「『BAR』に誘われた」=「大切な存在」

「BAR」×「デート」

※今回の話に出てくる「BAR」は「オーセンティックバー」と呼ばれる類のバーのことを指しています。暗めの店内、ジャズが流れる空間、オトナが通う場所みたいなイメージのバーです。

 

 

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

今回は、「『BARバー』に誘われたことの意味」についてお話させていただきます。

 

 

これまでの人生の中で、バーに誘われて行ったことがある人、そこそこいるのではないかと思います。彼氏彼女に、友達に、先輩や後輩に、取引先の方に、親に。

 

 

たとえば、居酒屋さんやイタリアンさんで食事がてら少し飲み、そのあとの二次会場所として「バーに行こう!!」みたいな。バーって多くの場合、このように「どこかで食事をした後に利用する場所」なので。

 

 

そして、他の二次会で利用されるような場所とバーが決定的に違うことがあります。それは「ゆっくりと会話をしに行く場所」という点です。

 

 

カラオケボックスでは歌を歌いますよね。なので、一緒に行く意味は「盛大にたのしもう!!」です。

居酒屋のハシゴなんてこともあるでしょう。この場合も「会話」はもちろんしますけど、明るい店内で話す内容はおおっぴらにできることです。つまり、「だれかに聞かれてもいい内容の会話」ってことです。

 

 

ですが、「BARバー」は「盛大にたのしもう!!」や「だれかに聞かれてもいい内容の会話」をしに来る場所じゃありません。ある意味「コソコソした状況」って言うんですかね、選ばれた人しか誘われない場所です

 

 

店内は居酒屋やレストランよりも遥かに暗く、喧騒のない空間。ジャズが流れ、氷がグラスの中で動く音が響く。そんな空間で一緒に過ごしたい相手はどんな人かって考えたら、そりゃ大切に思ってる人ですよねって話です。反りの合わない人や苦手な人、知り合いだと思われたくないような人と一緒に行くわけないんです(←どうしても苦手な人とどこか行かなきゃいけない時はもっと適当なところに行きます)。

 

 

あと、「BARバー」ってそんなに安くないです。チャージ料があったり、1杯の金額もザラに3ケタ後半から4ケタします。ふたりで数杯飲めば1万円なんてすぐです。そんなお高い場所に誘う相手、選ぶに決まってると思いませんか??どんなにお金持ちの人だって、お金を使う相手は選んでるに決まってます。つまり、「あなたは相手の方にとって大切な存在」ってことです。

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大切な存在と言っても、すべてが「恋愛」ってわけじゃないです。良き友人としての場合もあるでしょうし、信頼できる相談相手かもしれません。なので、たとえば男性からバーに誘われた場合に絶対的に構える必要はないです(←これまでのプロセス的に『絶対ワタシに気がある!!』と感じていれば別ですが・・・)。

 

 

僕はバーで働いていますが、たまーに他のバーに行ったりもします。ほんとたまーにです。基本的には行かないんで。そんな時、隣にいる人は僕の中で大切度が高い人です。お世話になってきた先輩、かわいがってもらっている常連様、親孝行がてらに母、そして愛する恋人。

 

 

親密な話がしたい、距離を縮めたい、距離がないことを確認したい、もっと深く関係を構築したい、自分を大切枠に入れてもらいたい、そんな時に行くのが「BARバー」、そして、そんな人との出会いがあった時に行くのが「BARバー」です。

 

 

もし、バーに誘われた時、あなたは確実にあなたに何かしらの好意を持っています。誇りましょう。選ばれたんです。おめでとうございます。

 

 

なので、他のお客様と距離がある、お店の角席は人気があります。死角になってる席ってどのバーにもけっこうあって、そこの席はだいたい男女ふたりでいらっしゃったお客様が陣取ってます。それもまた「ふたりでゆっくり過ごしたい」という意思の表れ、そして「邪魔しないでね!!」というお客様からの無言サイン

 

 

もちろん、そういった死角の席に座られているお客様は基本的に「放置」です。ちらっと覗きに行く瞬間もありますが、あまりチラチラ覗きに行くと嫌がられるので「放置」です。なにかあれば手を挙げてくれたり「すいません」って声を出してくれるものなので。

 

 

「『BARバー』に誘われた」=「大切な存在」

 

 

大切だと思う人をバーに誘ってみましょう。きっと喜ばれます。

距離を詰めたいと思う人をバーに誘ってみましょう。意識してくれると思います。

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。