こんばんは(*^-^*)西舘です。
さいきん、ウイスキーに興味を持ち始めたあなた。きっかけは、とある映画のワンシーンでウイスキーをロックで飲んでいる俳優さんがやけにカッコよく見えたから。その姿はまさに「デキる男」。
あなた:「なにあのシーン!!めちゃくちゃカッコイイじゃん!!僕もウイスキーをロックで飲めるようになりたいな・・・(*´▽`*)」
ですが、あなたはウイスキー初心者。香りを嗅いだだけで「わ!匂いキツっ!!」と思ってしまうほど、アルコール度数が高いお酒にはまだまだ抵抗感を持っています。
それでもあの映画のワンシーンに魅了されているあなたは、ウイスキーをロックで飲んでみたい気持ちを抑えきれずにいました。
あなた:「今度、バーでも行って試しに飲んでみようかな(・∀・)」
一度は憧れを持ったことのある人も多い「ウイスキーをロックで飲める男」。アルコール度数40%以上のかなりキツめのお酒を、ゆっくり嗜むその姿はなんだかカッコいいですよね。
ただ、ウイスキー初心者の方へ現役BAR屋の僕は声を高らかにお伝えしたいことがあります、それは、
「ウイスキーをロックで飲むことへの憧れは捨てましょう」
夢を持つことは素晴らしいです。
カッコいいことをマネしたい気持ちも察します。
それを理解した上でもう一度お伝えします。
「ウイスキーをロックで飲むことへの憧れは捨てましょう」
ってことで、現役BAR屋の僕がここまで強く「ウイスキーをロックで飲むことへの憧れは捨てましょう」と申しているかについてお話させていただきます。耳が痛いお話かもしれませんけど、ちょっとだけお付き合いください。では!!
※「ウイスキーをロックで飲む」とは??
→氷を入れたグラスにウイスキーを注いで飲むスタイルのこと。以下の写真がその例です。
[無謀です・・・] ウイスキーをロックで飲むことへの憧れは捨てましょう
「ウイスキーをロックで飲むことへの憧れは捨てましょう」とお伝えした理由についてですが、先に結論から申し上げます。
「ウイスキー初心者がすぐにロックで美味しく飲めるわけがないから」
です。
あなた:「(;・∀・)」
ウイスキーはビールや缶チューハイとは比べ物にならないほどのアルコール度数です(40%以上はほの確定しております)。すでにウイスキーを飲み慣れている人でもロックでかるく飲めば酔ってしまうレベルと言えばわかりやすいかと思います。(ちなみにビールはアルコール度数約5%前後、缶チューハイはアルコール度数約5%前後)
そんなアルコールの爆弾であるウイスキーを、香りを嗅いだだけで「わ!匂いキツッ!!」と感じているあなたが飲めるわけありません。味の問題じゃないんです、アルコール度数の問題がそこにはあります。
そして、もし興味本位でグイグイとウイスキーのロックをあなたが飲んだとしましょう。高確率で具合が悪くなります。二日酔いになります。トイレと友達になります。その結果、あなたの中にどういう気持ちが生まれると思いますか??
あなた:「そんな感じにもしなったらトラウマになりますね・・・」
正解!!
憧れだったウイスキーのロックが一瞬であなたの天敵に変身します。つまり、「好きになりたかったウイスキーを嫌いになってしまう可能性がある」ってことです。
ウイスキーのロックをウイスキー初心者が美味しく飲もうとするなんて無謀です。何も持たずに富士山のテッペンを目指すくらい無謀です、確実にくたばります。
あなた:「じゃあ、僕はこの先ずっとウイスキーのロックを飲むことはできないってことでしょうか??」
もちろんそんなことはありません。僕だって最初はハイボールでさえ「え、なにこれ、きつい、ムリ」と思っていたタイプですけど、気付いたらウイスキーのロックを飲めるようになりましたから。(今でも積極的にウイスキーのロックは飲めません、やはりアルコールがきついので得意ではないんですよね・・・こればかりは体質なので仕方なし・・・)
関連記事:「てかハイボールって何ですか?」という質問に現役BAR屋がめちゃくちゃ簡単にお答えします
関連記事:僕がハイボールを美味しく飲めるようになった最大のきっかけ
ま、「いつか飲めるようになりますよ!」と言い放つだけではあまりにも冷たいのと僕の好感度が下がるので、あなたがウイスキーのロックを飲めるようになるための方法を今回はお伝えします。
あなたがウイスキーのロックを飲めるようになるための方法、それは、
「ウイスキーを美味しいと思えるような飲み方を見つけること」です。
あなた:「ウイスキーを美味しいと思えるような飲み方を見つける??」
そうです。まずはウイスキー君と友達になりましょう。話はそこから始まります。
あなたは今現在、ウイスキーのロックに対する強い憧れを持っています。ですが、香りがキツイと感じており、実際にウイスキーをロックで飲めばきっと具合が悪くなることでしょう。たとえるなら、体力づくりのひとつもせずにフルマラソンに出場しても完走なんてできっこないのと一緒です。途中で心臓が止まりかけてリタイア、翌日から地獄の全身筋肉痛でしばらく動けないこと確定ですよね。
なので、最初は「ハイボール」からウイスキー君と友達になるきっかけを見つけることがオススメです。僕も人生初のウイスキーデビューは「ハイボール」でした。「ハイボール」だったらアルコール度数も約10%まで下がります。ロックの1/4のアルコール度数です。まずはウイスキーを軽めのアルコール度数に変換した「ハイボール」から触れ合いましょう。そこであなたが「美味しい!!」と感じることが一度でもできれば、ウイスキー君とは友達です。友達にさえなればウイスキー君に対する嫌な抵抗感も薄れて、のちにロックでも飲めるようになる道が開けます。
関連記事:[ハイボールが苦手なあなたへ] ハイボールを美味しく飲めるようになるための3つの方法
まとめ
「ウイスキーをロックで飲むことへの憧れは捨てましょう」というお話をさせていただきました。
ウイスキー初心者の方が、最初からアルコール度数の高いウイスキーのロックを飲むことは無謀です。まずはウイスキー君と友達になる気持ちを持ち、アルコール度数の軽めな「ハイボール」から触れ合うことをオススメします。
さいごに。
「ハイボールから始めましょう!!」と言いましたが、無理はしないでください。体質的に強めのアルコールが合わない方はたくさんいます。無理して飲めばカラダが悲鳴を上げます。僕は現役BAR屋として、何度も無理にお酒を飲んで救急車で運ばれた方を見てきました。あくまでも自分の具合の感じながらウイスキーを楽しんでください。
おわり。
yuki_nicccy
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