こんばんは(*^-^*)西舘です。
無類のハイボール好きのあなた。居酒屋でもバーでも「ハイボールください!」と元気の良い声でオーダーし続け、遂にはお店のスタッフさんから「ハイボールでよろしいですか?」と声を掛けられるまでになりました。
あなた:「ハイボール最高ぉぉーー(*^。^*)」
そんなあなたは、自宅でも自分でハイボールを作って飲むようになりました。コンビニで適当に買ったウイスキーをグラスに注ぎ、炭酸水をプシャーと開けてウイスキーを入れたグラスに一気に注ぐ。かるーく混ぜて、はい完成。
ですが。
あなた:「うーん。なんか美味しくないんだよなーなんでだろう(;´∀`)」
美味しいハイボールの作り方とみたいなYoutube動画は何回も見た。
別に不器用なタイプでもない。
でも、なんか美味しく作れない。
あなた:「どうして美味しくならないの?(+o+)」
自宅でハイボールを作って楽しんでいる人はかなり多いと思います。ですが、どうも好みの味に仕上がらない、なんか美味しくないという悩みを抱えている人がほとんどではないでしょうか。
ということで今回は、現役BAR屋で、自宅でハイボールを作る時はぜんぜん適当に作っている「説得力ゼロ」の僕が、「あなたが作るハイボールが美味しくないのには理由があります」というテーマでお話させていただきます。お酒の取り扱いを生業としている僕の願いはただひとつ。
「あなたが最高のハイボールと共に素敵な夜を過ごすことができるようになりますように・・・」
ではさっそく!
[現役BAR屋の宅飲み講座⑦]あなたが作るハイボールが美味しくないのには理由があります
①あなたが作るハイボールが美味しくないのは「ウイスキー選び」と「割りもの」に原因がある
あなたが作るハイボールが美味しくないのは、決してあなたがお酒のプロじゃないからとか、バーテンダーじゃないからとか、そんな難しい理由じゃありません。誰にだって美味しいハイボールは作れるんです。
じゃあ、一体なぜあなたが作るハイボールは美味しくないのか。それは、「口に合うウイスキーを買っていないから」+「口に合う割りものを買っていないから」です。
あなた:「え?ウイスキーも割りものも、普通のやつを買ってますよ?」
普通のやつ、たとえば、コンビニやスーパーで売っている、CMで見たことがあるウイスキーや、シンプルな炭酸水とかですかね。たしかに、銘柄や味はなんであれ、ウイスキーを炭酸水で割ればハイボールにはなります。ですが、その銘柄のウイスキーをシンプルな炭酸水で割ったハイボールがあなたの口に合うかどうかはまた別問題だと思いませんか?
ウイスキーにだってさまざまな味の違いがあります。どんなに炭酸水で割ってもウイスキーの味が濃いものから、炭酸水で割るとめちゃくちゃ口当たりが軽くなるものまでありますから。
炭酸水も同じで、シンプルな炭酸水(無味)で割れば、そりゃ一切の甘みがないハイボールが出来上がります。でも、もしあなたがよく行く居酒屋さんで飲んでいる「レモン入りハイボール」が好きだとしたら、シンプルな炭酸水で割ったら美味しく感じないのは当然です。だって、あなたのハイボールにはレモンなんて入っていないんですから。酸味ゼロ。洋食店で食べるビーフカレーが好きなのに、家ではチキンカレーを作って「なんか美味しくないなー」って言ってるのと一緒です。それは、洋食屋さんとの技術の差ももちろんありますけど、まずもって「ビーフ、入ってないから同じような味になるわけないじゃん!」ってツッコミが入ったら話は終わりです。
つまり、「ハイボールはあなたの作り方に問題があるというよりは、材料選びの段階で既に美味しくないことが決まっている」ってことです。
②ハイボールの概念を捨てなければ、一生美味しいハイボールなんて作れない
「ハイボールはお店で飲むから美味しい!」
「やっぱり、プロが作るから美味しい!」
「ハイボールってウイスキーの炭酸割りでしょ?」
こんなことを考えたことってありますよね?たしかに、お店で飲むハイボールは美味しいです。バーで飲むハイボールが美味しいのは当然として(僕のハイボールは神味ですよホント笑←自慢)、今は居酒屋さんのハイボールもビールと一緒で、樽詰めのハイボールをグラスに注ぐだけなので、店長が注いでも新人アルバイトが注いでも同じ味で出てくるシステム故に味が全然ブレなくなってきています(あくまで一部の居酒屋さんの話)。
