[まるで映画みたい！！]バーにて、隣に座っている女性に一杯ご馳走するのはあり？なし？

こんばんは(*^-^*)西舘です。

映画やドラマのワンシーンにてありそうな光景。それは「バーで男性が女性のお客様に向けて一杯のカクテルをご馳走するシーン」です。バーテンダーが作ったカクテルを男性がこぼれないようにカウンターの上を上手に滑らせて女性の手元へピタッと止める。女性は「え？わたし？」と驚く。男性はここで一言。

男性：「さっきからずっと気になってたんだ！良かったら一緒に乾杯しない？」

自分で言うのもあれですけど、「いやいや、むりむり、自分じゃできない笑」。

でも、ちょっと憧れませんか？こんな素敵な振る舞いがもしできたとしたら楽しいですよね？

ということで今回は現役バーテンダーの僕が「隣に座っている女性に一杯ご馳走するのはあり？なし？」についてお話させていただくと共に、実際にこのようなシーンが現実のバーで起こっているのかについてもお伝えします。

現実で起こっていることなのか。

それともただのフィクションなのか。

さ、始めましょう。では！

[まるで映画みたい！！]バーにて、隣に座っている女性に一杯ご馳走するのはあり？なし？

結論から言いますと、「隣に座っている女性に一杯ご馳走するのは”あり”」です。そして、実際に男性が隣に座っている女性に一杯ご馳走するシーンは現実のバーでも起こっています。

（あ、カウンターの上を滑らせて女性の手元に届ける行為はダメです。確実にこぼれるんで。てかイメージ通りに届くわけないです、あんなにきれいに滑るなんてワックスか何か塗ってないとまず無理笑）

バーのカウンター席っておひとりでいらっしゃってるお客様が座る席です。（もちろん複数人で座ることも大歓迎です！）なのでお客様の話し相手はバーテンダーしかいません。

基本的には。

でも、おしゃべりが大好きなお客様だっていますし、ひとりよりもふたりで飲む方が好きなお客様もいます。ひとりで飲むのが好きなお客様ももちろんいるんですけど、「わたしには一切声を掛けないでください！」なんてお客様はほとんどいないんです。（実際に「お話し断固拒否！」みたいなお客様に出会ってことはないです）つまり、誰かとお話をしながらお酒を飲むことに対してウェルカムなお客様が多いってことです。

ってことはですよ、男性のお客様からすれば積極的に隣に座っている女性のお客様とお話をする機会が多い場であると言えます。なのでもし「お話してみたいな・・・」って思ったらぜんぜん声を掛けたらいいと思います。その際のきっかけのひとつとして一杯ご馳走するんです。

ただし、やみくもに隣に座っている女性に一杯ご馳走するのはダメです。まずは軽いお話から始めて小さな関係を作ってから。海外みたいなノリで「さっきから気になってたんだ！」なんて言ったら引かれるのがオチです笑。

そして、このような行為をしていい男性には多くの条件があります。具体的には以下このような条件です。

・あくまで冷静な状態であること

（酔った勢いで話しかけるようなことはしない）

・あくまでバーカウンターでの関係であることを理解すること

（外に連れ出すとか連絡先を聞くとかいう思考を持たないこと）

・あくまで女性が好意的でなければさっと引くこと

（空気を察して自分の行為を随時変える）

誰かとお話をしながらお酒を飲むことに対してウェルカムなお客様が多いからといって誰でも彼でも「お話しましょ！」なんてスタンスの女性なんていません。あくまで「素敵な男性と」という前置詞が付いていることを忘れないでください。あれですよ、「ただしイケメンに限る」的なやつです笑。

僕がいままで男性が隣に座っている女性に一杯ご馳走するシーンに登場した男性は全員紳士です。気さくに話ができて、笑顔で過ごしていて、そして女性に対してしつこくない。バーで偶然知り合ったことをただ単純に楽しんでいる感じです。

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