バーテンダーさんに人生相談しても大丈夫?

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「バーに行ってみたい!」ってちょっとでも思ったあなたへ

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

生きていれば誰にでも悩みや不安ってあるものですよね。誰かに聞いてほしい、何か助言がほしい、そんな夜もあるかと思います。そこで登場するのがバー、そしてバーテンダーです。(ドラマのワンシーンでよくあるやつです)

 

 

バーテンダーって友人でもないし職場の人でもない。だからこそ話しやすいポジションだったりするんですけど、実際にバーテンダーに人生相談はしてもいいものなのか!?面倒だと思われないのか!?快く聞いてくれるのか!?

 

 

ってことで、現役BAR屋の僕が語ります。では!

 

 

バーテンダーさんに人生相談しても大丈夫?

結論から言いますと、大丈夫どころか「全然してくださーい!」って感じです。むしろ、何かしらお悩みの方がいらっしゃいましたら、当たるかどうかもわからない変な数珠をグリグリしながらする占いよりも全然良いと思います。

 

 

理由は3つ。

 

 

ひとつは、バーテンダーは毎日さまざまなお客様のお話を聞くことができるお仕事です。その結果、数多くの「人生」に触れているんです。つまり、価値観やそこから培ったメンタル術を気付いたら身に付けているってことです。

 

 

悩みってとてもシンプルで、自己解決できないから「聞いてほしい」という気持ちになりますよね?だったら、せっかくなので数多くの「人生」に触れてきている人に聞いてもらった方が良くないですか?何かしらのヒントを得られるかもしれないですから。

 

 

道端の花や、飼ってるペットに聞いてもらったってただの捌け口でしかないんで。

 

 

ふたつめは、良い意味で「他人」なのでフラットな立場で話すことができるからです。バーテンダーとお客様という関係性ではありますが、相談者様の仕事で絡んでるわけでもないですし、小さい頃からの友人でもないです。無論、血縁関係でもなければ上下関係があるわけでもないです。

 

 

何かしらの立場関係があると言えないことや聞きたくないこともあるじゃないですか?

 

 

上司に旦那さん、奥さんのガチ愚痴なんてなかなか言えないですよね?

家族にお金の話はしにくいですよね?

 

 

その点、バーテンダーって、言ってしまえば良い意味で他人なんです。お互いのプライベートで絡みはないわけですから、何を話したって外部に漏れることはないし、利害関係もない。つまり、変な気を遣わずに本音で語れる条件が揃っているんです。

 

 

みっつめは、そもそもバーテンダーは人の話を聞くことが”わりと”好きなんです。

 

 

この”わりと”好きってところがキーワードで、延々聞かされるのは御免なんですけど(3時間も4時間も話す人なんて滅多にいないですが笑)、基本は「その話、聞きたいです!」というスタンスです。

 

 

だって、お客様の人生は十人十色です。そんな素敵な色彩の話を日々聞いている僕の人生のパレットの面積は日に日に拡張していってるわけです。言うなれば、もう何色でも作れちゃうくらいに多くの色がパレットの上にあります。

 

 

でも、もっともっと多くの人の話を聞いて自分の人生に付け加えていきたいですし、お困りの人にはパレットの中から素敵な色のお話を差し上げたいと考えています。

 

 

なので、「こんな話してもいいのかな?」「溜まってる鬱憤を聞いてほしいな」「誰かに話したーい!」なんてことがもしありましたら、ぜひ近くのバーテンダーさんに相談してみては?あ、僕はいつでも大歓迎ですよ笑。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。