僕がハイボールを美味しく飲めるようになった最大のきっかけ

ハイボールの話

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

今や世の中の定番と化した「ハイボール」。軽やかな口当たりと爽快な喉越し、低糖質でカラダにも親切なステキなお酒で、ウイスキーがあまり得意ではない方でも楽しむことができる優れものです。

 

 

ですが・・・。

 

 

 

「やっぱりハイボール、苦手ですぅー(;”∀”)」

「ウイスキー使ってる時点でムーリー(;”∀”)」

「飲みたいけどやっぱりお酒がキツイ(;”∀”)」

 

 

なんて理由で、今もまだ「ハイボール」に馴染むことができていない方も多いのではないでしょうか。

 

 

たしかに、どんなに軽やか口当たりと言ってもウイスキーの味はしますし、喉越しを感じる前にもやはりウイスキーの味を感じてしまいますよね。単純にアルコール度数的に合わない方もいらっしゃることでしょう。(平均して「ハイボール」のアルコール度数は約10%です)

 

 

僕もBAR屋になりたての頃は、仕事終わりの練習で作らせてもらってたハイボールが苦手で仕方なかったんです。ひとつも美味しいと感じることができず、「いったいこれの何が美味しいんだろ・・・みんな謎すぎる・・・」と毎夜思ってました笑。

 

 

そんな僕が、とある夜から「ハイボール好き青年」に変化を遂げました

自分でもびっくりです。

とある出来事がすべてのきっかけでした。

 

 

あ、洗脳されたとかじゃないですよ?笑

 

 

ということで今回は現役BAR屋で「ハイボール好き日本代表」の僕が、「僕がハイボールを美味しく飲めるようになった最大のきっかけ」というお話をさせていただきます。

 

 

ハイボールを美味しく飲めるようになるために必要だったことは、ウイスキーの銘柄の相性じゃなく、アルコール度数でもなかったんです

 

 

では、さっそく僕の体験談をどうぞ!!

 

 

僕がハイボールを美味しく飲めるようになった最大のきっかけ

僕がハイボールを美味しく飲めるようになった最大のきっかけ、それは、

 

 

「敏腕マネージャーのハイボールがビビるくらい美味しかったから」です。

 

 

僕がBAR屋を始めたバーは、僕も含め7人のメンバーが在籍してしました。

店長、マネージャー、もうひとりの社員さん(←僕の師匠)、アルバイトの先輩2人、同期1人と僕。

 

 

バーの営業が終わると、アルバイトメンバーが先輩にハイボールを作ることが日々の日課、そしてアルバイトメンバーの練習時間でした。なので、いつも僕は自分が作ったハイボールかアルバイトの先輩が作ってくれたハイボールを飲んでいたんです。

 

 

でも、もともとあまりお酒が得意ではなかった僕。(好きなお酒は○○ミルクや○○オレンジみたいな、ジュースに近いお酒でしたので)そんな僕が急にウイスキーを口にすることが日課になったわけですよ、そりゃすぐに美味しいだなんて思えるはずもなく、ただただ「あーお酒キツイなー・・・」とばかり感じる日々でした。

 

 

つまり、最初はハイボールが嫌いだったんです

 

 

そんな日々が続くこと約9ヶ月。一向にハイボールの美味しさがわからなかった僕は、「あ、きっと僕はウイスキーが苦手なんだ!!」と思うようになりました。勉強のために無理してウイスキーを飲むことはあっても(苦手なので味も何もわからず何の勉強にもなりませんでしたが笑)好きになれることはないと。

 

 

そこで事件は起きました

 

 

僕が仕事を早上がりした日、珍しくマネージャーが僕にお酒を作ってくれたんです。どういう風の吹き回しかと思いましたが笑、こんな機会はめったになかったので内心嬉しかったのを今でも覚えています。

 

 

そこでマネージャーが作ってくれたもの。

 

 

ハイボール

 

 

僕:「ハイボールかよ・・・(;・∀・)」

 

 

どんな甘くて美味しいカクテルを作ってくれるのかとワクワクしていた僕が目の前の現実を目の当たりにした瞬間、絶望の淵に立たされました。どうしてこんな滅多にない機会にハイボールなんだよと心の中で盛大に愚痴りました。ですがせっかくマネージャーが作ってくれたハイボールを「飲みたくないです!!」なんて言えるわけもないので、致し方なく飲みました。

 

 

その時の感想はたった一言。

 

 

僕:「え!?これハイボール!?めちゃくちゃ美味しい!!」

 

 

僕は見ていました。マネージャーがハイボールを作っている姿を、そしてその手元を。たしかにいつも僕たちアルバイトメンバーが作っているハイボールに間違いない。グラスも一緒、ウイスキーも一緒、分量も一緒。なのにこんなに素直に美味しいと感じている自分。

 

 

え?なに?マジック?

それとも味の素的な旨味成分でもコソッと入れたんですか?

 

 

僕は自分がハイボールを「美味しい!!」と思えた理由がまったくわかりませんでした。

ただひとつ、理由が存在するのであればそれは、

 

 

「だれが作るかによって、ハイボールの味は劇的に変わる」ということだけ。

 

 

そうです、ハイボールはウイスキーに炭酸水を注げば完成するカンタンなお酒ですが、その味は作り手の力量が大きく表れます。本当です。たとえるなら市販のカレールーで作るカレーも自分で作るか親が作るかで味が変わるのと一緒です。

 

 

マネージャーは敏腕だったんです。

僕がいつもハイボールを苦い顔して飲んでいるのを知っていたんでしょう。

そんな僕の口に合うハイボールを作ることができる技術。

同じグラス、同じウイスキー、同じ分量でも味の違いを生み出せることを知った夜でした。

 

 

 

ってお話。

おわり。

 

 

※ハイボールについていろいろ書いてます。興味ある方はこちらもどうぞ(*´▽`*)。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。