[絶対に理解できる!]「焼酎」ができるまでの工程を徹底解説してみました

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

空前のレモンサワーブームが起こっている2019年ですが(札幌だけ?)、レモンサワーに使用されているお酒って何かご存知ですか?

 

 

レモンサワーに使用されているお酒の正体は「焼酎」です。もともと叔父様御用達のイメージが強いお酒ですが、今では若者も積極的にレモンサワーなどのカクテルに応用して口にする機会が増えています。

 

 

ということで、今回は現役BAR屋の僕が「焼酎」ができるまでの工程を初心者の方にも絶対に理解できるように簡単に徹底解説していきたいと思います。

 

 

日頃気さくに口にしている「焼酎」って結構な手間がかかっていることを知る良い機会になればと思います。では!

 

 

[絶対に理解できる!]「焼酎」ができるまでの工程を徹底解説してみました

 

 

 

 

 

~初めに~

まずは、「焼酎」とはいったいどんなお酒なのかについて簡単に説明しますね。

 

 

「焼酎」とは、米や芋、麦を原料とした蒸留酒

 

 

です。

 

 

「芋焼酎」とか「麦焼酎」って単語を聞いたことがある方もいると思います。芋を使うのか麦を使うのかによって風味が変わり個性的な焼酎ができるんです。

 

 

ちなみにウイスキーも麦を使用した蒸留酒なんですけど、使用する原料の使用方法や製造方法に違いがあるのでぜんぜん違う種類のお酒になります。

 

 

①麹(こうじ)作り

↑麹(こうじ)

 

 

焼酎を作る上で最初に行うことが麹(こうじ)作りです。

 

 

麹って何ですか?

 

 

そうですよね。よくわかんないですよね。なので簡単に説明しますね。

 

 

「麹(こうじ)」とは、米、麦、大豆などの穀物に「麹菌」というカビの一種が映えたもの

 

 

です。

 

 

あ、安心してください。カビって聞くとお風呂場に張り付く黒いやつみたいなイメージがあると思いますがこの「麹菌」は人体に悪影響を与えるタイプのものではなく、むしろ「旨味」として感じることができる酵素を持っているので使用することによって僕たちが口にするものを美味しくしてくれるんです。

(醤油や味噌もこの麹菌の恩恵を授かっている代表的な調味料です)

 

 

この「麹菌」を蒸したお米に混ぜて麹菌を繁殖されると麹(こうじ)ができます。焼酎が美味しくできるために必要な最初のアイテムです。

 

 

②麹(こうじ)に水と酵母を加えてアルコールを生む

↑アルコール発酵中の様子

 

 

できあがった麹(こうじ)を焼酎の原型にするために水と酵母を加えてアルコールを生みます。「アルコール発酵」と呼ばれる工程ですね。

※「アルコール発酵って何?」って方は以下記事にて解説しております。

関連記事:「醸造酒」ができるまでの工程をたった2行でまとめてみました

 

 

約1週間放置すると、麹(こうじ)に含まれている糖分が酵母の働きによってアルコールと炭酸ガスに変わります。ブクブクとガスが出てるお酒の完成です。

 

 

③原材料を加えてさらに発酵させる

②麹(こうじ)に水と酵母を加えてアルコールを生む作業を終えた液体に原材料を投入します。この原材料によって焼酎のジャンルが決まります。

 

 

サツマイモを加えれば「芋焼酎」に、麦を加えれば「麦焼酎」に、米を加えれば「米焼酎」になるわけです。あ、ホントにそのまま加えるんですよ。サツマイモはポテトサラダみたいな状態で液体にドーン!って。

 

 

原材料を加えた液体はさらに10日間ほど放置してさらにアルコール発酵をすすめます。

 

 

④煮詰めてアルコールを蒸気にする

③原材料を加えてさらに発酵させるでできた液体を沸騰させます。この作業は「蒸留」と呼ばれます。

 

 

アルコールを含んだ液体を沸騰させると先にアルコール分が蒸気となります。(水の沸点は約100℃ですよね。で、アルコールの沸点って約78℃なんです)その蒸気を冷やしてまとめるとアルコールだけの液体が出来上がります。これで見た目はほぼ焼酎になります。

 

 

「見た目はってどうゆうこと?」

 

 

蒸気になったアルコールを冷やしてまとめると、アルコール度数がめちゃくちゃ高いお酒ができあがるんです。単純に水を抜いただけの状態ですからね。でも、そんなアルコール度数の高いお酒なんて飲めないじゃないですか?なので次の工程を踏みます。

 

 

➄加水してアルコール度数を下げる→瓶に詰める→出荷

アルコール分のみを抽出した焼酎に水を加えてアルコール度数を調整します。焼酎はだいたい20℃~25℃のものが多いですね。もっとアルコール度数が高いものももちろんあります。

 

 

アルコール度数の調整が終わったら焼酎の完成です。

 

 

「やっとできたーっ!」

 

 

最後に瓶に詰めて出荷です。

 

 

 

まとめ

[絶対に理解できる!]「焼酎」ができるまでの工程を徹底解説してみました。

 

 

 

 

 

 

焼酎って結構安く手に入るじゃないですか?でもこれだけの作業をこなして作られているんです。意外ですよね、もっと簡単に作られているイメージがあった方も多いはずです。

 

 

これであなたも「焼酎って何?」とどこの誰に聞かれても簡潔に答えることができるようになりました。もし焼酎に興味が沸いた方はさまざまな種類、ブランドの焼酎を口にしてお好みの商品を見つけてみてはどうでしょうか?

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yuki_nicccy

札幌のピアノバー”STYLISH D”の店長。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。