ですけど、根本的な話になりますが、お店で飲むハイボールだって、あなたの口に合ったから「美味しい!」と感じているだけであって、ハイボールが好きじゃない人からすればどこで飲んだって「やっぱ苦手だなー」くらいにしか思ってないわけですよ。つまり、「お店で飲むから美味しい!」という概念は当たってるようで当たってないってことです。
あと、「ハイボールってウイスキーの炭酸割りでしょ?」と思ってませんか?間違ってはいないですよ。実際そうですし笑。ですが、ウイスキーの銘柄だって自由に選んで構わないし、炭酸水だってどんな味のものを選んだっていいんですよ。「角ハイボール」や「フリージングハイボール」がハイボールのすべてじゃない。レモンを入れたっていいし、オレンジを入れたっていいし、ジンジャーエールで割ったっていいわけです。つまり、「ハイボールは好みに合わせていくらでもアレンジ可能」ってことです。
ちなみに僕は、自宅でハイボールを作るときは、レモン風味の炭酸水を買って作ります。シンプルな炭酸水よりもさっぱりしてて美味しいんですよね。あと、甘いハイボールが飲みたい夜はカルピスソーダを買ってきて作ります。プロのBAR屋の僕でさえ、あれこれその日の気分や好みにハイボールをアレンジして楽しんでいます。
③美味しいハイボールが作れるようになったら良いことだらけ
あなたが自宅で美味しいハイボールを作ることは可能です。美味しいハイボールが作れるようになったら良いことだらけなんですよ。
まず、「コスパ最高」。ウイスキーも炭酸水に代表される「割りもの」も比較的安価で手に入ります。缶ビールや売れ筋の缶チューハイを毎日何本も買うより全然お金がかかりません。そして、缶のお酒を買わなくなるので、ゴミも出ない。自宅で飲みすぎた朝、テーブルにたくさん置かれた缶を片付ける作業をしたこととかないですか?テンション下がりますよね?その点、自宅で美味しいハイボールを作れるようになったら、出るゴミは割りもののペットボトルだけ。秒で片付けることができるので、朝を気持ちよく過ごすことができます。
次に、「太らなくなる」。ウイスキーは糖質ゼロですので、ビールや缶チューハイに比べてはるかにカラダに優しいお酒です。炭酸水も糖質ゼロなので、シンプルなハイボールであればいくら飲んでも太りません。
あなた:「え?でも、カロリーはあるんですよね?だったら、飲みすぎたら太るんじゃないですか?」
カロリーの話は誰もが気にするところではありますが、太りません。太る原因はひとえに「糖質の取りすぎ」一択なので。ウイスキーは太らないんですよ。実際、ハイボールを今まで3,000杯以上飲んできた僕は現在34歳で身長170cm、体重57kgです。そして、僕が働いているバーにいらっしゃる、ウイスキー好きのお客様の多くは細身です。
関連記事:[健康にお酒を飲み続けたい人は必読!]「血糖値」について知っておくべき5つのこと
そして、何より、ハイボール好きなあなたが自宅でこれまで以上に楽しい夜を過ごすことができるようになります。だって、自分で美味しいハイボールが作れるんですからね、余計な飲み会に参加することも減るでしょうし、好きな時に好きなだけハイボールを堪能できる日々が待っているわけですよ。犬を飼ったら「早く帰りたい!」って思う気持ちと一緒です。ハイボールが美味しく作れるようになったら「早く帰って飲みたい!」って思いますから。
まとめ
[現役BAR屋の宅飲み講座⑦]「あなたが作るハイボールが美味しくないのには理由があります」というテーマでお話させていただきました。
自宅で美味しいハイボールを作ることは、プロの僕から言わせてもらうと「ぜんぜん難しくない」です。お店で飲むハイボールと同じ味にはもちろんならないとは思うんですけど、自宅だからこそ、あなたが好きな味にいくらでもアレンジできるのがハイボールの強みです。美味しいハイボールを自宅で楽しむためにぜひ今回の記事が役に立てばいいなと思います。
※材料選びは重要なので、ご紹介しております。↓こちらから。
関連記事:[現役BAR屋の宅飲み講座⑥]グビグビ飲めちゃう!?ハイボールに最適な口当たり軽めのウイスキー3選
※美味しいハイボールの作りも解説しております。↓こちらから。
関連記事:[現役BAR屋の宅飲み講座④]超簡単!3,000杯以上のハイボールを飲みまくってきた僕が美味しいハイボールの作り方について語ってみます
yuki_nicccy
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