[え?なにそれ?]バーでよく聞く「チェイサー」って何ですか?

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「バーに行ってみたい!」ってちょっとでも思ったあなたへ

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

先輩に誘われてバーに行ったあなた。大人びたシックな空間で先輩とお酒を片手に話す時間はとても優雅なひととき。なんだか少しだけ大人になれたような気分に浸っていました。

 

 

先輩と話すこと約1時間。お酒に強いわけじゃないあなたは「先輩、わたしお水頼みますけど要りますか?」と先輩に聞きました。先輩は「そうだね、すいません!チェイサー2ついただけますか?」とバーテンダーさんに伝えました。

 

 

あなた:「え?チェイサー?なにそれ?お酒?お水が飲みたいんだけどな・・・」

 

 

聞き慣れない横文字。そしてその横文字をスッと口にした先輩。

 

 

あなた:「チェイサーっていうのはバーでは普通に使われている言葉のようだ!」

 

 


ということで今回は現役バーテンダーの僕があなたがバーで聞いた「チェイサー」という言葉の意味についてお話させていただきます。知っておいて損はない知識ですのでぜひ一読のほどを。では!

 

 

[え?なにそれ?]バーでよく聞く「チェイサー」って何ですか?

「チェイサー」というのは簡潔に言うと「水」のことです。

 

 

あなた:「え?水のことをチェイサーって言うってことですか?」

 

 

そうです。たとえるならお寿司屋さんであったかいお茶のことを「上がり」っていうのと一緒です。つまり、業界用語ってわけです。

 

 

ではなぜバーでは水のことを「チェイサー」と呼ぶのでしょうか。

 

 

「チェイサー」というのは、英語の「chaise(チェイス)」が語源で「追いかける」という意味で使用されます。つまり、”あとを追いかけて飲むもの”ってことですね。

 

 

で、さまざまなサイトでは「チェイサーは水のことを指す言葉ではない」みたいなことが書かれているんですけど、ま、ほぼほぼ水のことを指していると思っていただいて構いません。

 

 

どういうことかというと、「チェイサー」は”あとを追いかけて飲むもの”という意味だと説明しました。なので別に水じゃなくてもいいんです、厳密には。ビールだろうがお茶だろうがカ〇ピスだろうがファ〇タでもいいってことです、手元にある飲み物のあとを追いかけて飲めば笑。

 

 

実際に「チェイサー」としてビールを飲む人もいます、すごーくたまに。あ、バーによってはウイスキーと一緒にチェイサーとしておしゃれなお茶(○○ティー的なやつ笑)が出てくることもあります。なので厳密には「チェイサー=水」とは言い切れないんですけど、でもまあほぼほぼ水のことをチェイサーと言います。

 

 

まとめ

[え?なにそれ?]バーでよく聞く「チェイサー」についてお話させていただきました。

 

 

「チェイサー=水」です。ただし、厳密にはちょっと違って「あとを追いかけて飲むもの」という広い意味で使用されている言葉です。ですが、水以外の飲み物をチェイサーとして頼む人や他の飲み物がチェイサーとして出てくることはとても少ないです。なので「チェイサー=水」と思っていただいて構いません。

 

 

これであなたも立派なバー通になりました。めでたしめでたし。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。