仕事が「自分も相手も幸せになる手段」なら誰に何を言われても別に気にしなくていいって話

人生哲学的なやーつ

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

僕にとって仕事というのは「自分も相手も幸せになる手段」です。僕はさまざまなお客様とお話ができて、お客様に合わせたお酒やカクテルを考えて、それを飲んだお客様が「美味しい!」「楽しい!」「良いバーだね!」「店長って話しやすい!」みたいな言葉をいただくことが幸せだったりします。そのかけがえのない、どこにも売っていない価値ある一言をいただきたいがためにあれこれ頭を使ってきましたし、メンバーともたくさん意見を交換しあって現場に落とし込んできました。

 

 

お客様からすれば、「家庭と仕事以外の知り合い=ある種の”友達”」に会えて、自分の口に合うお酒やカクテルが飲めて、非日常を味わえることが幸せだったりすると思います。家と職場の行き来だけだとストレスが溜まったりつまんなかったりするものですからね。つまり「win-win」な関係です。

 

 

ですが、いままでバーに興味がない人や働く時間が夜というだけでたくさんの否定的な言葉も言われてきました。

 

 

「すすきので働く?バカ言ってんじゃないよ!」

「水商売なんてやめときなさい!」

「そんな普通じゃない仕事になんで就いたの?」

 

 

すすきのが何か悪いことをしたのでしょうか?だったら教えてほしいです。

 

水商売は犯罪なんでしょうか?六法全書を開いてみてください。

 

普通の仕事って何なんでしょうか?ググってみてください。なんも出てこないから。

 

 

付き合ってた子に「このまま付き合っていくなら夜働くのはやめてね!」と言われて、それでも僕がバーテンダーを辞めないで続けることを決意したらすぐにフラれたこともありました。好きになった子が「自分よりもたくさんお金を稼いでないと結婚なんて無理!」とボソッと話しているのを聞いてアプローチするのを諦めたこともありました。

 

 

ただ、僕は今までの人生を自分で選んできたことに後悔なんて当然しているわけもなく、今は何を言われたって「よそはよそ、うちはうち」くらいにしか思ってません。だってバーテンダーは誰かの幸せを一役、いや、二役担っていると思うんで。

 

 

バーテンダーを始めた頃は「自分が楽しめればそれでいい」と考えてましたよ、正直。振り返れば自分勝手な話ですよね、バーテンダーなんて話してくれる人や何かカクテルを作らせてくれる人がいなきゃただカウンターに突っ立ってるしかできない無能な人間なのに。そんな当時の僕は数多くの親愛なるお客様から「人と人との繋がりの大切さ」を学び、「誰かから大切に想われることの尊さ」を学び、「歳を重ねたら若者に今まで学んできたことを伝えること」を学び、少しずつ人としての成長曲線に乗っかることができました。

 

 

お客様に感謝ですよ、ほんとそれだけ。そして自分がバカ素直で影響を受けやすい性格で良かったなと心底思います笑。今までたくさんの後輩バーテンダーを見てきましたけど、ちょっとしたことで積み上げてきた信用を一気に失った子もいるし、プライドが高すぎて自分よがりで誰からも信用を得ることができなかった子もいましたので。貯めてたお金をギャンブルで溶かすよりも圧倒的に損害が大きいことにも気付かずに。

 

 

仕事を「自分も相手も幸せになる手段」にするには自分自身の生き方が相手にとって有益でなければいけません。でないと誰にも響かない。相手を幸せにするためには自分の幸せばかりを考えていてはいけないんですよ。大切なのは「お互いがギブしあえるラインを見極めること」なのではないかと思います。なんでもなんでも相手のことばかりを考えて行動していたら人はパンクしてしまうんでね。それじゃ元も子もないんで、ちゃんと自分の幸せの設計もしないといけないんです。ですが、自分の幸せの設計ばかりを考えている人が多すぎる気がします。「わたしが幸せになれればそれでいい。だからみんな協力してね!」みたいな。そんな虫のいい話がありますかってね。ないない。人は誰にでも優しいわけじゃないから。

 

 

バーテンダーはカッコイイ仕事ですよ。誰かに必要とされていることを肌で毎日感じることができる仕事なんで。誰かに必要とされていることってめちゃくちゃカッコよくないですか?家族や恋人だけに必要とされる人生も悪くはないんでしょうけど、できればもっと多くの人にとって必要不可欠な存在でありたいしそういう場所を作っていきたい、ほんとそれだけ。で、働く場所や働く時間で良い悪いを判断するような人から評価なんてしてほしくないし別に興味なし子ちゃんです。縁がない人はこの世に数えきれないくらいいるもんですから。学校のクラスメイト30人でさえ全員と仲良くなんてなれないのにこの世の中の全員とわかりあえるなんて現実的にありえない。

 

 

心から自分を必要としてくれている人を大切にして生きる。そしてその人を裏切らないような生き方をしていく。裏切らない生き方をしていれば新しい理解者が増える。仕事ってそういうもんじゃないでしょうか。

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。