[また来た・・] 女性バーテンダーから来る連絡は営業目的なのか!?

「BAR」×「出会い」

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

さいきんとあるバーに通い始めたあなた。そのバーには笑顔がステキな女性バーテンダーさんがひとりいて、その方が作るカクテルがどれもこれもまた美味しいのなんのってって感じで、気付いたら毎週必ず一回はバーへ顔を出すようになっていました。

 

 

女性バーテンダー:「いつもありがとうございます!」

あなた:「こちらこそ!」

 

 

とても楽しい気分で帰路についたあなた。毎日あんなステキな笑顔が見れたら、きっといつもの100万倍の力で仕事ができるのになとか勝手に妄想してたら、寄ろうとしてたコンビニを通り過ぎてしまっていました。

 

 

あなた:「ああ、ホントにステキだな・・(*^-^*)」

 

 

翌週もバーへ足を運んだあなた。あのステキな笑顔の女性バーテンダーに会いに行くことが日々の楽しみになっていたあなたは、今日も二杯で帰るつもりが気付けば四杯目を口にしていました。

 

 

酔いも少し回ってきた午後十時。女性バーテンダーさんが声を掛けてきました。

 

 

女性バーテンダー:「あの、わたし、毎日出勤してるわけじゃないので、もしよかったら連絡先とか教えていただいてもいいですか?

あなた:「ボ、ボ、ボクの連絡先ですか!?」

女性バーテンダー:「はい!もし、わたしがお休みだったら会えないじゃないですか?なのでそういう時は別の日に来てほしいので・・」

あなた:「は、はい!こ、交換しましょう!」

 

 

まさかの「連絡先教えてください!」に、心臓の動きが落ち着かないあなた。「これからはキミがいる日にしか行かないからね!」と心の中で叫びに叫んだことはだれにも言えないですけど、神に誓ったくらいの勢いでした。

 

 

そして、連絡先を交換した夜。さっそく女性バーテンダーさんから連絡が来ました。

 

 

 

 

女性バーテンダー:「きょうもありがとうございました!いつも楽しくお話させていただけて嬉しいです!またお待ちしてます!」

 

 

お気に入りの女性バーテンダーから連絡が来るだけでこんなに気分が上がるものなのか・・・。

「明日からまた頑張れる!」とまたまた心の中で叫んだあなたは静かにベッドへと向かって眠りについたのでした。

 

 

それからというもの、頻繁に女性バーテンダーさんから連絡が来るようになり、よりバーに通う頻度が増えていったあなた。「そんなに気に入ってもらったなんて・・・好きになってもいいですか?」と、またまた妄想に耽る時間が増え続けていました。

 

 

ただ、あなたにはまだ疑惑の心が捨てきれていません。

 

 

あなた:「こんなに連絡が来るなんて・・・これ、ホントに僕が気に入られてるからなのかな・・・もしや、営業!?いやいや、そんなことはない!うん!きっとない!!」

 

 


ステキな女性バーテンダーさんと仲良くなれたら、世の男性陣はみんなテンションが上がりまくると思います。で、結果、「好きだー!!」くらいの気持ちになってしまうこともよくある話です。

 

 

ですが、相手は夜の世界の人間。そしてあなたはただのお客様。ここから夢のようなサクセスストーリーが始まるなんて信じられないっていう気持ちもよくわかります。

 

 

ということで今回は、現役BAR屋で、通ってたバーの女性バーテンダーに恋をした結果、めでたく完膚なきまでに撃沈した経験を今も引きずっている僕が、 バーテンダーから来る連絡は営業目的なのか!?」という不安についてお話させていただきます。

 

 

女性バーテンダーは本気であなたのことをステキなお客様だと思っているのか!?

はたまた本気で気に入られているのか!?

不安的中の営業目的なのか!?

 

 

BAR屋歴14年目の僕が今まで見てきたリアルな世界を基にお話させていただきます。では!

