自分の長所は他人に見つけてもらった方が良いって話

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人生哲学的なやーつ

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

アルバイトの面接や就活でよくある質問に「あなたの長所は何ですか?」ってあると思うんですけど、みなさんはなんて答えていますか?

 

 

「部活で部長をやっていたのでリーダーシップはあると思います!」

「誰とでも気さくに話すことができます!」

「物おじしない性格です!」

 

 

などの答えが多いのかなって感じます。(面接官として多くの人を見てきた経験上)

 

 

ただ、僕はこうやって自分の長所をはっきりと言える人ってぜんぜんいないんじゃないかと踏んでいます。僕自身もずっとこういった質問をされることが嫌だったし怖かった。だって自分の長所なんてないと思っていたから。人に自慢できることなんてない、あの人より勝っている部分なんてない、あの人より素敵な要素なんてないって。

 

 

そんな僕はいま、バーテンダーとしてバーの店長をしていて、会いに来てくださるお客様がたくさんいて、付いてきてくれている仲間がいます。つまり、僕にだって何か長所ってあるんじゃないかなって思うようになったんですね。

 

 

で、「じゃあ自分の長所って何かな?」と足りない頭で考えるわけですけど、これがまたぜんぜん何も浮かばないんですよ笑。イケメンでもないし、そこまで優しいわけでもないし、お金持ちなわけじゃないし、めちゃくちゃ詳しい知恵があるわけでもない。

 

 

でも、もし何も長所がなかったらいまの環境になんてなりえなかったとも思うわけですよね。つまり「やっぱ何か自分には長所があるはずだ!」という答えに辿り着く。でも自分じゃ何も自分の長所なんて浮かばない。エンドレスループですよ笑。

 

 

なのでひとつ良いことを思い付いたんです。それは、「自分で自分の長所がわからないんだったら他の人に見つけてもらえばいいんじゃね?」って。

 

 

自分のことはよくわからない人でも、人のことはあれこれ喋るもんですよね。「○○さんってすごく真面目だよね!」「○○くんっていつもニコニコしてて感じ良いよね!」「○○先生の授業ってわかりやすいよね!」とか。そう、自分のことはよくわからなくても他の人のことはよくわかるのが人間なんですよ。ってことは僕の長所や短所も僕以外の人には見えているんです。

 

 

たとえば、学校の通知表には先生からコメントがかかれていることがありますよね。「大人しい」とか「字が薄い」とか「積極性を出そう」とか。(これぜんぶ僕が実際に書かれてたこと笑)

 

 

「大人しい」「字が薄い」「積極性を出そう」

 

 

捉え方ひとつで良くも取れるし悪くも取れるコメントだと思います。当時の僕はただの先生からのディスリにしか感じませんでしたけど、いま考えると良い意味に変換できるなって感じです。

 

 

「大人しい」→「陰で人を支えるタイプ」

「字が薄い」→「控えめな性格」

「積極性を出そう」→「冷静」

みたいな。

 

 

これって自分の長所なんだと思うんです。自分では気付かない、いや、気付いていることもあるけど長所として語れるほど自信を持ててないことなんじゃないかと。

 

 

もっとはっきりと言ってもらえる場面は大人になると現れます。

 

 

「真面目」「意識高い」「勉強熱心」

「クズ」「別にイケメンではない」「適当」

(↑これらも実際に言われてきたこと笑)

 

 

僕はこれらを自分の長所として認定することにしました。真面目なんだか適当なんだかよくわかりませんけど笑、まとめると「真面目なときもあるし適当なときもある。つまり、人としてのギャップあり!」みたいな解釈をしています。

 

 

なので、日々生きていると自分のことを言葉にして教えてくれている場面ってけっこうあるので、その時に聞こえた言葉をなるべく拾っていくと自分の長所ってわかるんじゃないかなと思いますってこと。

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。