こんばんは(*^-^*)西舘です。
「バー」と聞いてイメージするものは「お酒」だと思うんですけど、実はバーには「美味しい食事」があることが多いです。
「え?バーでごはんが食べれるの!?」
「お酒以外もあるんだ!」
「食事!?しかも美味しいの!?」
そうなんです。意外と知られていない「バーの食事」について今回は現役BAR屋であり、自分が働いているバーでは美味しい食事も提供しているシェフの一面もある僕が綴っていきます。では!
[バーで食事!?]バーには意外と美味しい食事がありますよって話
初めにですが、きっと多くの方はこう思っているはずです。
「バーの食べ物なんてナッツとかチョコレートくらいなんでしょ?」
「ハムとか適当に切って出してるだけでしょ?」
「チーズはありそう。でも買ってきて盛り付けるだけでしょ?」
もちろん、こういったおつまみ的な食事はそんな感じです。ま、適当に切ったりはしてませんけどね笑。
でも、実際はもっと本格的な食事を提供しているバーはたくさんあります。
たとえば、僕の働いているバーでは「自家製トマトソースのアラビアータパスタ」「秘伝レシピのカルボナーラ」があったり、「自家製生地のピザ」なんかもあります。
↑僕が働いているバーで提供しているピザです。生地は自家製、ソースも自家製、具材は生ハム、スペイン産イベリコ豚のサラミ、パプリカ、ブロッコリー、トマト。チーズはたっぷりめにかけてオーブンで焼いています。
近くのバーではナポリタン、カツサンド、カレーなんかを取り揃えています。あ、以前大阪の北新地にあるバーに行った時はカウンター横の鉄板でステーキを焼いてましたね。「ここ、ホントにバー!?」って思いましたよ笑。そのくらい食事を取り揃えているバーは多いってことです。
でですよ、その食事の数々がまた美味しいんですよね。レストランに負けず劣らず、なんなら「バーの方が美味しいんじゃない?」って感じる時さえあります。
それはなぜか。
お酒のプロであるべきバーテンダーが美味しい食事を提供できる理由。
なぜなら、バーテンダーが凝り性なタイプの人が多いからです。
レストランの厨房でフライパンを振っているシェフが食事に強いこだわりを持っていることはなんとなくイメージが湧きますよね?「トマトはこう煮ないと旨味が逃げるだろ!」「豚肉はこう焼かないと固くなるだろ!」みたいなことを後輩に指導している絵はパッと浮かぶはずです。だからこそ家庭では作ることができない、味わえない特別な料理が提供されています。
バーテンダーも実は似たようなことを考えている人が多いです。
その本質は、お酒を扱うプロだからこそお酒に合う最高の食事を提供したいという強い思いです。せっかくの美味しいお酒がバーにはあります。それに合わない適当にお腹を満たすためだけの食事なんて作りたくないんですよね。
トマトソースなんて市販でいくらでも売ってます。
ピザの生地だって売ってます。
パスタだって極論レンジでチンすれば食べられるものだって売ってます。
でも、それなりに美味しいものばかりなんです。バーでお金を払って食べて美味しいと感じるレベルにあるものは少ない。だからこそ多少は手がかかっても自家製にこだわったりします。
個人で営業されているバーテンダーさんはかなりの労力を費やさないといけないので結構大変だと思うんです。カレーなんていい例です。本当に美味しい、お金を払ってでも食べたいレベルにするには知識も時間も食材費もたくさん必要です。それでも「本物を提供したい!」「お酒に合うものしか出したくない!」という強い信念があるから頑張れる。お酒を提供する側だからこそ下手なものなんて取り扱えないんです。
まとめ
[バーで食事!?]バーには意外と美味しい食事がありますよって話でした。
僕はよく行くパブでお腹がすいたらピザを食べます。後輩はそのパブでいつもカレーを食べているそうです。お酒も美味しいし食事も美味しい。お腹も満たされますし最高の時間を過ごすことができたなと大満足でお店を出て帰路を歩いております。
一度「バーで食事」、試してみてください。新しい夜の時間の過ごし方ができると思いますよ。
yuki_nicccy
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