嫌なことや傷つくことは起こった方がいい理由

BAR屋の人生哲学

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

自分が嫌なことや傷つくことはできるだけ起こってほしくないと誰もが思っていることでしょう。でも、生きてたら嫌なことや傷つくことは時として必ずと言っていいほど起こりますよね?

 

 

たとえば、

・冷たい言葉を言い放たれる

・約束したことを破られる

・大切なものをなくす

などなど。

 

 

どれもこれも本当に心が痛むし、病む。眠れなくなることもあるし、イライラが消えない時だってあるはずです。

 

 

ただ、なにひとつ嫌なことが起こらない、なにひとつ傷つくことが起こらない世界は僕はないと思うんです。十人十色のこの世界で、なにもかもが自分の理想とシンクロすることなんてありえないって。

 

 

ただ、それでいいんですよ。良くはないけどいいんです。自分に嫌なことが起こったり、傷つくことが起こったりした分だけ、自分に優しくしてくれる人や自分が大切に想っている人にとことん優しくなれるんで

 

 

あの人にはこうするけど、あの人にはこうする。

あの人にはあげるけど、あの人にはあげない。

あの人には教えるけど、あの人には教えない。

 

 

この違いを生み出している要素、それは自分自身がどれだけ嫌なことを経験してきたか、どれだけ傷つく経験をしてきたかによるところが非常に多いんです。

 

 

理不尽な上司にわけもわからず怒鳴られたら、腹立ちますよね?

でも、そのイライラのおかげで、日頃から親切にしてくれている上司にはめいっぱい寄り添えたりするんです。任された仕事はがんばるし、誕生日にはプレゼントのひとつでも渡したくなる。

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嫌なことや傷つくことは、真正面から見ると最悪です。良いことなし子ちゃん。でも、広めの角度で見るとプラスに働く作用も実は兼ね備えているんです。

 

 

嫌なことが起こったら「ラッキー」くらいに思うこと。

傷つくことが起こったら「ラッキー」くらいに思うこと。

 

 

そう簡単に「ラッキー」だなんて思えるわけないこともわかっています。立ち直れないほどに精神的に深くえぐってくるレベルの経験は、生きていたら時として味わうことでしょう。

 

 

でも、深く抉られただけじゃ、それこそムカつきますよね?「この傷、どうしてくれんだよ!!弁償しろよ!!」って気持ちでいっぱいになりますからね、損でしかない。

 

 

だったら、どうせ弁償してくれないんだったら、捉え方を自分で変えてしまえばいい。その結果、自分ができる限り良くしてあげたい人の笑顔に繋がる。風向きを変えれば、少しは嫌なことや傷つくことも報われる。

 

 

ちょっと話は変わりますが、僕はバーで働いています。広く言えばサービス業界で生きている人間です。サービス業界は面白い業界で、そこで働いている人の力がサービスに大きく反映されています。

 

 

たとえば、「この店員さん、めちゃくちゃ感じ良かった!!」って経験をしたこと、ありますよね?逆に、「なにあの店員、態度わるっ!!」って経験をしたことも少なからずありますよね?

 

 

前者のお店にはまた行く。

後者のお店には二度と行かない。

 

 

こうやって、サービス業界は精査されていき、盛者必衰が繰り返されるんです。

 

 

感じが良いとたくさんの人から思われる人は、おのずと人生の結果として人に恵まれていきます。つまり、先にあるのは「日に日に人生の輪が広がっていく充実ロード」。

 

 

あ、別に感じが悪くてもぶっきらぼうでもいいんですよ、犯罪じゃないんで。ただ、こちらもおのずと人生の結果は見えます。人としての信用が何年働いてもまったく溜まらないという結果が。つまり、先にあるのは「日に日に孤独になっていく地獄ロード」。

 

 

この道の違いは、嫌なことをや傷つくことをしてしまった人がいてこそ作られる道だったりするんです。報われる人がいて、報われない人がいる。信用が溜まる人がいて、信用が溜まらない人がいる。そんな世界に僕たちは生きています。

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そして、不思議な特性を人は持っています、それは、「嫌なことや傷つくことの原因に時間を割きまくる」ということです。

 

 

人間関係について悩んでいる人なんかは典型的です。悩みの種である苦手な人のことなんて本当は考えたくないのに、気付けばずーっと頭の中でその人のことを考えてたりしたことはないですか?

 

 

それ、めちゃくちゃムダな時間です。だって、その時間、大切な人のために何かできることを考える時間に使えたとしたら、もっと自分が大切に想っている人を喜ばせることができるかもしれないですよね?

 

 

大切な人が好きな料理を覚える時間に使う。

大切な人と一緒に行く場所を調べる時間に使う。

大切な人のことをただ考える時間に使う。

 

 

良いことしかない。

 

 

気の合わない人なんて星の数ほどいるものです。わかりあえない人だって星の数ほどいます。そんな人たちの言動ひとつひとつに自分のセンサーをフルで働かせることってなんの意味もなくないですか?限りある時間、限りある体力の中で生きている僕たちは、その時間や体力を自分に優しくしてくれる人や自分が大切に想っている人に捧げるべきなんです。

 

 

てか、自然とそういう気持ちにはなっているはずです、だれしもが。

 

 

なのに、なぜかできない。嫌なことや傷つくことか逃げられない。不思議な生き物ですよ、人って。芸能人の不倫や、政界の不祥事ばかりを追っかけてしまったりもそうです。

 

 

その時間、もっと大切にしませんか?

どうせ嫌なことも傷つくことも味わう運命なんですよ?

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌のピアノバー”STYLISH D”の店長。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。