

・カウンターで嘔吐

・お手洗いで嘔吐

・隣のお客様にダダ絡み

・お金を払った払ってない論争

・スタッフに逆ギレ

 

 

なかなかでハイレベルですよね笑。自分の致死量を超えた時に人はまさかの行動を起こしてしまう生き物なので、そのきっかけを自分自身でコントロールすることは必要不可欠です。せっかく素敵なバーに出会えたとしても上記のような行動をしてしまったら「はい!あなたは今後出禁です!」なんて言われたら悲しいですよね。なのでカラダからの声にはちゃんと耳を傾けて素直に従いましょう。

関連記事:バーテンダーは見た!本当に起こった漫画でもありえないような「バーでの衝撃事件」3選

 

 

ちなみにですが、もし自分自身でコントロールすることができずに結果的にお店に迷惑をかけてしまった場合は翌日に手土産のひとつでも持って速攻で謝罪に行きましょう。それで許してくれるバーテンダーはたくさんいます。僕もそのひとりです。誠心誠意「すいませんでした!!」って頭を下げればよほどのことでなければ良好な関係を維持できるでしょう。

 

 

まとめ

初めてバーに行く際に心掛けておくべき3つのことについてお話させていただきました。

 

 

 

バーは近所のコンビニに行く感覚では行けません。ですが、冠婚葬祭ほどのドレスコードや意識が必要な場所でもないんです。

 

 

「小キレイな恰好で、財布にちょっとお金を多めに入れて、飲みすぎたと感じたら帰る」

 

 

これだけ心掛けておけばあなたも立派なバーのお客様になれますよ。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。