[腹筋崩壊!!] 新米バーテンダーが犯した記入ミス集

バーあるある

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

人間、だれしもミスはするものです。初めての業界、慣れない環境、体調によるものなど、何かしらの理由によって人間はミスをしてしまいます。

 

 

そして、僕が働いている「バー」という世界もまた、初めて触れる方にとっては難しい言葉や場面も多く、ミスを繰り返してしまいがちです。

 

 

そんな「バー」という世界で、今まで僕はたくさんの新米バーテンダーのミスをこの目で見てきました。僕自身もたくさんのミスを繰り返して今があります。ミスは成長に直結するのです。

 

 

ですが・・・。

 

 

あまりにもおもしろい、腹筋が崩壊するレベルのミスを犯した新米バーテンダーもいたのです。もうそれは、ミスと言っていいのか、「才能」と呼ぶべきなのか、心から悩んでしまいそうなほどにおもしろいミス・・・

 

 

ということで今回は現役BAR屋の僕が、『[腹筋崩壊!!] 新米バーテンダーが犯した記入ミス集』と題しまして、実際にあった爆笑記入ミスをご紹介します。

 

 

決して公共交通機関で読み進めないでください。笑いをこらえることができない可能性がありますので。では!!

 

 

[腹筋崩壊!!] 新米バーテンダーが犯した記入ミス集

 

 

 

①正解:「シンガポール・スリング」だけど・・・

「シンガポール・スリング」という、ジンベースの有名なカクテルがあります。文字通り、シンガポールの有名ホテルにて生まれた歴史あるカクテルなのですが、ま、新米バーテンダーが一発で聞き取れるかと言われればやや長いんですよね、「シンガポール・スリング」って。

 

 

当時の新米バーテンダーはこの「シンガポール・スリング」をオーダーされた時、こうメモに書いて僕にオーダーをしてきました。

 

 

「シンガポール・スリング」

 

 

惜しい!!

惜しすぎる!!

ほぼ正解なのに!!

パッと見じゃわからない当たってる!!笑

 

 

シンガポールに行けばスリリングな体験、できるかもですね( ̄▽ ̄)。

 

 

②正解:「マルガリータ」だけど・・・

「マルガリータ」はテキーラベースのカクテルです。ロサンゼルスのバーテンダーが亡き恋人(マルガリータさん)に捧げたカクテルと言われている、なんとも悲しいヒストリーのある名作です。

 

 

そんな名作カクテル、当時の新米バーテンダーはこの「マルガリータ」をオーダーされた時、こうメモに書いて僕にオーダーをしてきました。

 

 

 

「マルリータ」

 

 

ほとんど正解!!

でも不正解!!

ピザじゃなくてカクテルですから!!

 

 

にしても、マルリータ、美味しいですよね。(←どうでもいい情報( ̄▽ ̄)

 

 

 

③正解:「バレンシア」だけど・・・

「バレンシア」はアプリコットリキュールとオレンジジュースを使った、ひたすらにフルーティーなカクテルです。アルコール度数もほどほどで、お酒が苦手な方でも「これ、好きです!!」と言っていただけることも多々あります。

 

 

そんな「バレンシア」という名前はスペインの三大都市の街の名前です。だからか、今まで何かしら聞いたことがある方がほとんどなのではないでしょうか。

 

 

それでも、当時の新米バーテンダーはこの「バレンシア」をオーダーされた時、こうメモに書いて僕にオーダーをしてきました。

 

 

「マレーシア」

 

 

字面、案外似てはいる!!

でもアジアなのよ!!

バレンシアだから!!

ヨーロッパのやつだから!!

 

 

当時、このメモ紙を見た僕はおもしろさのあまり少しだけ動きが止まってしまいました・・・。

 

 

④ベリーニ

ピーチジュースとスパークリングワインのカクテル「ベリーニ」。ピーチジュースの甘さをスパークリングワインの炭酸と酸味が上手に包んでくれる、オトナの女性にピッタリな一杯です。

 

 

たった4文字のカクテル名。

複雑な字の並びでもない。

それでも当時の新米バーテンダーはこの「ベリーニ」をオーダーされた時、こうメモに書いて僕にオーダーをしてきました。

 

 

リーニ」

 

 

お客様の活舌が悪かったのかな!!??

それともカトチャン来てた!!??

「ベ」も「ペ」もほとんど一緒っちゃ一緒なんだけどね!!

でも違うのよ!!

 

 

⑤正解:「チンザノ・ロッソ」だけど・・・

イタリア生まれのヴェルモット「チンザノ」。その中でも甘めに作られているものが「ロッソ(イタリア語で『赤』を意味する単語)」と呼ばれているものです。

 

 

氷を入れて飲むロックスタイルや、カクテルの副材料として重宝されている歴史あるお酒なのですが、当時の新米バーテンダーはこの「チンザノ・ロッソ」をオーダーされた時、こうメモに書いて僕にオーダーをしてきました。

 

 

「チンザロッソ」

 

 

「チンザノ」の「の」を接続詞と捉えたのか!!

チンザさん家にあるロッソ的なことね!!

めちゃくちゃ日本人やん!!

イタリア人もビックリのご名答!!

 

 

⑥正解:「角ハイボール」だけど・・・

言わずと知れた、今のハイボールブームの火付け役「角ハイボール」。居酒屋さんに行ったことのある方なら聞いたことくらいはあると思われる、そして国民的人気を手に入れたハイボール界のトップオブトップ。

 

 

ですが、当時の新米バーテンダーはこの「角ハイボール」をオーダーされた時、こうメモに書いて僕にオーダーをしてきました。

 

 

ハイボール」

 

 

物騒すぎる!!

火付け役ってそういう意味じゃないのよ!!

メモに書いてて違和感なかったんかい!!

笑いすぎてくたばる寸前だったわ!!

 

 

⑦番外編〰居酒屋の血が残ってた子〰

記入ミスではないんですけど、当時だった19歳の女の子のお話です。

 

 

居酒屋さんでのバイト経験が豊富でしたが、初めてバーという空間で働くこととなった彼女。その初日、お店はそれなりの混雑。もう少し丁寧に教えてあげてからあれこれ任せたかったのですが、とりあえずオーダー取りとメインカウンターへオーダーを通す仕事だけはお願いしました。

 

 

そこで元気ハツラツに彼女が大きな声で僕へ通したオーダー。それが、

 

 

「お願いします!!ソルティドッグです!!」

 

 

和洋折衷!!

居酒屋とバーのコラボ!!

間違ってはいない!!

ただちょっと空気が違う!!

 

 

まとめ

『[腹筋崩壊!!] 新米バーテンダーが犯した記入ミス集』と題しまして、7つのエピソードをご紹介させていただきました。

 

 

 

 

難しいんですよ、バーの世界って。日本語と英語だけじゃなくてフランス語やドイツ語まで登場してくるワールドワイドな業界なので。しかもだいたい初めて聞く言葉や単語の並び。そりゃね、すぐに正確に聞き取れるわけなんてないんです。わかってるんです、そんなこと。

 

 

にしても、おもしろすぎる記入ミス・・・笑。

 

 

おわり。

関連記事:バーテンダーは見た!!本当に起こった漫画でもありえないような「バーでの衝撃事件」3選

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。