20代の頃にやらかしておいたほうが30代になった時にステキな大人になれるよ

人生に悩む20代へ

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

キミは今までの人生の中で、「最悪だー!」「やらかしたー!」みたいな出来事って経験してきた?

 

 

たとえば、授業で必要な本や用紙が入ったカバンをなくしたとか、JRで爆睡してしまって起きたら見知らぬ土地に辿り着いてたとか、飲みすぎてカラオケで大暴れしてしまったとか、気に入らない先輩がいたからいじめてやろうと思ったら逆にいじめられたとか。ちなみにこれらはすべて僕が20代の頃に起こったリアルな出来事だ。できるならこの世から消えてなくなればいい事実である。

 

 

嫌なことや、振り返ると恥ずかしいことってその経験した瞬間は「死にたい・・」って思うくらいに落ち込んでしまうよね。どうしてもっと冷静でいられなかったのか、どうしてもっと気を付けなかったのか、自分を責めてしまうこともあると思う。

 

 

でもね、そんな悲しい経験は30代になったキミのブランド力を大いに上げてくれる。

「あの時、カバンなくしてよかったー!」「あの時、見知らぬ土地に辿り着いてよかったー!」「あの時、カラオケでX歌ってよかったー!」「あの時、いじめられてよかったー!」

って思うことができるんだ。不思議だよね、あんなに落ち込んでたのに、時が経つとそんな経験が活き活きし始めるんだから。

 

 

今回は、「20代の頃にやらかしておいたほうが30代になった時にステキな大人になれるよ」ってタイトルでお贈りします。これからキミはどんどん嫌なことや恥ずかしいことを経験するべきだってことがよーくわかるよ。じゃあ、さっそく始めるね!

 

 

20代の頃にやらかしておいたほうが30代になった時にステキな大人になれるよ

30代ってキミからすればかなりの大人に感じない?バリバリ仕事ができて、好きな場所へ行けて好きなものを食べられて、ステキな家庭を築いて万々歳みたいな。僕も20代の時はそう思ってた。そこまで生きてる年数は変わらないのに遥か先を行く人生を歩いているイメージがあったんだ。

 

 

でも、現実はぜんぜん違って、20代の頃とたいして変わらない生活を過ごしている。感覚だけは20代のまま。違うのは、小走りすると息が切れることと、野菜や魚が昔よりも好きになったことくらいなもの。体力さんよ、どうか逃げないでくれたまえ。

 

 

そんな20代とたいして変わらない30代のリアルな生活。それでもさまざまな人から「大人扱い」されるんだ。当然だよね。でだ、この「大人扱い」をされる時に本当に大人っぽくなれているかどうかは20代の時にどう過ごしてきたかがポイントになる。何もせずにただ働いて、給料をもらって、欲しいものを買って、ごはんをたべて寝て朝を迎える、そんな生活を続けていたら20代の延長戦の上での30代の生活にしかならないんだ。つまり、面白みに欠けるってこと

 

 

30代は30代なりの見方を世間からされる。別にその見方に便乗する必要はないんだけど、できれば周りにいる同年代よりも一目置かれる存在でありたいとは思わない?そこで便利なものがある。それが20代の頃の経験だ。20代の頃に周りの人よりもひとつでも多くのなにかしらの経験をしていることで、良い意味で浮くことができる。浮くってことは目につくってことだ。海の中にいる魚は見えないけど、海面に浮いてたらすぐに見つけることができるでしょ、それと一緒。

 

 

20代の頃の経験は武器でしかないんだ。だって、30代で同じ経験をするよりも遥かに価値が高い。なぜなら、若いうちの方がモノを知らない状態なわけで、そんな状態であれこれ経験してきたことはよりキミの人生をアップデートさせてくれるから。新品のスポンジはよく水を吸収するでしょ?20代は人生において新品のスポンジ同様なのよ。

 

 

そして、経験してきたことは別にきれいな話や成功体験である必要はない。むしろやらかした話の方が価値が高い。だって、周りから笑われるから。いじられるんだよ、キミが「最悪だー!」って思った経験が。「バカだね!」「なにしてんの!」「オワッテルな!」って。

 

 

ただ、いじられることはキミの存在を際立たせる。いじられるようなやらかしを誰しもが経験してきたわけじゃないからだ。ちなみに僕はよく昔からお付き合いさせていただいているお客様からかなりの確率でいじられる。

 

 

 

「こいつ、今じゃ店長だけど、昔は金髪にピアスじゃらじゃらだったんだよ!ホント店長とか信じられないわ!」

「ゆうき、昔からたいして存在感なかったくせに妙に出しゃばってたんだよ!それでも存在感なかったけど!」

「今も昔も変わらないよね!どっか成長した?」

 

 

こんな話を聞いた後輩やさいきん通ってくれるようになったお客様は、今の僕の印象との違いに笑ってくれたり驚いてくれたりする。言われようは犯罪レベルのディスリ方だけど、まあ、悪くない。おいしいとさえ思ってる。ただ、もしひとつだけ願いが叶うなら、ひとつくらいは盛大に褒め称えてくれるようなエピソードを披露していただきたい。

 

 

興味を持ったことには積極的にチャレンジすること。

怖いことや逃げ出したいこと、行きたくない場所にもとりあえず手を付けてみること。

それだけで30代になった時のキミは相当魅力的な大人になっているはずだ。もちろん、簡単なことじゃないよ、時間や金銭的な問題も出てくるし、気が乗らないことに手を付けることにはストレスだって付いてくる。ただ、30代で必ずすべて倍以上になって回収できる。まわりからの信頼や信用という見えない価値に変換されて。

 

 

たくさんの経験をカラダに染みこませよう。

ってわけで、おわり。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。