人が不安な気持ちになってメンタルがやられるたった一つの理由

Sad woman in dark room. Depression and anxiety disorder concept
人生哲学的なやーつ

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

なにかに不安な気持ちになって「どうしよ・・・」となった経験ってありますよね。たとえばテストの点数が悪くて単位を落としそうになった時とか、詐欺にあって高額の請求がきた時とか。

 

 

で、どれもこれもたしかに自分のメンタルを揺さぶる要素としてはかなりの力を持っている事象ではあると思うんです。僕も単位を落としそうになったことがあるし(実際に落としたこともあります笑)フィッシング詐欺に遭ったこともあります。その時は「どうしよ・・・」と不安に駆られまくりました。

 

 

が、ぶっちゃけ本当に不安を感じてメンタルがやられる理由ってひとつだけなんじゃないかと思うんですよね。その理由は「自分の時間を持て余してるから」です。

 

 

どういうことかというと、「どうしよ・・・」とか考えるだけの時間があるからメンタルがやられるところまで自分の芯に響いちゃうってことです。

 

 

「どうしよ・・・」って不安を感じている時間って正直無意味ですよね。なにも解決しないし。あまよくば解決策のひとつでも頭に浮かべばラッキーかなくらいなもんです。そして「どうしよ・・・」ってずーっと考えてしまうのは起きたことの重大さもひとつの考えてしまう理由であることは当然ですけど、単に「どうしよ・・・」って考えられる時間があるからですよね?つまり時間を持て余している証拠ってことです。そして結果、考えすぎてメンタルがやられるって構造。あれやこれやと悪い想像が膨らみすぎて現実に起きていないことまで考えちゃうっていうか。

 

 

極端に言えば、もしテストの点数が悪くて単位を落としそうな時に死ぬほどお腹が痛かったとしたら「単位どうしよ・・・」なんてきっと考えられないですよね?「トイレ・・・トイレ・・・」ってなると思います。つまり、単位のことを一瞬でも忘れるんです。ずーっと考え続けてきた時間が一旦終わるんです。

 

 

不安を感じてメンタルがやられるタイプの人って日常の中で「勉強だけが楽しみ!」「仕事だけが生きがい!」「彼女だけが生きる理由!」みたいな過ごし方をしているんじゃないかなって思います。「誠実」「愚直」「ストイック」なんて言葉に置き換えることもできますね。

 

 

一本道を歩いているとその道が封鎖されそうな状況になった時に「どうしよ・・・」ってなると思うんです。一本道には一本道の良さがもちろんあるんですけど、仮に自分のメンタルがやられそうになるシチュエーションに遭遇してしまった時ってけっこう危ない、だって逃げ道がないんですから。逃げ道がないってことは今まで歩いてきた道をどうするかってことしか考えることができない、つまり「ほかの道を探すことを考えることが難しい=自分の時間を持て余すことになる」んです。

 

 

僕は不安を感じてメンタルがやられそうになった時にはさまざまなことを試してきました。「ひたすら走る」「ベロ酔いになって寝る」「本を読む」「ブログに書きなぐる」などなど。どれが一番不安から距離を取ることができたかと聞かれれば答えは出ませんでしたけど、とりあえずあれもこれも試しているうちにどんどん時間が経って何日か経ったら冷静にその不安の素と向き合えてきましたね。

 

 

不安は根本的に解決すればいいってわけじゃない。一旦距離を取ることで勝手に解決したみたいになることもある。

 

 

ちょっと僕の心臓が揺れる出来事が重なったので殴り書きました。

あ、やっぱこうやって文を書くだけでもどんどん気にならなくなる!笑

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。