「ソムリエ試験の勉強でまず始めにやるべきことは??」

ソムリエ試験談話

こんばんは(*^-^*)西舘です。

 

 

これからソムリエ試験の勉強を始めようとしているあなた。ワインの知識ほぼゼロの状態からソムリエになるシンデレラストーリーを完結させるため、それなりの勉強が必要なことは覚悟の上。本気を出して取り組むことを心に誓っていました。

 

 

あなた:「私はソムリエになる!!決めた!!!絶対になる!!」

 

 

ただ、

 

 

あなた:「いったい全体何から勉強すればいいかわからないわ・・・」

 

 

手元に届いたソムリエ試験教本のあまりの分厚さと重量にドン引きなあなた。この一冊をすべて覚えきるなんて無理ゲーもいいところ。そして、何から覚えるべきなのかもまったく教本には書かれていませんでした。

 

 

あなた:「ワインの種類??作り方??ブドウの種類??国ごとの特徴??もうわけがわからないわ(;”∀”)」

 

 


何事もそうですが、知らない世界を勉強する時っていったい何から手を付けていいのかわからないものですよね。そして、ワインの世界はその代表格と言っても過言ではないくらいに膨大な情報量がある世界。手当たり次第に勉強し始めて挫折した人も多数いらっしゃることと思います。

 

 

そんな、未来のソムリエを目指す方のお悩み、僕が一瞬で解決させていただきます。

 

 

ってことで現役BAR屋で、ソムリエ試験の一次試験に二度も合格した(←二次試験は二度とも落ちましたけど。イェイ(*^-^*))僕が「ソムリエ試験の勉強でまず始めにやるべきことは??」というご質問にお答えします。

 

 

ソムリエ試験に合格するためには、とにもかくにも一次試験を通過しなくてはいけません。そして、一次試験は筆記です。暗記です。記憶勝負です

 

 

てなことも踏まえて、一次試験合格へ向けたお話しです。では!!

 

 

「ソムリエ試験の勉強でまず始めにやるべきことは??」

結論から申し上げますと、「フランスについて片っ端から勉強せよ!!」です。

 

 

あなた:「フランスだけ勉強すればいいんですか!?」

 

 

そうです。まずはフランスだけ勉強すればいいです。他の国のことや他のジャンルについては一切考えなくて大丈夫です。

 

 

なぜ僕が「フランスについて片っ端から勉強せよ!!」と言うのか。その理由は、「フランスはワインの勉強をする上での『型』であるから」です。

 

 

『型』っていうのはですね、何をどう勉強すればいいのかわからない人にとっては最初にインストールしておくべきものです。その『型』通りに勉強すれば他の国のワインについても覚えることが可能になりますし、もし他の国の勉強をしている時に躓いたとしても、『型』であるフランスに戻ればいいので。

 

 

たとえば、フランスのワインを勉強する際に覚えることはザックリと以下の点です。

 

 

・ブドウ品種

・生産地域

・気候

・ワインの種類(赤、白、泡など)

・ワインの階級

・合う料理

 

 

 

はい、ザックリした部分だけでも絶望的になるくらい覚えることは多いですし、なんだか難しそうですよね??笑

 

 

ただ、上記した項目はワイン作りの主役を担っている国(イタリアやスペイン、日本やドイツなどなど)を勉強する上で必ず勉強しなければいけないことです。なので、まずはフランス全体を勉強して、「なるほど、ワインの勉強はこんなことを覚えればいいんだ!!」という感触を掴むべきです。

 

 

ちなみに僕もソムリエ試験の勉強を始めようとした時、「いったい何から勉強すればいいんだろう・・・」と途方に暮れたものです。ただ、ソムリエの先輩に教えてもらった試験対策本の最初に「フランス概論」みたいなページがあって、「よくわかんないけど、とりあえずこっから覚えていくか!!」と勝手に決めてみたんです。そしたらワインを勉強する上での『型』がそこにあったことに偶然気付いたっていう奇跡が起こったわけです笑。

 

 

つくづく思いますね。「オレ、持ってる!!」って・・・(*^-^*)。

 

 

『型』を知ってからは、どの国の勉強をしても「この地域はフランスの○○みたいな感じか!!」とか、「この品種、フランスにもあったよな!!」とか、「この料理、フランスの○○みたい!!」など、どこか似ている、聞き覚えのある感覚で勉強を進めることができるようになってめちゃくちゃ楽になりました。

 

 

まとめ

「ソムリエ試験の勉強でまず始めにやるべきことは??」という質問に答えてみました。

 

 

「フランスについて片っ端から勉強せよ!!」

 

 

フランスはワインの勉強において必要な要素をすべて兼ね備えている国です。そして、ワインを勉強する上で確実にインストールしておくべき『型』を知ることができる国でもあります。

 

 

僕が一次試験に合格できたのは、まず始めにフランスについて勉強したからだと自信を持って言えますね。じゃなかったら何をどう勉強すればいいかわからずに知識が点在してた可能性があるんで。

 

 

これからソムリエを目指す方々、心から応援してます。

 

 

おわり。

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yuki_nicccy

札幌の「BAR PENCIL VANI;LLA」代表。 1985年生まれ。21歳の冬にBAR屋の職に就き、現在まで延べ10万人以上のお客様と接する。 趣味は「楽しくお酒を飲みながらさまざまな人と話すこと」「読書」「カフェで引きこもること」「北海道コンサドーレ札幌の応援」。