「引きこもり」「不登校」「人見知り」とか、これからの人生における最高のネタだよ?

人生に悩む20代へ

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

「引きこもり」

「不登校」

「人見知り」

 

 

に該当する人、または経験者の人、ちょっと聞いてください。

 

 

僕はね、高校に入学して速攻で「不登校」、からの「引きこもり」を経験した。それは極度の「人見知り」がきっかけで。そして今も「人見知り」は治っていない。不治なんだよね、「人見知り」って。(僕の今までの人生についてはプロフィールに長々と書いてます)

 

 

「大人による大人のためのサードプレイスを作る!」yuki-nicccyのプロフィール – [著者]21歳からBAR屋をやってる元”人見知り大学生”~本音の独り言~ (yuki-nicccy.com)

 

 

でさ、「引きこもり」とか「不登校」とか「人見知り」って、あまり良いイメージを持たれる行動や性格じゃないことを、キミはなんとなく感じているかな?

 

 

「引きこもりとかヤバ・・・」

「引きこもりとかオワッテル・・・」

「ムリムリ、引きこもりとか・・・」

 

 

「不登校?いじめられたとか?」

「学校くらい行けなくてどう生きてくの?」

「友達いないとかかわいそう(*´▽`*)」

 

 

「人見知り?積極的になれよ!!」

「うずうずすんな!!男だろ!!」

「目も見て話せないの??」

 

 

これは、僕が実際に「引きこもり」だった頃に影でクラスメイトや親戚から言われてるんじゃないかって妄想してた言葉たちだ。言われてたどうかは知る由もない。ただ、似たようなニュアンスのことは言われてた気にしかしない。事実じゃなかったとしてもひとつも安心できるわけない。そういう性格だから仕方ない。

 

 

ただ、世界ではいま不思議な現象が起きている。それは、「不登校からの引きこもり経験あり」で「人見知り」の僕が「BAR屋(訳:バーテンダー)」として仕事をしているってことだ。つまり、「人前に立って、人に見られ、人と話す環境で生きている奇跡のストーリー」が映画館じゃなく現実で上映されている。

 

 

僕は、今の自分の現実を「かなーり深くしゃがんで、かなーり盛大にジャンプした」感覚で見ている。小中高のクラスメイトが、近所の人が、そして父と母が十代の頃の僕を見て一ミリも想像できなかったであろう仕事に就き、たくさんのお客様から多大なるご評価をいただき、バーの店長をしている。

 

 

ビビるでしょ。

僕がいちばんビビってるよ。

ただ、どれだけ立ち上がれなさそうなくらいしゃがんでも、その反動を利用すればだれよりも高くジャンプできることを証明してみせた。

 

 

でね、「引きこもり」や「不登校」、「人見知り」という3大フレーズに身に覚えがある人はね、この先の未来はとても明るい。経験者の僕が言うんだから、それなりに説得力があるでしょ?

 

 

「友達が欲しい」

「デートしてみたい」

「どこへでも行ってみたい」

 

 

どれもこれも、「引きこもり」「不登校」「人見知り」の状態だと、とてもじゃないけど叶いそうにないよね。わかるよ、事実すぐには叶わないだろうし。

 

 

ただ、もし自分が理想の自分に変われたらとしたら、「引きこもり」「不登校」「人見知り」という人生を歩いてきたことは最強のネタとなる。そして、人から愛されやすい。つまり、「これ以上ないアドバンテージをすでに持っている状態」ってことだ。

 

 

人は、苦難を乗り越えた上でなにかやり遂げるストーリーが大好きな生き物でね、たとえば漫画「ワンピース」だって、ルフィーが余裕綽々しゃくしゃくで敵を倒しまくってたら何の感動もないんだ。みんな「あ、ルフィーさんってめっちゃ強いっすね、じゃあ別になんの心配もいらないっすね、おつかれっしたー!」ってなって、だれも応援してくれなくなる。だれも「ワンピース」を買わなくなる。

 

 

そう、できなかったことをできるようになった人には味方が増えるように世界は設計されているんだよ

オリンピックでメダルを取れば祝福される。これだって、もともと何物でもなかった人が血の滲む努力を重ね続けた結果だからこそ祝福されるんだ。その辺を歩いている人がもしなんとなく参加してメダルを取ったって一瞬の話題にしかならない、味方なんてできっこない。

 

 

ってことを踏まえるとね、「引きこもり」「不登校」「人見知り」のコラボ経験者は、もし理想の自分に変われたとしたら「そうだったんだね!信じられない!!」とか周りの人から言われることがほぼ確定している状態だ。つまり、「努力した結果をわかりやすく示すことができる」ってこと。

 

 

だって、もし自分が変わろうとしなかったら知り合いなんて増えっこなかったし、だれかと知り合えたこと自体が理想の自分に変われた最たる証拠なんだから。

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怖いよ、外に出るのは。

怖いよ、学校に行くのも。

怖いよ、だれかと話すのって。

 

 

「不登校」「引きこもり」だった当時を思い出すだけで今でも手が震えるし、心臓が早く動く。10年以上も前の話なのに。怖さって消えないんだよ、記憶から。

 

 

そのかわり、いま僕が見ている景色は絶景だ。ずっと部屋にこもり、学校という公の場にも行かず、だれとも話せない人生だったとしたら、いまの景色は見ることができなかった。そう考えると、ちょっとだけ勇気を振り絞って「引きこもり」「不登校」を脱した自分を褒めてあげたい。タイムマシーンに乗って、当時がんばった僕にたくさんフライドチキンを買ってあげたい。たくさん好きなCDを買ってあげたい。たくさんシルバーアクセを買ってあげたい。

 

 

どんだけあげんねん笑。

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。