勝てる見込みがあろうがなかろうが飛び込むことでしか見れない景色があるって話

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人生哲学的なやーつ

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

当然ですが、もしボーリングの勝負をするとしたら以下どちらの人と対戦したいですか?

 

 

①ボーリングがあまり上手じゃない高校生

②趣味「ボーリング」というほどの達人

 

 

①を選べば自分が勝つ可能性は高いですよね。でも、②を選べばきっとボコボコに負ける可能性が高い。

 

 

つまり、勝ちたければ①、自分の実力を試したければ②という選択肢になります。

 

 

でですね、僕は人生において①を多々選び続けてきた勇気の欠片もない男です。だって、②を選べば負けて痛い目に合う可能性が高いわけですから。

 

 

傷を負うことを異常なほどに怖がる性格の自分。

 

 

でも、②のような自分へのチャレンジ、負ける可能性が高いことを知っててあえてその選択肢を選んだこともあります。

 

 

②を選んだ時。自信はないし、ただただ不安だし、手は震えるし、心は動揺一色。

 

 

そんな中でしか味わえない、その時にしか得られないことってたくさんありました。結果、勝てるであろう①を選ばずにホントに良かったなんて思えることばかり。

 

 

今日はそんな僕の人生哲学について。

 

 

 

勝てる見込みがあろうがなかろうが飛び込むことでしか見れない景色があるって話

勝てる勝負って楽ですよね。だって勝てるんですもん。何の苦労もない。努力もしなくてもいい。

 

 

負けることが好きな人なんていないですからね。ゲームを負けるためにしている人なんていないじゃないですか?みんな勝ちたいってギラギラした目をしてコントローラーを握っています。

 

 

でも、本当に負けたくないと思っているのなら”あえて”負けてみる、ないしは勝てるかもだけど負ける可能性が高い勝負に挑んでみることって必要だと思うんです。負けてこそ見える景色があるし、もし勝っちゃったら「え?勝てた!やったーーーっ!!」と喜びが100億倍になりますから。

 

 

ちなみに僕はこの記事を書いている前日にとある勝負をしてきました。

 

 

それは、きっと付き合うことなんてできないであろう憧れの人の誕生日を人生史上最大の資金と準備時間を要してお祝いしたこと。そして「付き合ってください!」と伝えたこと。

 

 

信頼のおけるお客様各位にこの話はしていたので、前日に、

 

 

「男見せてこい!」

「大丈夫ですよ!うまくいきます!がんばってきてください!」

 

 

と背中を強く推してくれるLINEをいただけたおかげで頑張れた部分もあり、本人からは、

「人生で一番最高な誕生日です!ありがとうございます!」

とのお言葉を頂戴できました。

 

 

 

で、最終結論ですが、(お付き合いは)「考えさせてください」と言われて解散しました。

※ちなみに過去の経験上、「考えさせてください」と言われて「こちらこそぜひお願いします!」なんて言われたことはないので既にひとり諦めています笑。

 

 

勝てる試合だなんて一ミリも思ってなかった。

でも、誕生日にお祝いさせてもらえて喜んでもらえた。

でも、やはり理想通りの展開にはならなかった。

 

 

そんな僕が今見てる景色や今日の気持ちってダメでもともとでアタックしたからこそ見れているし感じることができたと思うんです。

 

 

自分の頭の中であれこれ妄想、想像を繰り返したところでそれは現実ではない。上手くいくかどうかわからないからこそ現実で解決しないといけなかったんです。

 

 

勝てないであろうとわかっていながらも勝負を挑んでいざ「考えさせてください」という一番長い時間不安定にさせて結果超喜べるか奈落の底に落としてくるかわからない言葉を置き土産にされた僕は昨夜ひとりになった時にため息の連続と脳内パンク状態でした。

 

 

が、意外なほどに寝て起きたら普通のメンタル状態でした。

 

 

できることをフルマックスでやりきったらこういう気持ちになれるんだって今更知りました。後悔だとか悲壮感だとか絶望なんて気持ちにはほんの少しもならないんです。

 

 

ってことを経験は毎回のように僕に教えてくれます。で、この教えは続けていかないと忘れちゃうんで。また不安が襲い掛かってきて勝負する強さを手の届かない奥に隠してくるんです。

 

 

「無理だよなー」って感じることほど”あえて”馬鹿になって飛び込む。

傷つくことを面白がる。

トラブル大歓迎のスタンスを持つ。

 

 

それでしか見れない景色は想像以上の絶景。どんなにお金を払っても買えない。どんなに命を削っても売ってくれない。すべては自分の幅や見識を広げるための材料、つまり自分アップデートでしかない。

 

 

「いつまで古いままの自分でいるの?」

「いつまで逃げ続けるの?」

 

 

そんな根性なしの自分でいたくない。

恰好悪いし。

面白くもないし。

怖いけど怖くないよ。

ビクビクしてるけど次の日にはピンピンしてるから大丈夫。

 

 

勝てる見込みがあろうがなかろうが飛び込むことでしか見れない景色がある。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。