「仲間が輝けるステージを作る」って考えて仕事をすると自分が一番楽しくなりますよって話

Two best friends sitting on the coastline having a good time
人生哲学的なやーつ

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

今回のテーマは「仲間が輝けるステージを作る」です。

 

 

仕事って大変です。楽なことなんてないし頭もカラダも使うし人間関係だって絡んできますし。

 

 

ひとりでする仕事なんてないですよね?フリーランスの人だって企業に属してる人だって誰かと絡みながら仕事は作られていますから。スタッフだったりお客様だったり。

 

 

だったら自分の周りにいる人、つまり「仲間」が輝けるようにステージを作ってあげたらもっとみんな楽しくなれるんじゃないかなと思うんです。そして、その恩恵は必ず自分の人生にも反映されるんですよ。そんな話です。では!

 

 

「仲間が輝けるステージを作る」って考えて仕事をすると自分が一番楽しくなりますよって話

簡潔に何が言いたいかって言うとですね、

 

 

「みんな、自分のことばっかり考えてない?」ってことです。いや、もっと本質的なことを言えば「自分のものさしを優先しすぎじゃない?」って感じです。

 

 

たとえば、読書が好きな先輩がいるとします。あなたは読書が苦手だといつも言っているのですが、先輩は「読書はいいよ!勉強になるし。絶対読んだ方がいいよ!」とか言ってくるんですよね、だいたい。

(なんなら僕も言ってたことがあります笑)

 

 

好きじゃないことを「好きになりなよ!」と言われてすぐに吸収できるタイプの人なんてほんの一握りなんですよ、実際のところ。でも言っちゃうんですよね、自分の意見って。つまり、我を通すことによって不快に思う人が生まれるってことです。

 

 

だったら読書が苦手な人に読書と同じ効果を得られる策を考えてあげたらいいと思うんです。読書がタメになることを自分で体感しているのであれば形を変えてあの手この手を打っていく。その先にはもしかしたら読書に興味を持ってくれる瞬間が待ってるかもしれないですから。

 

 

たとえば映像化するとか。原作の小説は読んでないけど実写化した映画は観たって人はたくさんいるんです。小説を読もうが映画を観ようがその作品に触れたっていう結果は一緒ですよね。形を変えてるだけなのに作品を知ってくれる人はめちゃくちゃ増えるんです。

 

 

野菜が苦手な子供には細かく切り刻んでハンバーグに練りこんだりしますよね。そうすれば人参も白菜もお肉の味が上手に隠してくれてバレないんです。

 

 

話を戻しますと、仕事も似てます。嫌なことや苦手なことは誰にだってあります。だからこそひとりひとりが得意としている分野の仕事をマックスまで成長させればいいと思うんです。

 

 

もちろんすべての嫌なことや苦手なことからは逃げれませんよ。僕だって嘔吐処理やゴミ捨ての仕事は好きじゃないですけどやりますからね笑。

 

 

なるべく、できるだけ、限界までひとりひとりのことを頭をフル回転させて考えてあげる。多少のワガママも聞いてあげる。そのかわりその人が最高のパフォーマンスを発揮できるようなステージを用意する

 

 

バーで言えば、会話が好きな子はお客様との接点が多く作れるポジションと時間を捻出できるようなシステムを構築する。グラスなんてひとつも洗わなくてもいい。そのかわり目の前のお客様には必ず気に入ってもらう。一点集中の仕事をするんですからそこは求めますし求められますし何より本領発揮してくださいって話です。

 

 

そこで、「なんであの人はグラスのひとつも洗わないで話ばっかりしてるんですか?」って子が出てきたらどうするか。その時は言ってきた子が輝けるステージをもう一度考えるんですよ。きっとミスマッチなステージだったから不満が出ちゃっただけ。ホントに嫌なら辞めてますからね、その職場。

 

 

あ、ちなみにですけど、会話が好きな子に会話をさせ続けるとグラスも自然と洗ってくれますよ。他の仕事も手伝ってくれます。つまり、ステージが用意されたら気持ち的に余裕が生まれるし、誰かのために好きじゃないことも自らやってくれるようになります。

 

 

こうなれば自分も少しは楽になりますよね。やりたいことができる時間も生まれるし何よりつまらない悩みがなくなるから単純に楽しくなるんです。

 

 

「世の為人の為」なんて言いますけど、これって結局「世の為人の為自分の為」に自然と変換されていきます。

 

 

「仲間が輝けるステージを作る」ことはつまるところスムーズにきれいな水が流れる川ができるための先行投資なんです。やむくもに水を流しても土壌に吸収されて終わりです。ちゃんと溝を作って、石を積んで、ゴミを捨てて、土壌を整備してから水を流さないと永遠に川なんてできない。

 

 

そんなことを考えながら毎日生きてます。

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。