こんばんは(*^-^*)西舘です。
「BAR屋」という仕事をしているといつも感じることがあります。それは「バーはいつの時代も敷居が高いと思われている」ってことです。
たしかにファストフードやカフェに行くよりもハードルが高い感覚はあります。高貴なイメージや大人なイメージがそうさせているはずです。ですが、バーという空間に興味を持ってくださっている人はかなり多くいらっしゃるのではないかとも感じています。
僕:「誰にでもバーの扉を開く権利はあって、そしてその扉に興味を持てくださっている人が多くいる中で実にもったいない!」
ってことで、あれこれ考えてたら「あ、バーに行く勇気がない人はこうすればいいんじゃない?」って自分の今までの経験やお客様のお話を思い出してみたので今回は「バーに行ってみたいけど勇気が出ない人が取るべき3つの作戦」を伝授いたします。
現役BAR屋の僕が願っていること。それは「バーをもっと身近に感じてほしい」ってことです。あなたがもし少しでもバーに行ってみたいって考えていらっしゃったらぜひ参考にしてみてください。では!
バーに行ってみたいけど勇気が出ない人が取るべき3つの作戦
①友人や職場の人を誘って行く
一番ベタな方法ではありますが、結局ひとりで知らない場所に行くことって勇気が必要だと思うんですよね。だったら「誰かと一緒に行けばいいんじゃない?」って話です。
有人や職場の人が最適でしょうね。恋人と行くのも楽しいかもしれませんけど、まずは気兼ねなく誘うことができる身近な仲間を誘ってみましょう。案外「バー?いいね!行ってみたい!」なんて人も多くいると思いますよ。
ちなみに僕も行ってみたいバーがあったら友人や職場の仲間と一緒に行きますね。ひとりで行くのが怖いんで笑。
「やっぱ、誰かと一緒だと勇気が出ますね!」
②観光客を装って行く
一風変わった方法としては「観光客を装って行く」のも楽しいですよ。別にあなたから堂々と嘘をついて「旅行で来たんです!」なんて言う必要はないんですけど、バーに行く勇気が出ない人は往々にしてやや店内でおぼつかない雰囲気が出ちゃってるもんです。そのおぼつかなさの自分の中で「今自分は観光でこの地に来ている!知らない街だからおどおどしてるだけ!何も変じゃない!」くらいに思っていれば気は楽です。ま、一種の呪文を唱える感じですね笑。
そして、バーテンダーさんに話しかけられたとしても「ご旅行ですか?」とは聞かれません。「初めてですか?」とか「何軒目ですか?」とかが基本的な会話の始まりなのであなたの頭の中で勝手に設定した観光客キャラなんて気付かれないです。
もしそこで素敵なバーテンダーさんに出会うことができて緊張がほどけたら普段のあなたに戻ればいいだけです。むしろそれが目的ですし望みですよね?最初に唱えた呪文の効果が良い方に出たってことで万々歳なはずです。
ちなみに僕も「今自分は観光客だ!」って思いこんで行ってみた喫茶店があります。その喫茶店は創業何十年みたいな老舗で僕みたいな若造が行っていい場所なのかわからなかったので(老舗じゃなくても緊張してますけど笑)勝手に観光客キャラを作ったら入ることができました。結果、とても素敵な喫茶店で満足して帰りました。
「観光客を装うって最高です笑」
③少しだけ自宅で飲んで酔った勢いで行く
最終手段としては非常に有効な作戦が「少しだけ自宅で飲んで酔った勢いで行く」です。
今まで自宅でお酒を飲んでいた時のことを思い出してほしいんですけど。
自宅でお酒を飲んで酔った時にずっと欲しいと思ってたけど買うかどうか悩んでた商品をスマホで眺めていたら酔った勢いで購入ボタンをポチったこととかないですか?
自宅でお酒を飲んで酔った時に気になってる人に勢いでLINEしたりメールしたりしたこととかないですか?
原理は上記例と一緒です笑。お酒の勢いに乗っかって行きたいところに行ってみるんです。あ、ベロベロになっちゃダメですよ?あくまで勇気が出るくらいの量を飲んで行くんです。「あ、このノリなら行けるかも!」ってくらいです。
ちなみに僕は自宅で飲んだあとに軽く酔った勢いで近くにできた居酒屋に行ったことがあります。また、よく行く知り合いのバーで軽く飲んだあとに酔った勢いで初めてひとりで回転寿司に行ったこともあります。めちゃくちゃ行きたかったんですよ、ひとりで回転寿司笑。でもいつも入口の前を通るたびに入る勇気が出なくて「また今度でいっか!」って自分に言い聞かせて帰っていたんです。
「お酒の勢いも使い方次第!」
まとめ
バーに行ってみたいけど勇気が出ない人が取るべき3つの作戦についてお話させていただきました。
バーはとても素敵な空間です。もっとたくさんの人に気軽に遊びに来てほしいですし、きっと想像よりも敷居が高いわけじゃないし面白い場所だってことを知っていただけたらと願っております。
関連記事:[バーに行く勇気がないあなたへ]バーはエンターテイメント施設である!
関連記事:現役「BAR屋」が徹底検証!「バーは敷居が高い!」は本当か!?
そして何より「行ってみたい!」と感じた場所には一度は行ってみるべきです。すべての場所やモノ、コトに興味を持てる人なんていませんよね?って考えたらせっかく自分が興味を持った場所やモノ、コトには触れておいた方が良い経験になりますし、そこから何か人生に大きな影響を与えることがあるかもしれませんから。
関連記事:やりたいことがあるならやらないと年を取ってから後悔するって話
ということで、3つの作戦を駆使してぜひバーに行ってみてください。
yuki_nicccy
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