こんばんは(*^-^*)西舘です。
「才能」って聞くと一部の天才にしか備え付けられていない特殊な能力だと考えている人ってたくさんいるのではないでしょうか。
Aさん:「自分はただの平凡な人間です」
Bさん:「私なんて何の取柄もないですよ」
Cさん:「才能?あるわけないじゃないですか!」
わかりますよ。僕だって自分に自信なんてぜんぜんないですし、褒められる機会があっても「何で褒められてるんだろ・・・」なんて不思議に思うことの方が圧倒的に多いです。
ですが、他人があなたの仕事ぶりや性格を見た時に「この人、すごいな!」って感じてもらえることって実はめちゃくちゃ多い。ただ自分が気付いていないだけで誰しもが持ち合わせているわけではない才能を既にあなたは手に入れている場合があるんです。
そんなことを感じた後輩との飲み会が先日あったので殴り書きします。では!
他人から見たらあなたには素敵な才能がありますよって話
昨夜、たまたま街で昔の後輩に偶然会ったのでその勢いで軽く飲みに行ったことが今回の話をしようと思ったきっかけです。
彼女は元々僕が働いていたバーの後輩。18歳でアルバイトとして入社して、23歳にしてマネージャーにまでなったストイックな子です。今はバー業界を離れて某有名企業にて営業職に就いたのですが、偶然会って約5分くらい話していたらこんなことを言ってきたんです。
後輩:「聞いてください!!わたし、全道の同期の中で営業成績一位になりました!!」
人懐っこくてビジュアルもイケてる彼女なので新しい仕事でも上手にこなすことができるだろうなって予想はしていましたが、まさか全道一位になるとは・・。
ちょっとだけ僕の買い物に付き合ってもらったあと、詳しく近況を話そうかって流れになっていつもお世話になっているパブで2時間だけ軽く飲みながら話していました。
その中で後輩からこんな話が出たんです。
後輩:「同期のメンバーは元金融系の管理職や元コールセンター、元営業マンだった人が多いんですけど、わたしのことを凄いって言ってくれるんですよね!」
僕:「へぇー良かったじゃん!何が凄いって感じたんだろうね?」
後輩:「お客様とフリートークができることみたいです!」
僕:「フリートーク?そんなの普通にするじゃんね、みんな」
後輩:「そうですよね!でも、金融だったりコールセンターの人って今までマニュアル通りのやりとりしかお客様としてこなかったから商品の話に行くまでの簡単なフリートークが全然できないんですって!」
僕:「ほぉ。最近寒いですねみたいな会話から始めればいいだけなのにね」
後輩:「ホントですよね!でもそれがパッとできないからすごいねって言われます!」
キーワードは「フリートーク」。バーテンダーをしているとフリートークなんて別に毎日普通にしていることであって別に特殊な能力がなきゃできないことでもないと思っていました。
でも、いざ畑違いの人間と同じ仕事をすると気付くことがあるんですよね。同じ畑の人間とばかり一緒にいると気付かないその人の才能に。そして本人は才能でも何でもない、ただいつもしてきたことだって思っているから「才能?」とかなっちゃうわけですよ。
つまり、自分で自分のことはよくわからないってことです。他人から見ると素敵な才能を誰しも持っているにもかかわらず自分では見えないし気付けないからドンドン自己肯定感が下がっていって結果自信のない人間が作られる、そんな気がしました。
自分の才能は他人が知っている。
ちなみにですが、マニュアル通りにお客様とのトークを進めればいい仕事があるとするじゃないですか?僕はその仕事のやり方を上手に遂行している人は素晴らしい才能の持ち主だと思います。だって僕にはできないですもん。僕がその仕事をしたら話があちらこちらに飛びまくって本題に辿り着けないんじゃないかなっって笑。逆に言えば、僕は本題に辿り着くことができないっていう才能があるってこと。(←お客様には怒られそうですけどね!)
おわり。
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yuki_nicccy
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