 

 

[また来た・・] 女性バーテンダーから来る連絡は営業目的なのか!?

結論から申しますと、「営業目的とまではいかないものの、だからといって別にあなた個人に興味があるわけではない」です。

 

 

あなた:「ガーン(;´∀`)」

 

 

現実世界は厳しいものです笑。

 

 

ガチガチの営業目的の連絡をする女性はホステスさん寄りなお仕事をされている方に限られます。ガールズバーで働いている方も同じくですね。ホステスさんって、自分を指名してくれるお客様がお店に来るとしっかりとバック(時給以外の臨時収入)が入るんですよね。つまり、お客様へ営業することに対してお金」という明確な見返りがあるわけです

 

 

その点、バーテンダーの世界にはバックというシステムは基本的に存在しません。どれだけ自分目当てでお店に来てくださっても、店舗収益によって多少のお小遣いが給料にプラスされる程度です。つまり、個人的にお客様に対して営業をかけたとしても、さほどお金の面での見返りがないんです

 

 

なので、もし頻繁に連絡が来るようでもそれはガチガチの営業ではなくて、「もし来てくれたら嬉しいです!」程度のソフトなものです。ま、営業といえば営業なんでしょうけど、そこまで必死になっているわけではないんですよね。

 

 

 

あなた:「なるほど!じゃあ、僕は自信をもって連絡を取り続けていいってことですね!」

 

 

はい。少なくともあなたはその女性バーテンダーさんからの信用は獲得してるわけですから、これからも仲良く関係を続けたらいいだけです。

 

 

ただし、女性バーテンダーさんに恋愛感情を持つことはあなたの自由ですが、お付き合いできるとか遊べる関係になれるかといえばそこはとても難しいと思うので自己責任でって感じです

 

 

あなた:「そうなんですね・・・やっぱり、男として僕を見てくれてるってわけじゃないってことですよね?」

 

 

もちろん断言はできませんけどね、人生何が起こるかわからないんで。ただ、バー業界にずっと住み続けてきてさまざまな女性バーテンダーの言動を知っている僕に言わせれば、女性バーテンダーがお客様を恋愛対象にしているケースは皆無に近いです。あくまで「お客様」としての関係でしかなくて、たとえどんなにプライベートで食事に行く機会があったとしてもそれはあくまで「お客様に誘ってもらったから来ました」というスタンスです。

 

 

そして、もしあなたに対して女性バーテンダーさんが気を持たせるような言動をしてきたとしても、それはただの天然ちゃんの可能性が極めて高いです。悪意がない中での気を持たせるような言動・・・男性は勘違いしがちなので、そこは肝に銘じておくべきでしょう。

 

 

まとめ

「 女性バーテンダーから来る連絡は営業目的なのか!?」についてお話させていただきました。

 

 

「営業目的とまではいかないものの、だからといって別にあなた個人に興味があるわけではない」です。

 

 

バーテンダーの世界は、ホステスさんの業界と違って、自分のお客様をたくさん呼んだからといってバーテンダーにバック(臨時収入)が入るわけではありません。もちろん、ステキなお客様に囲まれた時間を過ごしたいという理由で多少なりとも営業チックな意味であなたに連絡をしてる側面もあるとは思いますが、ガチガチの営業目的ではありません。

 

 

また、あなたはたしかに女性バーテンダーさんから気に入られています。だからこそ連絡先を交換することができたんです。嫌なお客様に連絡先なんて絶対に教えないですからね、そこは自信をもって構いません。

 

 

ですが、「連絡先を交換した=あなた個人に興味がある」という方程式は基本的にないです。あくまで「ステキなお客様」とういう意味で好かれているとい意味ですので、もし踏み込んだ関係になりたいのであれば玉砕覚悟でよろしくお願いしますって感じです。

 

 

あなたは女性バーテンダーさんから選ばれた数少ないステキなお客様です。その事実を胸にきょうもバーへ足を運ぶ、そんな夜をお楽しみいただけたらと切に願います。

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。