こんばんは(*^-^*)西舘です。
自分にとって当たり前のことってありますよね。たとえば、「デートで街中を歩く時は男性が車道側を歩く」「エスカレーターは先に女性を乗せたあとに乗る」とか。人間関係だと、「人の悪口は言わない」「人の良いところだけを探す」とか。
でも、別に誰かに褒められたくてしてることばかりじゃないですよね?多少は褒められたいって気持ちもあるでしょうけど、あくまで自分的には毎朝顔を洗って歯を磨くくらい「当たり前のこと」。それなのに「優しいね!」「素敵!」とか言われたりすることもあるんですよ。つまり、「自分にとって当たり前のことは誰かにとっては嬉しいことな時がある」ってことです。そんな体験が先日あったのでお話させていただきます。では!
自分にとって当たり前のことでも誰かにとっては「優しい!」「素敵」なことってありますよって話
先日、高校時代に大好きだった女性(ちなみに人生で初めてできた彼女です)と17年ぶりにふたりで食事に行きました。当時は高校生だったので地元のハンバーグ屋さんに行ったんですけど、大人になった僕たちは初めて一緒にお酒を飲んだんです。
で、彼女はお酒がめちゃくちゃ苦手で、飲むことはできるんですけどちょっと飲んだだけでフラフラになるみたいで、僕が働いているバーに遊びに来た時もほぼジュースみたいなカクテルを飲んでいました。
入ったお店はスペインバル。僕はビールを、彼女は「ニッシー、選んで!よくわかんないから」とお願いされたので甘くてさっぱりした優しいカクテルをオーダーしました。
乾杯をしたあとにあれこれ食事をオーダー。憧れだった女性と17年の時を経て食事に来ていることが夢みたいだった僕。何を話せばいいのか頭の中がややパニック気味の中、「この機会を楽しまないなんて損!楽しもう!」と気持ちを振り切って会話を始めました。
約1時間後くらいに僕は次のお酒をオーダー。彼女の手元に置かれたカクテルはまだ半分も減っていない状態でした。
彼女:「もう回ってきたかも・・・」
僕:「無理しないでな!ちょっと待ってて!すいません!お水いただいてもいいですか?」
僕は彼女に一杯の水をオーダーしました。酔ってきたなら水やジュースを飲めばいい。単純にそう思っただけでした。
彼女:「わたしの水?ありがと!」
僕:「飲んだ方がいいよ!明日に響くから!」
それから話すこと約20分。彼女の手元にあった水が入ったグラスが空になったのを見て僕はすぐさま「すいません!お水いただいてもいいですか?」と店員さんにお願いしました。僕は彼女が残したカクテルをもらって飲みました。たまにはいいな、カクテルも。(僕はふだんカクテルをほぼ飲まないので)
そして時刻は彼女の帰宅時間の10分前。僕たちはお会計をお願いしました。この時彼女が一言。
彼女:「すごく良いタイミングでお水を頼んでくれたよね!助かったよ!ありがと!」
僕:「いやいや、水を頼むくらいふつうだよ!」
解散したあとに彼女から一通のLINEが届きました。
彼女:「にっしー大人になってた!!笑 さりげなくお水頼んでくれたこととかね!笑」
そして僕はこう返しました。
僕:「水頼んだくらいで大人だって言われるなんて・・・どんだけ気が利かない人と食事してきたの?笑」
その続き。
彼女:「逆に今までは気が利かない人と食事してたんだ!?笑 にっしーが私お酒弱いの知ってるからっていうのもあるけど、水頼むタイミングが良すぎて笑」
僕:「水は手元にあったって困らないでしょ?しかもお酒苦手ならなおさら(^-^;ちょっと考えればわかることなのになーって思っちゃう笑」
彼女:「あのお水のおかげで助かりました!(*^-^*)」
僕がバーテンダーだから当たり前のことなのかもしれない。僕がたくさんのお客様を見てきたから当たり前なのかもしれない。それでもお酒が苦手な人に水を頼むことは当たり前のことなんですよ、自分にとっては。なのにこんなにも感謝される。今まで一緒に食事に行ってきた友達はぜんぜんそんなことをしてくれなかった。これが答えです。つまり、「誰にでも優しい一面や素敵な部分はある」ってことです。
関連記事:[素敵なバーじゃない可能性大!]水を足してくれないバーは要注意!
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自分に自信を持ちましょうってな感じで。おわり。
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yuki_nicccy
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