「蒸留酒」ができるまでの工程をたった2行にまとめてみました

Pouring single malt scotch whisky into whisky glass on wooden table
プロフェッショナルが語る「お酒の話」

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

今回は現役BAR屋の僕が「蒸留酒」(ウイスキー、焼酎、テキーラなどが代表酒です)ができるまでの工程をたったの2行にまとめてみます。

 

 

というのも、参考書に書かれている内容はとても難しいんです。知らない単語も出てくるしイメージも沸きません。

(僕も勉強を始めた時に、「え?」どゆこと?」って何度も何度もその説明文を読み返しました。「もっと簡単に書いてくれたらいいのにな・・」なんて思ったものです)

 

 

なので、完全初心者向け+アバウトな解説でまずは「蒸留酒」というお酒の本質的部分に触れていただけたらと思います。

 

 

より詳しい解説は以下の記事にて解説をする予定です。しばしお待ちください。

関連記事:[絶対理解できる!]「ウイスキー」ができるまでの工程を徹底解説してみました

関連記事:[絶対に理解できる!]「焼酎」ができるまでの工程を徹底解説してみました

 

 

「蒸留酒」ができるまでの工程をたった2行にまとめてみました

ではさっそく説明します。

 

 

準備は整いましたか?

 

 

すぐ終わりますから。

 

 

「蒸留酒」とは、ビールやワインに代表される「醸造酒」を煮詰めて蒸気になったものを集めたお酒

 

 

以上です。たったこれだけ。

 

 

簡単ですよね?

 

 

とはいっても、まずは「醸造酒」の意味を知らなければよくわからないと思うのでまずは以下記事を読んでみてください。5分もかからず終わりますので。

関連記事:「醸造酒」ができるまでの工程をたった2行にまとめてみました

 

 

ここからは上記記事を読んでいただいた前提で話を進めていきますね。

 

 

なぜ「醸造酒」を煮詰めて蒸気になったものを集めたら「蒸留酒」になるのか。

 

 

答えは簡単です。

 

 

水よりもアルコールが先に蒸発するからです。つまり、沸点の違いを利用しているってことです。

 

 

水の沸点は100℃です。学校でも習いましたよね。

 

 

で、アルコールの沸点って約78℃なんです。

 

 

イメージしてみてください。鍋にビールを入れて火にかけたとすると先にビールのアルコール分が蒸発を始めるんです。その蒸発した蒸気だけを集めたものが「蒸留酒」です。

(ちなみにこの場合にできる「蒸留酒」はさまざまな工程を経て「ウイスキー」になります)

 

 

※イメージです

 

 

これだけ覚えておけば「蒸留酒」ができる工程の90%を理解したと言ってもいいでしょう。

 

 

まとめ

「蒸留酒」ができるまでの工程をたった2行にまとめてみました。

 

 

「蒸留酒」とは、ビールやワインに代表される「醸造酒」を煮詰めて蒸気になったものを集めたお酒

 

 

です。

 

 

あくまでイメージできることが最初はかなり大切です。何だかよくわからないものを深く知ることは難しいので。

 

 

鍋で煮て作るイメージをまずは持ちましょう。実際も似たようなことをして蒸留酒は作られています。

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。