バーテンダーは貧乏だけど美味しい料理やお酒をたくさん口にする機会がある

「BAR屋」という仕事の魅力

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

バーテンダーの仕事って一般的なお仕事よりも圧倒的に低賃金なんです。休みも少ないし1日の労働時間も長め。残業代なんて出ないですし。

(もっと低賃金な仕事だってあるんでしょうけど、今回はややこしくなるので割愛させてください)

 

 

これだけ聞いてたら「何が好きでバーテンダーをやってるんですか!?」って疑問を持たれる人もいるかと思いますが、何が好きでやってるかって部分のひとつにあるのが「美味しい料理やお酒をたくさん口にする機会がある」ってとこです。

 

 

「え?それはいいな!」

「私の仕事ではありえない!」

 

 

でしょ?笑

 

 

お金に余裕はなくても美味しいものは口にできる、そんなバーテンダーのお仕事。今回は具体的にどうやって美味しいものをたくさん口にしているのかについて現役BAR屋の僕が今までの経験談を基にして綴ってまいります。では!

 

 

バーテンダーは貧乏だけど美味しい料理やお酒をたくさん口にする機会がある

 

 

 

 

①プライベートでご馳走していただける機会に恵まれている

バーにいらっしゃるお客様の中にはバーテンダーに対して非常に気前の良い人がたくさんいます。昔から通ってくださっている常連様はバーテンダーとの関係も長く、踏み込んだプライベートの話を交わしている場合も結構多いです。

 

 

そういう関係になるとですね、「今度ごはん連れてってあげるよ!」なんて話を頂戴する機会に恵まれます。またはバーの営業終了後に「このあと飲みに行こうか!」なんてことを言ってくださるお客様もいます。

 

 

こういうシチュエーションを頂戴した場合、連れて行っていただけるお店は普段自分たちの財布事情ではなかなか行くことができないちょっぴり高級な場所がほとんどです。間違っても大手チェーン店の居酒屋さんに案内されることなんてないんです。

(営業終了後の場合は朝方なので開いてるお店が限られますので毎回そういう高級な場所とはならないのですが)

 

 

たとえば、ひとり一万円もするコース料理の海鮮料理とか。1杯2000円もする日本酒を置いてある小料理屋さんとか。一人前3000円もする焼肉屋さんとか。もし自分で行こうとすればかなり頑張らないといけないレベルのお店ばかりです。(←頑張っても行けるのか自分!!笑)

関連記事:バーテンダーになってオフの日に初めて連れて行ってもらったレストランの話

 

 

②お土産をいただく機会に恵まれている

常連様ってお店のことをこよなく愛してくださってるんですよ。ひとりのバーテンダーがきっかけで気に入ってくださることが多いんですけど、何人かで運営しているバーであれば結果的にスタッフ全員のことを気にかけてくれます。(ありがたい話でしかない)

 

 

で、旅行に行かれたり出張に行かれたりすると必ず何かしらのお土産を持ってきてくれます。地元のお酒だったり、珍味だったり、スイーツだったり。つまり、札幌に居ながら全国の食べ物飲み物を口にしています。

 

 

先日は沖縄のお土産をいただきました。海ブドウと島らっきょう。ハイボールの肴として美味しくいただきました。

 

 

③イベント時に色々いただける機会に恵まれている

バーテンダーって仕事は僕的には花形な仕事だと思っているんですけど、なぜそう思ってるかって各イベント時に色々いただけるんです。

 

 

たとえば、バレンタインとか。クリスマスとか。誕生日とか。

関連記事:バーテンダーになると誕生日は派手にお祝いしてもらえるって話

 

 

 

あ、別にモテるモテないとかの話じゃないですよ?「自分用にチョコを見てたら美味しそうなのがあったので買ってきました!」「せっかくの機会だからケーキ焼いてきた!」なんていうイベント好きな方が結構多いです。

 

 

つまり、女性のお客様が高揚してる時に便乗させていただける機会が多いってことですね。感謝感謝。

 

 

まとめ

バーテンダーは貧乏だけど美味しい料理やお酒をたくさん口にする機会があるってお話でした。

 

 

 

 

 

接客業をされている方は「たしかにそう!」「よくあります!」なんて思うか部分もあることでしょう。ですが、バーというお客様とスタッフがたくさんコミュニケーションを取ることが可能な場であるからこそ他の接客業よりもこのような機会が多いんじゃないかなって感じています。

 

 

お金はなかったとしてもお客様の信用さえ掴んでいれば少しは良い思いをする機会に恵まれるってことです。

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。