何味かわからないカクテルならバーテンダーに”絶対”聞きましょう

「BAR」×「デート」

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

明日はずーっと気になってた女性との初デート。あなたは最高の夜にしようと準備に余念がありません。美味しいと噂のイタリアンを予約、そして、2軒目はムーディーなバーで過ごす予定を立てています。

 

 

あなた:「よし!!準備はバッチリ!!早く明日にならないかな・・・」

 

 

そして、デート当日。デート相手の女性とたのしくイタリアンを堪能したあなた。会話も弾み、楽しいムードの中、2軒目のバーへと足を進めました。もちろん事前予約済み。

 

 

バーへ到着。さっそくメニューに目を通す。カクテルなんて滅多に飲まないあなた。名前だけ見ても一体全体どんな味がするのか、皆目見当もつきません。ですが、相手の女性は「カクテルにしようかなー」と一言。

 

 

あなた:「どんなカクテルが好きなの??」

女性:「うーん、甘いのが好きかなーでもなんかカワイイ名前のカクテルがあるからそれにしてみようかな!!

あなた:「あ、そうだね。そうしてみよう!!すいません、○○下さい!!

 

 

 


ノンノン(;・∀・)。

ダメダメ( ̄▽ ̄)。

 

 

何味かもわからないカクテルを女性に飲ませる気ですか!?

正気ですか!?

もし、お気に召さなかったらどうするんですか!?

「もったいないから飲むよ」なんて、女性に気を遣わせたらどうするんですか!?

 

 

ということで今回は現役BAR屋で、20代前半の頃に味もわからないのに名前だけでカクテルをオーダーしたら苦手なトマトジュースのカクテルが運ばれてきて撃沈した経験を持つ僕が、「何味かわからないカクテルならバーテンダーに”絶対”聞きましょう」というお話をさせていただきます。

 

 

何味かわからないカクテルをオーダーするなんてデートではナンセンスもいいところです。女性とステキな時間を過ごすためにバーへ来たんですよね??だったら何味かわからないカクテルを名前だけでオーダーするなんて運任せ、ガチャ的要素は排除するべきです。

 

 

バーテンダーは優しく教えてくれます。そのカクテルが何味かを。そして、その他さまざまなお話もしてくれます。

 

 

何味かわからないカクテルならバーテンダーに”絶対”聞きましょう

「何味かわからないカクテルならバーテンダーに”絶対”聞きましょう」と僕が思う理由、それはつまるところ、「楽しくてステキな夜を過ごすためにいちばん不要なことは”口に合わないお酒を飲むこと”だと思うから」です。

 

 

口に合わないって、けっこうシンドイですよね、そしてテンション下がります。たとえば、回転寿司で聞き慣れないネタがあったので食べてみたら、予想以上に脂っぽくてシンドかったとか、カフェで新商品のドリンクを飲んでみたらあまりの甘さに脳が揺れたとか。

 

 

そんなシンドイ状況に、そんなテンション下がる状況に、お連れ様を誘いたいですか??

順調に流れてたふたりの時間、たったカクテル1杯に邪魔されたいですか??

 

 

バーテンダーはお客様からカクテルの味を聞かれたら、懇切丁寧に説明をさせていただいております。たとえば、「バレンシアってどんなカクテルですか??」とお客様から聞かれたら、「アプリコットのお酒とオレンジジュースのカクテルです。けっこう甘いですけど美味しいですよ!!」と答えます。アプリコットリキュールは糖度がかなり高めなので、「甘くて美味しい」という説明だとやや●●ウソになるんですよね。間違ってるわけじゃないんですけど、感覚的には「甘い」よりは「けっこう甘い」の方が飲んだ時の感想に近いかなと思っていつもこう説明してます

 

 

あと、名前はカワイイのにアルコール度数が高めなカクテルも多いです。たとえば「ホワイトレディ」。「白い貴婦人」と名付けられたこのカクテル、アルコール度数は30度弱です。めちゃくちゃキツイです。強いお酒が苦手な方が飲めば一撃ダウン必至です。

 

 

アルコール度数を知らずにオーダーし、届いたカクテルが劇的アルコール強めだった時、世界のオワリを感じます・・・。

関連記事:何も知らずに名前だけでカクテルをオーダーするとほとんどきついカクテルしか出てこない説

 

 

まとめ

「何味かわからないカクテルならバーテンダーに”絶対”聞きましょう」というお話をさせていただきました。

 

 

・口に合わないお酒を飲むことはデートでいちばん不要なこと

・口に合わないお酒だった時、シンドイしテンションが下がる

・バーテンダーは懇切丁寧にカクテルの味について説明をしてくれる

・カワイイ名前のカクテルの中にはアルコール度数が高いものがけっこうある

 

 

 

バーテンダーは、カクテルの味について質問されることに慣れています。なので気軽に聞いてほしいです。そして、何味のカクテルかあなたが知らないことは何も恥ずかしいことでもありません。むしろ、「カクテル、よくわかんないからバーテンダーさんに聞いてみるね!!」くらいのノリの方が、女性も気楽に楽しめると思います。「あ、バーに来る人でも別にカクテルに詳しくなくてもいいのね!!」くらいな気持ちになってくれるでしょうから。逆にあまりにカクテルに詳しい人と一緒だったり、なんとなく知ったかぶりしてる人と一緒だと、「あ、バーに来る人ってみんなカクテルについて詳しいんだ、やっぱり。ワタシなんて来てよかったのかな・・・」なんて不安をも抱かせてしまう可能性さえあります。

 

 

楽しいステキな夜は1杯のお口にピッタリ合うカクテルが背中を押してくれます。

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。