夢なんて見つかっただけでラッキーだよって話

人生哲学的なやーつ

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

あなたは「夢」ってありますか?

(この入り、ネットワークビジネスみたいで好きじゃないんですけど笑)

 

 

よくあるベターな質問であり、小さな頃からさまざまな場面で言われてきたことと思います。

 

 

でもこの質問のせいで「自分は何もないつまらない人間だ」「夢がない人って生きてる意味ないのかな」なんて自己嫌悪に陥ってしまう人もいるのではないでしょうか。かくいう僕もそのひとりでした。てか今も「自分の夢って何だろう・・」って考えちゃう日だってあるくらいです。

 

 

そこで僕は声を大にしてお伝えしたいことがあります。「夢なんて見つかっただけでラッキー!」だと。今回は「夢」という壮大なテーマを札幌のイチバーテンダーが生意気に語ります。では!

 

 

夢なんて見つかっただけでラッキーだよって話

まずもってですけど、夢なんて誰だって最初は持ってないんですよ。生まれてきた瞬間から「俺はこうなる!」(実際は「(”◇”)ゞ`*%&())$##RF$|‘#&&」みたいに聞こえる笑)なんて赤ちゃん言葉で言ってくる子供を見たことがありますか?呼吸することで精いっぱいなんです。毎日を生きることで精いっぱいなんです。

 

 

じゃあ「夢」っていつどの場面で生まれるのか。

 

 

夢って「育ってきた環境」と「触れてきた情報」が大きく影響していると考えています。

 

 

「育ってきた環境」という点で言えばたとえば、魚ばかり食べてきた家庭で育てば「お肉ってどんな味がするんだろう・・」って気になるでしょうし、逆にお肉ばかり食べてきた家庭で育てば「魚ってどんな味がするんだろう・・」ってなりますよね。その結果、「お肉を食べてみたい!」「魚を食べてみたい!」みたいな小さな夢が誕生するわけです。

 

 

隣に住んでいる家族がベランダでバーベキューをしているのを見たら「バーベキュー楽しそう!わたしもやってみたい!」って思うでしょうし、素敵な上司に巡り合えば「こうなりたい!」って思いますよね?

 

 

つまり、自分の置かれている状況に気持ちは振り回されているってことです。

 

 

また、「触れてきた情報」というところも影響されてきます。

 

 

知らない世界のことは夢にはできませんよね。だって知らないんですから。目の前の料理に使われている調味料を知らなければその調味料の作り手の世界に飛び込むことはできないし、なんとなく選挙に行っているだけでは政治の仕組みは知らないままなので政界に飛び込むこともできません。

 

 

これらを知るということは「情報に触れる」ことによってしかできないんです。

 

 

つまり、自主的に情報に触れに行かないと夢なんて見つかりっこないってことです。

 

 

それでも夢が見つからない場合があります。てかそんな簡単に夢なんて見つかりません。だって興味があることって世の中にそんな多くはないんで。

 

 

育ってきた環境の中で満足してしまっていたり、触れてきた情報の中に琴線に触れることがなければ夢にはなりませんよね。魚ばかり食べてきても魚が美味しいと感じていればお肉を知る必要なんてないし、スポーツや芸術の世界に触れたって素敵だなとか格好良いなって感じなければ自分の夢になんてなりえないんです。

 

 

あなた:「そんなこと言い始めたらキリがないじゃないですか!?結局どうやって夢って見つけるんですか!?」

 

 

この回答はただひとつです。

 

 

それは「多くのモノ、コトに触れ続ける」ことです。てかそれしか方法なんてないんですよ。

 

 

それでも夢は必ずしも見つかるものではない。

 

 

だから、「夢はないです」って堂々と言っても良いんです。恥ずかしいことでもないしみっともないことでもない。年齢も性別も関係ない。夢なんて見つかった時点でラッキーなんですから。なくて普通。周りに夢を追っている人がいたらその人たちは自分の琴線に触れるものに出会えた運のいい人です。

 

 

あなた:「じゃあ夢がない人はどう生きていけばいいんですか!?」

 

 

別に気にする必要なんてないってのが本音ですが、きっと多くの大人は似たようなことを言っているはずなので、僕的に思う「夢がない人」の生き方はこうです。

 

 

「周りの人がやって欲しいと思っていそうなことをとりあえずやって感謝される」

 

 

学校で言えば、毎日一生懸命に教室の掃除をしていたり、行事のお手伝いをしていれば先生やクラスメイトから感謝されますよね。その結果、学級委員長に推薦されたり、進学の際の内申点が上がります。

 

 

働いている会社で一生懸命頑張って業績を上げれば上司は喜びますよね。その結果、昇進することがあったり他社からのヘッドハンティングをされたりします。

 

 

つまり、感謝されて人からの信用を貯めていくことをひとつの「夢」として捉えればいいんです。そうしていくと自然に自分の知らないステージに勝手に上がることができたりします。そのステージの上に探していた「夢」はもしかしたらあるかもしれない。ないかもしれないけどあるかもしれない。そのステージに行ってみないとわからないんです。

 

 

ただなんとなく過ごしていても別に死なないし、それなりの生活できるでしょう。でも、夢がないって悩んでいる人の本音は「やりがいが欲しい!」ってところだと思うんです。

 

 

好きな人に喜んでほしいから「誕生日プレゼントは何にしようかな・・」ってずっと考えてても飽きないですよね。自分の子供がかわいいからどんなに手間な料理だって頑張って作れますよね。これらは「やりがい」があるから楽しめるんです。

 

 

「夢なんて見つかっただけでラッキー」

 

 

だから、夢が見つからなくてモヤモヤしてる毎日はむしろこれから大きな夢に出会えるかもしれないという希望的な毎日です。

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。