僕だってバーテンダーさんに悩みを解決してもらっている

Happy bartender serving draught beer to woman at counter in restaurant. Smiling man behind counter offering a glass of craft beer to customer sitting in bar pub. Bartender giving glass of blonde beer to woman.
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こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

関連記事:バーテンダーさんに人生相談しても大丈夫?

という記事を書いたのですが、かくいう僕も同じく何か悩みが生まれたり、聞いてほしいことができた時には先輩バーテンダーさんのところで出向いて、結果、解決したりスッキリした経験ばかりなんです。だから書きました。

 

 

以前、僕は休みの日も仕事のことばかり考えていて、誰と会っても仕事の話ばかりだったんです。別に良かったんですけど、僕、なんかもっと世間は休みは休みなりの楽しみを見出していて、仕事の事なんて忘れてるんじゃないかと思ってたんですよね。そんな時、あまり深い関係ではなかったけどススキノ界隈では有名なバーテンダーKさんに相談してみたんです

「オンとオフってどうやって切り替えたらいいんですかね?」って。

 

 

そしたら、一言、こうおっしゃったんです。

 

 

「オンとオフになんて分けなくてもいいんじゃない?ずっとオンでいたっていいんだから」

 

 

目から鱗な言葉でした。まだ若かった僕は(当時26歳)、「オンとオフは分けるべき」だと勝手に思っていました。でもよくよく考えたら誰かに教えられた概念でもないし、分けなければ罰せられるわけでもなかった。つまり、生き方なんて各々自由だということを知らなかったんです。

 

 

この日から、オンとかオフとかそういった考えを捨てました。自分の好きなように休みは過ごしていいということを知れたおかげで重たかった無駄な頭の荷物がなくなったんです。

 

 

お酒がある空間での会話って人間の心の底がよく見える気がするんです。その空間に僕たちバーテンダーは生息する生き物です。つまり、さまざまな人間的な要素を僕たちの耳は聞いてきて、脳は思考してきたんです。

 

 

相談を話した結果、素敵な意見を与えてくれるバーテンダーに出会うことができたとしたら、それはもう財産です。もちろん、「意見なんていらないからただ聞いて!」という方だっていいんです。そういう方にとっては真摯に聞いてくれるバーテンダーが財産なだけです。

 

 

そして、「バーテンダーさんに相談するといいよ!」とかこんなに推奨しているバーテンダー自身だって、バーテンダーに話を聞いてもらうことがあるんです。例えるなら、1丁目のカフェ店員さんが2丁目のカフェに勉強しにいく感じです。つまり、「僕たちの業界、素敵だよね!」と業界の当事者自身が感じているんです。

 

 

お悩みを抱えたらバーへどうぞって話です。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。