お客様はバーテンダーのことをなんて呼ぶべきなのかについて

「バーに行ってみたい!」ってちょっとでも思ったあなたへ

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

今回のテーマは、「カウンターにいるバーテンダーと会話をする時に相手のことはなんて呼ぶべきなのか」についてです。

 

 

お寿司屋さんのセンターポジションでお寿司を握っている人は「大将」なんて呼んだりするイメージがありますよね。じゃあバーテンダーはどう呼べばいいのかって話です。

 

 

あれこれさまざまな意見があるんですけど、キャリア14年目の現役BAR屋であります僕が実際にカウンターに立ってて思う本音を述べます。

 

 

「バーテンダーさんと仲良くなりたい!」

「未だになんて呼んでいいかわからなくてモヤモヤしてる!」

 

 

なんて方はぜひ一読して参考にしていただけたらと思います。では!

 

 

お客様はバーテンダーのことをなんて呼ぶべきなのかについて

結論から言いますと、「なんて呼ぼうが別にいい」です。

 

 

身も蓋もない回答だと思いましたか?笑

 

 

何が大切かって、結局はお互いの距離が近くなればいいだけなんで、そこに呼び方はあまり関係してこないんですよ、バカにさえしてなければ。実際に現場での話をしますと、僕はお客様によってさまざまな呼び方をされています。

 

 

「店長」「店長さん」「マスター」「西舘」「西舘くん」「舘くん」「ゆーき」「ゆーきちゃん」「ゆーちゃん」「にっしー」「にっちー」「大将」「親方」(←これは違うでしょ!って感じですが笑)

 

 

どれもこれもお客様が呼びやすいのであればそれでいいんです。何度も言いますが、バーテンダーとの距離感を縮めることが何よりも目的ですし、距離感を縮めたいと思っているのはあなたもバーテンダーも一緒です。

 

 

で、さっきも書きましたけど、バカにするような呼び方や悪口的な呼び方は控えた方がいいかなってくらいですかね。ちなみに僕の場合は、「ハゲ」って昔からの常連様にたまに言われます。(生まれつきおでこが広いだけなんです!ハゲてない!たぶん!さいきん言われてないから!笑)

 

 

誰にでも気にしてる自分だけのコンプレックスみたいなところってあると思うんです。そこを指摘されたら嫌な気持ちになりますよね。お笑い芸人さんみたいにネタにできるような人はそんなにいないんで。なのでできるだけ名前で呼ぶか、ユーモアのあるあだ名で呼ぶことが理想かなと思います。

 

 

あと、よく「バーテン」って呼ぶのは良くないって言われていますが、別に僕はいいんじゃないかなと考えています。「バーテン」という呼び名は「リーマン」みたいな感じで、その仕事をちょっとバカにしてるような言い回しだと長年言われてきました。ですがそれも過去の話かなと思います。だって、令和ですからねもう笑。20代や30代のバーテンダーは別に気にしてないような印象を持っていますし、なんなら気軽に呼びやすいキャッチーな職業のあだ名で良いかなとさえ感じるくらいです。ですが、中には今でも「自分よりも下に見てる」「感じ悪い」なんて思うタイプのバーテンダーもいるはずなので(特に40代以上の方)もし「バーテン」って呼ぶなら20代の若いバーテンダーにのみ使用することをオススメします。

 

 

まとめ

お客様はバーテンダーのことをなんて呼ぶべきなのかについて書かせていただきました。

 

 

「なんて呼ぼうが別にいい!」です。あなたとバーテンダーとの間にある距離を縮めることが本来の目的です。気軽に呼べる「名前」や「名前い付随したあだ名」がベターですが、面白いあだ名の一つでも思い浮かんだのであれば、それはそれであなたの個性ですし、バーテンダーも逆にあなたのことを覚えやすいのではないかと思います。

 

 

注意点としては、悪口っぽい呼び方はやめたほうがいいです。バーテンダー自身も面白くないかもしれないですし、隣に座ってるお客様の気分も害してしまうかもしれないので。あくまで平和な呼び方をすることです、みんな楽しく過ごせるような。

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。